こんにちは。
沖縄在住さんぽです。
先の日曜日、うるま市にあるファーマーズ、
うるマルシェで『麦うまちー』が開催されました。
麦うまちーとは
『麦うまちー』の「うまちー」とは「おまつり」のこと。
琉球王朝の時代から、沖縄では、豊作を祝い、自然(神)に感謝し、
祈りを捧げ、家族や隣人の健康を願ってきたそうです。
この「うまちー」の主催は、沖縄県麦生産組合。
2015年に県内の農家約10人により、
沖縄県の麦栽培の文化を復活する目的で結成されました。
数々の課題がある中で、農薬・化学肥料不使用のオーガニック農法での麦栽培に挑戦し、
「島麦かなさん」を商品化したのが、2019年のこと。この小麦粉は、金月そばをはじめ、今では、沖縄本島各地で、広がりを見せています。
さて、話をうまちーに戻します。
『むんじゅる笠~瀬底島の笠~』という映画上映もありましたが、今回は断念。
飲食店のテントを見てまわります。
沖縄県産小麦の食べ物が大集合
パンにピザに、ビールに麦コーヒー、そして沖縄そば。
たくさんの美味しい県産小麦を使ったお店が一堂に介しているのも、麦うまちーの魅力。
まずは、キッシュとクロックムッシュを購入。
キッシュって食べ物の、お洒落感に私は弱いんです。
なんと!あの店がここにも!
八重瀬町のイチオシのパン屋 boulangerie enneさんも発見!!!
こんな遠くで、地元の愛すべきパン屋さんに会える幸せ。
全沖縄の人々に知ってもらって羽ばたいてほしい気持ちと、
八重瀬町から離れていかないでね、という気持ちが鬩ぎ合います。笑
県産小麦を使ったenneさんのバケットとクッキーは、翌日のブランチに。
小麦本来の香りがしっかりと、
鼻に抜け、噛めば噛むほど美味しいと感じました。
沖縄と麦 麦と沖縄
想いをこめて育てられた県産麦が、
様々に形を変え、存分に良さを引き出されて、
私たちの口に入り、身体になっていく。
または、誰かの手仕事を経て、モノが生まれる。
とても壮大で、素敵で、かっこいい、沖縄の麦の物語。
また、来年のうまちーも、楽しみにしています。
(主催者様・出店者様より、掲載許可をいただいています)
さんぽ
主婦 兼 ヒンメリ作家・整理収納アドバイザー / 沖縄県 /
40歳/夫・息子(6歳)・娘(1歳) /手づくり部・料理部/神戸出身。大学を機に上京し、そのまま就職。人生ほぼ仕事の時期を経て、沖縄の人と結婚、退社、沖縄移住。田舎で子育てしながら、のんびり暮らし。好きな場所はファーマーズ。珍しい野菜や果物を見つけると、買わずにはいられない。丁寧な暮らしに憧れつつも、現実はいいかげん。でも、日々、家族と自分の「心地いい暮らし」を追求中。近年は庭造りに夢中。モットーは無理せず、背伸びせず。好きなことだけして生きていく。
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