皆さま、おはこんばんちは!
4月号掲載の【思い立ったがクローゼット整理日和】(P154~)で、
幸運なことに林智子先生にクローゼット整理をしていただきましたむぎちゃんです。
こちらの企画の募集があったとき、まず
「ぜひお願いしたい」
「いや、絶対にお見せできない」
という相反する感情が湧いてきました。
私は日々、使いにくいクローゼットに悩んでおり、いつも頭の片隅には
「あそこを何とかしたい‥何とかせねば‥」という思いがありました。
でも、クローゼットを公開するって何だか裸になるような恥ずかしさ‥笑
それに@home LEEで見る皆さまの、モデルハウスのような美しいお家。
一方我が家は築年数=私の年齢くらいの昭和感満載の社宅。
そんな我が家に取材…?!?!
どうしよう…?としばし悩み、娘に相談。
そうしたら
「うちの収納ってクローゼットていうか、まず押し入れじゃん?
ちょっと手を入れたらきれいになりそうなお家が取材対象になると思うからうちは選ばれないでしょ〜!」と言われ‥笑
本当にその通り!
それだったら選ばれる確率はかなり低いのだし、悔いのないよう思い切って応募しちゃおう!と思ったのです。
(私の今年の抱負は「整える」だったんです!)
そんな風に私のクローゼット整理物語は始まりました。
「そこには何が入っているんですか?」
まずは我が家の現状をお伝えするため、私がスマホのカメラで引き出しを映しながらオンラインで先生と編集部の方と打ち合わせをしました。
「そこには何が入っているんですか?」そう聞かれた時、なぜかギクリ‥としました。
だって、カテゴライズできていないものがひとつの引き出しに収められているんです。
「ええっと、使っていないバスタオルと子供のおねしょ防水シーツと、あとは季節外の子ども服ですかね‥‥」のような調子。
その時点で先生からは
「おねしょシーツってまだ使います?もしかしたらそれもういらないかもしれないですね?」と言われ、
ほんまや!!!!私って一体!?!?となりました。
収納をカテゴライズできていないと、不要なものを所有していること自体に気が付きにくいという事実。
そして、このおねしょシーツに象徴されるように、私に与えられた最初の課題はこれでした。
ドドン!
赤ちゃんだった子どもとお別れする
ずっと小さい赤ちゃんと思っていた末っ子も、もうすぐ5歳。
目の前の子どもが大きく成長してきているのに、小さくてかわいかった頃の記憶にしがみつき、それがストッパーになりモノが滞っていたのです。
子どもが自分で身支度ができる年齢になっているのにも関わらず、仕組みを変えていなかった怠慢を反省。
クローゼット整理をきっかけに三輪車や抱っこ紐、大物オモチャなど思い入れがあったものも手放すことができました。
私の場合、モノが捨てられない理由は「整理整頓が苦手」なだけではなく「気持ちの問題」が大きいと気付かされました。
新しい自分のコーナーを見て「おかあさん、ありがとう!!」と満面の笑みの息子。
手持ち服を一ヶ所にまとめる効果
今まで私の服は家中の色々な場所に点在していました。(コートやバッグは玄関、丈の長い服は洗濯干しスペースを利用して収納など)
ですが、今回新たにラックを設置して一ヶ所に全てをまとめることを提案していただき、さっそくその効果を実感しています。
まず、以前よりコーデを考えることが楽しめるようになりました。
新しい服を買っていないのに組み合わせを変えると「そのスカートかわいい!そのピアスいいね!」などと周りから声をかけてもらうことが増え、それは嬉しい驚きでした。
次に、持ち物の絶対量を把握することで2軍(外出用から部屋着に降格した服たち)を手放せば1軍を買い足しても良いという事実がわかったことは大きな気付きでした。
「持ち物は少なく!」に固執しすぎて「買わない、捨てない」ばかりで楽しむことを忘れていました。
モノを巡らせることは必要なことであり、楽しんでいいことなんだ!
捨てること、買うことに罪悪感は感じなくて良い。
だって生きている限り、自分も必要なモノも変わり続けるのは当然のことなのだから。
そんなこんなで、この春は欲しいものを考えることにワクワクしています。
ショッピングには買い替えたい服を着て行く
先生と服の仕分け(いる・いらない)をしていたときに
「これはよく着るんですけど、あんまり気に入っていないんです。」
「これは気に入っているんですけど劣化が気になっているんです‥」などと、私が呟いた言葉に先生がズバリお答えくださりました。
「どちらも着ているんですよね?そしたら捨てなくていいです!
まず買い替えリストに入れてください。
そして、これを着て代替品を探しにショッピングに行って下さい」と。
その理由は
●その服に合わせたいアイテムを既に身につけているので代替品が見つけやすくなる
●丈感やシルエット、色味などを実物と比較できる(記憶は意外と曖昧で、これくらいの丈だったかな〜?など、不安になると選びにくい)
●店員さんに「これの代わりを探しているんですが‥」と伝えることもできるので提案もしてもらいやすくオススメとのことでした。
そして、代替品をゲットしたら、お疲れアイテムを手放すという流れが良いそうです。
また、欲しいアイテムが決まっている場合はどのお店にそのアイテムがありそうか下調べをしておき効率的に周るのが良いと教えていただきました。
目的のものと違うものを買って帰って来ちゃった!なんてこと、結構ありますよね?笑
皆さんもぜひ先生の技をお試しくださいね!
まとめ
今回の片付けを通して、生活に直接影響が出ていなくても、
「あそこに使っていないものがあるんだよな‥」と考えること自体が、自分にとってはストレスだったことに気が付きました。
(押し入れの奥に眠っていたストーブを捨て、かなりすっきりしました!)
我が家はいつ転勤になるかわからないこともあり、仕分けはすでに終わっていていつでも箱詰めできる!という状態が精神的にベストなのです。
これを機に全ての収納スペースの中身を見直し、たくさんのモノを処分しました。
(話が逸れますが、書類整理の際に出てきた自分の過去4年分の健康診断の身長測定結果を見て、ずっと165cmと思って生きてきた私の身長は167cmだったことが判明。思い込みって怖い…と思いました笑)
これからも、増え続けるであろうモノたちと上手に付き合い、停滞しているモノ・思考がないか、それは「今」にフィットしているのかを考える視点を持ち過ごしていきたいです。
この度はこのような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
改めましてLEE編集部の皆さま、林智子先生、関わってくださった全ての方々に心より感謝申し上げます。
むぎちゃん
085 - むぎちゃん
主婦 / 東京都 / LEE100人隊
40歳/夫・娘(13歳)・息子(10歳・6歳)/手づくり部・料理部/2年目隊員になりました。転勤族、古くて狭い団地でも楽しく暮らす♪を目指し、少ない持ち物で自分なりに工夫しながら、ベランダ菜園や季節飾りなど楽しんでいます。刺繍やアロマも好きです。趣味で絵画教室へ通い始め1年半になりました。デッサンを習い、物の新しい見え方に気付けることの喜びを感じています。繰り返しに感じられる毎日の中にも、自分なりの気付きを得ながらブログを書いていきたいです。よろしくお願いいたします。
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