あっという間に今年も残り1か月・・・!
毎週本屋に行き、本をチェックしているのですが、今月は新書でぴんとくるものが少なく、図書館で借りたものが多かったです。
一汁一菜でよいという提案
先月読んだミニマルライフの中にでてきて気になっていた「一汁一菜」。一汁一菜の提唱者料理家土井善晴さんの本です。一汁一菜だけではなく、料理をするとはどういうことか、食事とはどのようなものか、、、食について深く書かれている書籍です。生まれてから毎日欠かさずしている「食事」。日常すぎて深く考えたことがあまりなかったのですが、「見返りを求めない家庭料理は、命をつくり仕事」という言葉や「家庭料理はアイデンティティを作り人を幸せにする力を持つ」という言葉心に留まりました。だからこそ毎日の家庭料理は、もっと簡単で良いということです栄養満点で簡単、日常は本当にこれだけでも良いなと思いました。料理が辛い方にまず読んでもらいたいなと思います。
アフロえみ子の四季の食卓
一汁一菜の本をもう1冊読みました。土井善晴さんの本は一汁一菜の基本的な考えの内容が多いのですが、こちらは一汁一菜を楽しむ実践的な内容が多いです。アフロえみ子さんは家電もモノもない究極なミニマルライフをおくっている方なのですが、便利ではないけれどもとても豊かな食生活を送られているな、、、と思いました。
季節折々の旬の野菜を食べながら、冷蔵庫やレンジがないならごはんはチャーハンにしてしまうという色々なアイディアを駆使して、一汁一菜を心から楽しんでいて、旬のものをとことん楽しむ、美味しそうなレシピが多かったです。
31歳、夫婦2人、月13万で、自分らしく暮らす
ミニマリストのなにおれさんの著書です。なにおれさんは、会社員生活が嫌すぎて、会社をやめて暮らすためにはどうすればいいか突き詰め、月13万生活に落ち着いたそうです。単なる節約本ではなく、月13万円でも豊かに幸せに暮らすヒントやマインドについてかかれています。中でも、やりたいことや好きなことを仕事に、、、ではなく、やりたくないことを考えて、どうしたらやらなくてもいいか考えるという考えが逆の発想で面白かったので、やりたくないことリストを作ってみました・・・!やりたくないことって割とスラスラできくるので、思考の整理に良いですね。なにおれさんは北欧のヒュッゲの考えを取り入れているところも素敵です。
本日はお日柄も良く
久々に小説が読みたい気分で、こちらを読みました。お勧めされて読んだ原田マハさんの本がとても面白く、こちらも読んでみたい!と思いました。
原田マハさんは絵画や作家に関する本が多いイメージですが、こちらはスピーチを題材にした話です。幼馴染の結婚式で感動するスピーチを聞き感動した主人公が、スピーチの世界に足を踏み入れ、言葉で色々なことを変えていく、、、話です。改めて「言葉」の力ってすごい。言葉は人を感動させることもできるし、人の人生を変えてしまうこともある、誰でも使える魔法のような力だと改めて思いました。小説の中で良い言葉にも出会えました。
「困難に向かい合ったとき、もうダメだと思ったとき、想像してみるといい。
三時間後の君、涙がとまっている。
二十四時間後の君、涙がかわいている。
二日後の君、顔を上げている。
三日後の君、歩き出している。」
いつまでも悲しみに浸っているのではなく、立ち直ることができる。辛いときに思い出したい言葉です。マイノートにメモしました。
Meguro’s SIMPLE STYLE MEMO
名物プレス目黒さんの本です。LEEでもよくお見掛けして素敵だなぁ・・・!と思っていました!熟読してみて、目黒さんがおしゃれな理由がわかった気がします・・!
目黒さんの服選びは
・シルエットやラインが美しいもの
・適度な肌みせで女性らしい
という共通点がありました。
でもなによりも、自分に似合うものがよくわかっていて、自分なりのマイルールがあることがおしゃれのコツだと思いました。流行や憧れではなく、自分が主語で選ぶこと、自分なりのルールがあることは服選び以外でも自分らしく幸せに生きるために大事なこと。以前パーソナルカラー診断はしたことがあって、とてもよかったのですがもっと自分を知るため骨格診断もいずれやりたいな・・・と思いました。
ヒュッゲ本
北欧こじらせ日記を読んでから、北欧の「ヒュッゲ」に興味を持ち図書館で数冊借りてみました~。
なかでもデンマークの生活に関する本が面白かったです。
デンマークは、幸せな国で名高いですが、実は自殺者の多い国でもあるそうで、おそらく日照時間が季節によって8:00~15:00のときもあるくらい、日照時間が短いことが自殺者が多い理由に関連しているそう。だからこそデンマークでは家時間を充実させるため家具にこだわってみたり、キャンドルをともして家族でゆっくり過ごす時間を大切にしているようです。北欧の暮らしの本を数冊読んで思ったことは、「自分にとってなにが大事か」をみんな知っていて、それ以外のことに労力を注がず、その大事なことに、本当に大事にしているということ。日々仕事、家事、子育てに忙しいですが、手帳も新しくしたし、来年は北欧のヒュッゲのように時間に追われるのではなく、「自分のとって大事」なことに気持ちや時間、お金や労力を使いたいなと思いました。
来年度の手帳について書いたブログ↓
衣食住、色々な方面からシンプルライフが気になった月でした。最近は頭の中か忙しすぎてぼーっとすることなく、仕事、子育て、暮らしのこと、家事のこと、、、頭が疲れていたんですよね・・・。本のチョイスが今の心境に表れています、、、。考える、選ぶことは楽しいことでもあるけれど、自分のとって本当に大事なことをじっくり考えられるようにそぎ落としたいな~と思います。
052 - あお
会社員 / 埼玉県 / LEE100人隊
38歳/夫・息子(12歳・6歳)/料理部・美容部/人と話すこと、人と関わることが好きです。仕事も「人」にまつわるお仕事。平日は質素に暮らす、土日はていねいに暮らすことを心がけています。整理収納アドバイザー1級の資格、FP資格有。インテリア、読書、おしゃれが好きです。身長154cm。毎月読書ブログUPしています。
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002 みなっこ