久しぶりの投稿になってしまいましたが、
LEEもよりオシャレで素敵なサイトに
生まれ変わりブログを書くのもワクワク
している015ユリです。
先日、奈良の実家に帰るついでにずっと
気になっていた蕎麦屋「玄」に足を運ん
できました。
超有名店。蕎麦屋「玄」
奈良にある「玄」というお蕎麦屋さんを
ご存じでしょうか?
歌舞伎役者の市川團十郎(海老蔵)さん
がお父様から「日本で美味しいと思った
お店が2店ある。ぜひ、行きなさい」と
言われた1つが玄でその美味しさに感動
してリピートしているとか。
松任谷由実さんが雑誌の取材で「死ぬ前
に食べたい一食は?」と聞かれて玄のお
蕎麦と答えたとか。
文化人や著名人がお忍びで通う超名店
なのです。
1日に作ることのできるお蕎麦が決まっ
ているのでなかなか予約がとれないと
聞いていましたが、今回運良く、2名分
最後のお蕎麦を予約できました。
ならまちにひっそりと。隠れ家的蕎麦屋。
奈良公園のはずれにある「ならまち」界隈
にある玄。私も地元なので、地図を見ると
場所はこのへんだよねと分かったつもりで
いましたが、実際行ってみると、とっても
分かりにくいまさに隠れ家的な場所に
あります。
駅からだとJR・近鉄奈良駅からもかなり
距離があるので、タクシーで行くことを
オススメします。
(近鉄奈良駅から歩けなくはないですが、
15分以上はかかるでしょう・・・)
お店の入り口。
建物は奈良を代表する清酒「春鹿」の
創業今西家の別宅だそうです。
撮影許可いただきました。ありがとうございました。
どこか渋さを感じさせる受付が
お出迎え。
玄関にある蚊取り線香も本の形を
していてとても趣があってかわいい♡
お座敷はこんな感じ。お庭も見えて
古都の奈良らしさを味わえます。
席につくとでてきたのは手ぬぐいの
おしぼり。奈良の名産「白雪ふきん」
かな?白いお手拭きじゃなくてこういっ
たちょっとした気遣いがさすが
ミシュラン1つ星です。
お蕎麦は「せいろ」と「田舎」から
選んでオプションとして「おろし」や
「山かけ」を追加で選びます。
今回、せいろと田舎を2人前ずつ、
出汁でシンプルに頂くことにしました。
まずはせいろそばをいただきました。
玄のお蕎麦の特徴は石臼で挽くつなぎを
使わない十割そばで驚くほど細い!
食べ方はお塩のみでシンプルに。
その後、出汁で頂きます。
一口めで出てきた言葉が・・・
「お蕎麦ってお塩だけでこんなに
美味しいの!?」
個人的な感想ですが、
シンプルだからこそ味の上品さがそのまま
伝わってきて今まで食べたお蕎麦とは
まるで別格です!
小さい頃はあまりお蕎麦が好きでは
なかったのですが、高校生の頃、
兵庫県の蕎麦の産地「出石そば」を
食べて「お蕎麦ってこんなに美味しい
のか~!」と感動したことを思い出し
ましたが、今回それを上回りました。
右手の写真にちょこっと添えてある
お漬物を注文してみましたが、お漬物
なのにこちらも本当に美味しい・・・
そして、お次はいなかそば。
いなかの方は蕎麦の実を外殻のついた
まま石臼で挽いているので、せいろ
より少し黒っぽい姿です。殻付きなので
蕎麦本来の風味がしっかり感じられます。
薬味はからし大根。
この大根も水っぽさがなく、とっても
美味しいんですね~。ちなみに、2種類
の大根をミックスしているそうですよ!
蕎麦豆腐も注文してみました。
そして、ウニのせ蕎麦豆腐。
スプーンがとってもおしゃれじゃない
ですか!?お味も豆腐自体はあっさりと
していてウニとのコラボが絶妙で
たまりません!
最後はお馴染みの蕎麦湯を楽しみます。
この蕎麦湯も他で飲む蕎麦湯と違って
ドロッとしていますがまろやかで
初めて体験する味わいでした。
と、さっきから「美味しい」しか言って
いない気がしますが、お蕎麦だけでなく
塩、薬味などそのすべての素材が本当に
良いものを使っているんだろうなという
のが伝わってくるほど、何を食べても
絶品でした。
想いの詰まった調度品たち
ちょうど私達が最後のお客さんだった
ようでお店を閉める準備をしていた
ご主人に色々と案内して頂きました。
1つだけあるテーブル席の個室。
ここだけちょっと洋風レトロなお部屋に
なっています。
テーブル席のお部屋に飾っている絵が
出来上がったいきさつだったり
素敵なステンドグラスは気に入って
買って窓にあてたらちょうどいい
サイズではめてみたとか、お店にある
調度品はお家にある気に入ったものを
飾っていて季節ごとに替わるそうです。
(先ほどの香取線香もお父様が愛用
されていたものだとか)
ご主人のお話を聴くとお蕎麦だけでなく、
お店への想いやお客さんへおもてなしの
気持ちがたくさん詰まっていました。
う~ん、さすが著名人がお忍びで訪れる
のも納得です。
お値段はちょっとお高め
せいろ、いなか蕎麦それぞれ1人前で
1,000円前後、そこへ薬味やサイド
メニューを加えて2人で6,000円ぐらい
支払った気がします。
お蕎麦にしてはお高めかもしれませんが、
その価値はあるしぜひリピートしたいと
思わせてくれる「玄」でした。
お蕎麦好きな方は奈良に行った際は
ぜひ、お立ち寄りください♪
015 - ユリ
会社員 / 京都府 / LEE100人隊
41歳/夫・娘(0歳)/手づくり部・料理部・美容部/京都や奈良をお出かけしたり、おいしいものやファッション、インテリアが大好きです。最近は、副業として少しずつですが、華道をしていた経験を活かして、おうちで生けるフラワーアレンジを教えはじめました。アラフォーになっても仕事、家庭、趣味をバランスよく楽しんで過ごすことを心がけています。LEE100人隊2年目は、もっとたくさんクリップをあげていきたいと思います。
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ユリ