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暮らし発見

もうすぐ満開!桜の絵本を4歳娘と読む。

  • TB niki

2024.03.28

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保育園からの帰り。

4歳の娘と毎日通る、桜並木の道。

今の時期は、ふくふくと芽が大きく育っていく様子がわかりやすく、楽しく観察しながら帰っています。

ここ数日はもう、今にも咲きそう!

ということは。

「娘に、そろそろあの絵本…」

と、お休みの日、本屋さんへ買い求めに行った桜の絵本。

ご紹介させてください。

さくら

「かがくのとも」シリーズから出ているこちらの絵本。

むかし読んでとても感動して以来、ことあるごとに身近な人にお薦めしてきました。

内容はというと、、

「桜の1年の様子が描かれています」。

この説明だけなら、教科書や図鑑でもじゅうぶんでしょ、とお思いになるかもしれません。

でも、それだけでは全然説明が追いつかない!

まず、言葉が本当にきれい。

文章の長谷川摂子さんは、もう亡くなられていますが、絵本作家さん。(しかも大御所の、というイメージ)。「かがくのとも」の好きなところは、その道の専門の方が文章を書いているパターンと、ちゃんと専門家の監修を受けたうえで、詩人や作家などが文章を書いているパターンとあるところ。

この『さくら』に関しては、後者のパターンなんですよね。

桜の1年をこんなにドラマチックに言い表せるんだなあと。

私はすぐ感動してしまうタチなので(笑)、最初のページと最後のページの文章を読むともう、胸がいっぱいになって泣きそうになっちゃう。

もうひとつ、好きなところを挙げると。

桜の絵本というだけあって、読むのはやっぱりその季節の頃かな?と思いがちなのですが、前述したように、描かれているのは「桜の一年」。

つまり、どの時季に読んでも、そのときの桜の様子と重ね合わせて読むことができるのです。

桜は花が咲いたときだけが主役じゃないよ。

春夏秋冬、こんな風に生きているんだよ。

そう言われているような気がします。

娘も気に入ったようで、毎晩読んでと持ってくるので心の中でガッツポーズ。

そして、桜の下を通るたびに「私はソメイヨシノ!(原文ままではありませんが、そんな感じの文があります)」と言うのがルールみたくなってきた最近です。

満開まであと少し🌸

楽しみです。

TB - niki

パート / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー

38歳/夫・娘(4歳)・息子(1歳)/手づくり部・料理部コーヒーが好き。ミルクティーも好き。掃除は好きだけど片づけは苦手。手紙部部員。都内の雑貨屋さんや本屋さんなどを巡る休日も好きですが、海や山で過ごすのも大好き。いつも気持ちの良い場所を探しています。日記をつけはじめて1年。なるべく楽しいことを書き残したいので、いいこと探しを心がけるようになりました。昨年まで10年ちょっと、本(特に児童書)に関わるお仕事をしていました。絵本ラバーです。

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