受験奮闘記。
2日前に書いた記事を読み返してると、
心のどこかで、
「なんだかんだきっと大丈夫」
と思ってたのかも。
2/1本命校
娘は明るく、いつも通り。
体調も万全。
天気も良い。
次女をばーばに預けて、
いざ!
明るく前向きに緊張せずって思ってたけど、
ここまで緊張することはなく、進んだ。
「なんかいける気がする!」
午前はリラックスして
のぞめた。わりとスラスラとけたと、
明るく話した。安心したぁ。
今日で終わると思った瞬間。
周りは色々な子がいた。
みんなこの日のために、
早い子は3年生から塾に通い、毎日頑張って
きたんだなーと思うと、
胸がぐっと掴まれた気がした。
お母さんやお父さん、たくさんいたけど、
我が子を見守る親の気持ちは共通してるように
感じ、
ソワソワした。
当日20時と、23時に結果がでる。
本人の感触、手ごたえ、
大丈夫な気がした。。。!
いけるだろう、、と。
結果、不合格。
中でも、23時に出た不合格は、
何よりきつかった。
何度か無意識に確かめた。
カチカチ。スマホでも、PCでも。
だけど、不合格。
もう、親としても何とかけたら良いか
わからないし、
ただただ親もショック。
悲しい。悔しい。
だけど、励まさなくてはいけない、
出る言葉はありきたりなものばかり。
「大丈夫、こっからこっから」
「つぎがあるよ」
「きっと縁がなかったんだよ」
そりゃ、模試の結果も届かない、
チャレンジ校。
わかってはいた。
わかってはいたけど、
直前の頑張りでいける!気がしていた。
トイレをあけたら、娘が、目を抑え、
声を出さずに泣いていた。
思いっきり泣けばいいのに。
小さい時みたいに泣きじゃくって
騒いで親をこまらせたら良いのに。
いざ騒げば「もー」ってなる理不尽な親だけど
そんなことを思った。
夜は隣に寝て、
ずーっと背中をさすった。
ずーっとわんわん泣いていた。
私は自然と涙が出なかった。
不思議。
「こんなに泣いたのは初めてだよ」と
小さい声で言って、寝た。
もう体も私と変わらなく大きいのに、
まだまだ子供で少し安心した。
そこから色々考えて、話して、
塾の先生とも面談した。
公立一貫校も受けた。
そちらは自己採点でわかっていたのに
ミスがでて1問なのに25点マイナス(多すぎない?)
それがあればまず合格だっただろう結果。
悔やんでも悔んでも。
叶わないのが、中学受験だと知る。
「ずっと勉強と食べることしかしてない」とポツリ。
いよいよ、2/5。
泣いても笑っても最終日。
結果が全てではなく、
過程が大事なんだけど、
ついつい結果が欲しくなる。
正確には、あげたくなる。
こんなにこんなに頑張ってるから。
この2ヶ月、
大好きな学校や習い事を休み、
ひたすら塾と部屋で勉強。そして、
食べるだけの日々。
もう疲弊している。
もちろん子供も娘も。
だけど、明日午後から学校にいける!
とキラキラしてる彼女の目に、
学ぶことはたくさん。
学校や友達が大好きなんだ。
いよいよ最後の試験。
こんなに頑張っても、
たった15%か20%しか第一志望にいけない。
世の中の中学受験を目指す子達、
心から尊敬する。
朝、6:40に家を出て、送り届けた。
そして、ランドセルを背負い、
5時間目から学校に行った。
そして、最後の不合格。
娘が目指した学校は、
かなり進学校なわけではないけど、
やはり人気があり、
最後は6倍だった。
体からは、もう力が残ってなくて、
寝てしまった。
親も切り替えなきゃ行けないんだけど、
体は正直で、
ショックが大きい。
娘に、
「合格とるために、レベル下げてうけてみる?」と言っても、
「行きたいわけじゃないから、受けない」
「合格なしでもいい」
と言われた。
学校を何日か休んだし、
周りはみんな知っている。
親の心配をよそに、娘はぶれなかった。
まだ繰り上げや、公立合格も可能性は0ではないけど、薄い。
2/7
ランドセルを背負っていく学校はこんなに楽しそうなんだと、朝から思わされる。
次女は本当にねーねと遊べるのが嬉しそうで、昨日の公園にもぴょんぴょん付いてった。
次女なりに、頑張ったみたい。
いつもおちゃらけた次女には、
イライラもするけど、本当に和ませてもらってる。ありがとね。
中学受験とは
家族の戦いで、家族の試練。
親としても心がぐちゃぐちゃになったり、
一緒に喜んだり。
自分じゃどうにもならないことに、何をしたら
良いかわからない。
だけど、体調や予定を自粛したり、
出来る限りやる。
次女が鼻水がたれると普段以上に気を使った。
そして結果は、自分のこと以上に凹む。
親の鍛錬の場でもあった。
私は、今までこんなに挑戦したことあるかな。
と、考えた。
いつも安全な道や、
塩梅な道を選んできた。
傷つかないようにショックを受けないように。
だから、娘にも、
「きっと縁がなかったんだよー」とか、
「やるだけやったよ」とか、
「合わない学校だったんだよ!」とか、
ちょっとでも楽になる言い方をした。
そしたら娘が、
「別に大丈夫。今は凹ませて。その話はもういいよ」と言ってきた。
あ、凹むって悪いことじゃないんだなと、
気付かされた。
真正面からぶち当たり、
木っ端微塵に、砕け散る。
それは悲しいことではなく、
ダメなことではなく、
かっこいいと知った。
最近読んでる長友の著書で、
「場面、場面で考えずに、
ストーリーとして考える」と書いてあった。
いつも色々教えてもらう子育て。
周りに聞かれて平気かな?とか考えてたけど、
そういうことではなかった。
私も娘に恥じないように、
砕け散るのを恐れないでいきたいと、
教訓になった。
娘のストーリーはまだ始まったばかり!
おわり♡
べえやん
グラフィックデザイナー / 神奈川県 /
37歳/夫・娘(11歳・7歳)/手づくり部・美容部/フリーランスでデザイナーをしている小学生の娘が2人いるママです。昔からファッションや美容が大好きで、買い物にもよく出かけます。カフェや雑貨屋さん巡りやホームセンターが好きです。最近はとくにお花にもはまっています。同い年の夫がキャンパーで、よく家族や友達とキャンプやアウトドアに出かけています。小学生それぞれの暮らしや私の好きなものを、楽しく発信しながら、暮らしを楽しんでいきたいとおもっています。身長162cm。
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