この10年ほど、春のアウターは主に、
・ミリタリージャケット(カーキ)
・トレンチコート(ベージュ)
・デニムジャケット(ブルー)
でした。この中でも最多出場はカーキのミリタリージャケット。10年以上前に購入したもので、とにかくたくさん着ました。
パンツ合わせ◎
ロングスカート 合わせ◎
ボーダー合わせ◎
短すぎず長すぎない丈感、厚さ、軽さ、安定感あるポケット、、とにかく合わせやすくて着やすくてこればっかり。
ボロボロになってもまた同じデザインが欲しい!と思うくらい重宝していました。
ですが、1年前の春、突然似合わなくなったのです。
夫曰く「アラサーみたい」と。
ん??どういうこと?
通訳すると、アラフォーが若作りしてアラサーの格好してる感じとのこと…(ひどいな)
でも言わんとしていることは、とってもわかる。
振り返ってみると、確かに10年前もほぼ同じ格好してました。
コーデは同じだけど、着る私の顔と体型は変わってる。←ここ大事なポイント
そして、ジャケット自体もベーシックながら細身のシルエットが、今の主流のデザインとはちょっと違う。すこーし古く感じるようになったのかな?でも1番は着る私の体型や好みの変化です。
もう少しゆとりがあって、すっきりしたデザインの方が今の私にはしっくりくるなぁと思い、来年は春のアウターを買おうと心に決めていました。
そして迎えた今年の春、購入したのがこちら。(前置き長い!)
Barbour | Bshop別注 BLYTH ショートジャケット
お気に入りのcinchのデニムと。パンツ合わせ◎
パンツにもスカートにも合わせやすいショート丈、カーキのLサイズ(メンズ)を選びました。
微光沢のあるポリエステル素材でとっても軽い。
年齢とともに服の軽さと着心地は最重要ポイントになりました。
インナーにニットを着てもツルンと羽織れるこの素材がとってもお気に入り。(着ながら、あーこれ摩擦で毛玉できそう…と思うとものすごくストレスなのです)
花粉症重症の私ですが、これは花粉もツルンと落ちそう!(完全なる個人的見解)
バブアーファンからするとノンオイル、この素材は邪道だ!と言われそうですが、バブアーに憧れつつ生地感にハードルを感じていた私にはちょうどよい◎
ゴールドの金具、コーデュロイの襟、裏地のチェックがお気に入り。
ちなみにこちら、レディース向けとしてSサイズ、メンズ向けとしてM、L、XLサイズが展開されていました。
私が最初に試着したのはSサイズ。
コンパクトでかわいい。だけど、なんだかしっくりこない。
店員さんに許可を得て写真を撮らせていただき、オットと姉と100人隊の仲良しのお友達に相談(その節はありがとう!)
それでも即決できず、帰宅後改めてオンラインでこのジャケットを見ていると、実は大きいサイズがあることに気づき、後日M、Lサイズを試着。
ほどよいゆとりがしっくりきて、購入に至りました。(とさらっと書きましたが、最近買物に慎重派の私は3回試着しにいき、在庫がかなり少なくなった時点で、これは売切れたら後悔する!と思い購入しました。)
スカート合せも◎(なぜ排水溝の上に立ったのか…)
ちなみにこちら、オットともシェアできます。
オットのほうが似合ってる説もあるとか…いや、そんなはずはない!
30年前の福岡ファッション
私には5歳上と8歳上の姉がいます。
姉たちが10代後半~20代前半(つまり今から20~30年ほど前!)の地元福岡の定番ファッションが、当時からずーっと私の憧れでした。
セントジェームスやアニエスベーのボーダー、スメドレーのニット、ピカデリーのパンツ、足元はクラークスやトリッカーズ。バッグはエルベやイルビゾンテ、フェリージ。
ベーシックで、でも小物や色使いにこだわりがあって、ちょっと上品。
このファッション(とそれをしていた姉たち)にずーっと憧れていて、大人になって真似したものがたくさんあります。
今も私のファッションの基本は、この当時素敵だなぁと思ったものたち。
憧れていたトリッカーズのブーツも実は実家に。
そして、当時8歳上の姉が着ていたのが、Barbourのオイルドジャケット。
大き目のメンズサイズをボーダーに合わせてとにかくずっと着ていた記憶があります。中にニットを着れば風を通さなくてあったかいし、経年変化も楽しめるし、長く着られるんだよーと言っていたなぁ。
当時中学生の私はなんでこんな臭いの着てるんだろう(失礼な!)と思いつつ、その無骨な姿とどんどん出てくる”味”に憧れて、いつかBarbourが欲しい!と思っていました。
30年経って、やっと購入したBarbour。
当時イメージしていたものとは違うものを手にしましたが、これはこれで今の私にフィットした選択かなと思っています。
これから何年もお世話になりたいと思います。
009 emy