暮らし発見

【話題本】子どもの特性=発達障害と向き合うこと

  • ツナ

2023.01.17

  • 12

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こんにちは! 059ツナです。
電子書籍がメジャーになっても、本はやっぱり紙ベースで読みたい派。そして本を買うならネット通販より書店に行きたい派です。
書店独自のフェアなどで、時に思いがけない出逢いができるのが楽しいんです。

今回は出逢うべくして出逢った本の紹介をしつつ、100人隊ラストイヤーにぜひとも書きたいと思っているテーマについてお話させてください。

【おすすめの話題本】
発達障害の人が見ている世界

昨年発売された『発達障害の人が見ている世界』。
発達障害の特性を持つ人、特にADHD(注意欠如・多動症)とASD(自閉スペクトラム症)の人が”見ている世界”について紹介する1冊です。発達障害の人が見ている世界書店でふと手に取ったんですが、とにかく簡潔で分かりやすいんです。

著者の岩瀬利郎さんは、精神科医として今まで1万人以上の発達障害の人たちと向き合ってきたのだそう。
発達障害の人が対峙しがちな困りごとをピックアップし、その理由と対応策を紹介しているのがこちらの本です。

発達障害の人が見ている世界発達障害の人には独特な言動が見られることも多々。ややもすると、周りの人を戸惑わせたり怒らせたりすることがあります。

でもそれは、必ずしも悪気があってのことではなくて。
状況を読んだり他人の気持ちを推測したりする脳の働きが定型発達の人より弱く、それは言わば「脳機能の特性」。注意して簡単に直るものではなく、だからこそ周りの人がアプローチを変えていくことも大切…というわけです。

最近では大人・子どもに関わらず発達障害にまつわる話題が多くなっていますよね。
来月発売されるLEE3月号でも「発達凸凹な子どもとの暮らし」という特集が組まれるようです。でも「発達障害って、授業中座ってられない…とか?」といまいちピンとこない方も多いのではないかな。個人的にはそんな方にこそおすすめしたい内容だと思いました。

親子間をはじめ、職場など人とのコミュニケーションが生じるさまざまな場面で役に立つヒントが見つかるかもしれませんよ◎

「発達障害」と診断されて

私がこちらの本に目を向けたわけ。
それは小学2年生の息子にも発達障害があるからです。
ちなみにここでは便宜上「発達障害」という言葉を使っていますが、私自身はあまり好きな言葉ではなく…。普段は「特性がある」と言っています。

未就園児の頃から気になる点が見られ、保育園年長時に医師から正式にASDとの診断を受けました。
今までのブログでも時々息子のことを「マイペース」「集団行動が苦手」と書いていますが、これ、かなりふわっとした言い方をしています。実際にはまさにカオス。年長~小1の2年間は特に嵐のような毎日でした。
当の息子はあっけらかんと過ごしており、そのひずみはすべて母の元にやってくる恐怖…。


ネタはありすぎるほどありますが、その中から少しでも「有益かも…」と思う情報をお伝えできたら。
というのも、息子のことで悩みに悩んでいたあの頃(今もですが)、私自身ほんのわずかな情報にも救われた経験があるからです。

解決策が見つかるわけではなくても、「苦しんでいるのは自分だけじゃない」と思えるだけで心がほんの少し軽くなるというか。
私も100人隊に入る前、他でもない100人隊の先輩方のブログを読んで「同じように奮闘している仲間がいる!」と勇気をもらったことが実は何度もあるんです。

まとめて書くのは難しい。なので今後1年をかけて少しずつ綴っていこうと思っています。
特性の有無に関わらず子どもと向き合う中で頭に留めておくといいかも…と感じたことも書きたいと考えているので、ゆるゆるとお付き合いいただければうれしいです。

ツナ

主婦 / 長野県 /

44歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/生まれ育った東海圏を離れ、自然豊かな信州でゆるりと暮らしています。カフェや雑貨屋めぐり、読書が大好き。手作りや文章を書くことにも興味があります。にぎやかすぎる息子中心のドタバタな毎日を、笑顔で心穏やかに過ごせるよう奮闘中!服も暮らしもシンプル好みですが、ノスタルジックで温かみのある東欧・中欧の雑貨には目がありません。

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