今年もサンタクロースが倉庫をのぼる季節がやってきました。
海に浮かぶクリスマスツリーにも灯りがつきました(その様子は後日改めてご紹介したいと思います)。
この姿を見ると今年ももうすぐ終わるんだなと一気に年末を感じます。
そしてちょっと焦ります。毎年あっという間に過ぎ去ってしまう12月。
1日1日を大切に過ごしたいです。
さて今日は読書といっても絵本の紹介ですが、大人にもファンが多いヨシタケシンスケさんの3冊を紹介します。
「おしっこちょっぴりもれたろう」
ヨシタケシンスケさんの本、我が家の1冊目は「おしっこちょっぴりもれたろう」でした。
ヨシタケさんの本は自分の子どもにはまだちょっと難しいかなと思い、あまり手に取っていなかったのですが、息子がおむつが外れて以降、パンツにちょっとだけシミをつくることが何度かあり。笑
本屋さんでこちらを見つけたとき「これ〇〇(息子)じゃん!」と思わず購入した「おしっこちょっぴりもれたろう」。
いつもトイレに失敗してパンツに少しもらしてしまう男の子が、実は自分の他にももらしている人がいるんじゃないかと探しにいくという物語です。オチはくすっと笑えます。
この絵本を読んで、ちょっぴりもらすのはみんなが通る道なのかと心が軽くなり、息子がちょっともらすと「あ!もれたろうだ!」と可愛くさえ見えるように。
今までなら少し責めていたところを気を張らずに笑いながら注意できるようになりました(ヨシタケさんありがとうございます)。
そう言いつつもやっぱり早めにトイレに行って欲しいですが。
でもいつかもれたろうじゃなくなった時、ちょっと寂しく思うんだろうなとか考えてます。親って勝手です。
「あつかったらぬげばいい」
2冊目に購入したのは「あつかったらぬげばいい」。
まだちょっと早いかなと思いつつ、大きくなったら読めるかなと購入したこちら。
見開きで左ページに「〜だったら」、右ページに「〜すればいい」と構成されていて、毎回イラストが可愛くて、文章も短くさくさく進んでいくので、とても読みやすいです。
一緒に読んでみると、全ての意味はわからなくても理解できるところは声を出して笑ってくれました。
赤ちゃんのイラストが出ると「あ、これ〇〇(妹)だね」とかパパのような人物が出てくると「パパだ!」と笑ったり、「なんかおもしろーい」と言って何度も読んで楽しんでいました。
成長してより深く理解できる部分が増え、自分なりに解釈してくれるのもこれからの楽しみです。
1つのことに固執しなくても道はほかにもあるし、自分が嫌だなと思うことは服を脱ぐようにその場に置いてきていいよといったように少し深呼吸させてくれる、凝り固まった考えを転換させてくれ視野を広げてくれるような一冊です。
「メメンとモリ」
3冊目は今年5月に発売された「メメンとモリ」。
こちらはヨシタケさん初の長編絵本とのことです。
「メメント・モリ」とはラテン語で「自分はいつか必ず死ぬことを忘れるな」という意味だそう。
絵本ではメメンとモリの2人が身近な出来事をきっかけに生きることについて考えます。
「人は何のために生きているの?」といった誰しもきっと一度は考えるテーマをヨシタケさんならではのイラストと言葉で綴っています。
足元にある小さな幸せに気づかせてくれるような言葉がたくさんあり、人それぞれの生き方を肯定してくれているようで心がほっこり温かくなります。
その人の立場や読む時の状況などによっても捉え方が変わってくるかもしれません。
何度も読み直したくなる、子どもが大きくなったときにプレゼントしたい本です。
どれもぱらぱらっとめくるだけでも可愛いイラストとヨシタケさんの優しい言葉が癒してくれます。
ちょっと疲れたときなどに温かい飲み物片手に読んでみてはいかがでしょう。
024 - kano
事務職 / 北海道 / LEE100人隊
35歳/夫・息子(4歳)・娘(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/北海道の南の方で育ち大学進学にて上京。その後また地元に戻り暮らしています。料理すること、食べること、食事に合わせたお酒を飲むのが好きです。田舎で暮らし、四季折々新鮮なものを食べられる贅沢を日々感じています。ゆったり穏やかに日常を大切に、自分らしく自然体でいられるよう日々過ごしています。コスメ、ファッション、読書も好きです。身長166cm。
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