暮らし発見

mina perhonen × Artek 66 Chair。

  • karimo

2022.12.01

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karimoです☺︎

話は一年以上前までさかのぼります。

昨年の夏、兵庫県立美術館で開催されていた『アイノとアルヴァ 二人のアアルト』展を娘と一緒に見に行ったのですが、

『アイノとアルヴァ 二人のアアルト』展へ

話題の『アルテックガチャ』してきました♩

 

展示を見終わった後にある特設ショップで運命の出会いが。。。

 

Artek 66Chair mina perhonen series3/ アルテック 66チェア ミナ ペルホネン シリーズ3。

2019年にリリースされたArtekとミナ ペルホネンとのコラボレーションチェア「66 Chair mina perhonen Series3」。フィンランドと日本の国交樹立100周年を記念した特別モデルです。

結論から言うと、私、アアルト展を見終わったあと、その特設ショップで「椅子」を購入してしまいました 笑。

詳しく説明すると、決して衝動買いというわけではなく いや別に言い訳しなくてもいいんですけどね〜 笑、

それまでずっと購入しようかどうか悩んでいた椅子があり(イデーショップのCONVENTO CHAIRというものです)、実はその椅子をアアルト展に行く前日に購入しようとしていてわざわざ大阪まで出向いたものの、最後の最後でカラーを迷ってしまい結局決められず。。。(たしかイデーショップ10%オフの最終日だったので、買うか買わないかそこでも本当に迷いました 笑)。

もちろん価格もそうですが家具って一生のお買い物だと思うし、悩むのなら一旦そこでしっかりと考え直そうと思いその日は一度保留にしたのですが、翌日のアアルト展でまさかの出会いがあるとは全く予想だにしていませんでした。

後ろ姿も「美しい」の一言。座面のカラー表記は〈ブラック〉ですが、見方によればネイビーにも思わせるようなお色でそこも気に入りました。

存在は知っていたものの実物を見たことがなかったので、まさか2021年に出会えるとは。。。あまりの素敵さに見た瞬間から体中に衝撃が走り、前日に椅子を買わなかった事も含めて、大げさにももうこれは運命じゃないかな?とも思いましたが、

座面の裏側も好き。

特設ショップの店員さんに「椅子を購入するかどうか悩んでいるんですがすぐに決められそうにないので、一旦ショップを出て近くの待合ソファで時間をかけて考えても良いでしょうか?^^;」とお伺いしてご了承頂き、少し頭を冷やして考えることにしました。もしその間に誰かの手に渡ってしまったら、それも運命だと受け入れることにして。

その後あれやこれや頭をめぐらせ、我が家のダイニングに仲間入りした時のシュミレーションなどを思い浮かべながら、おそらく1時間ほどは考えたかと思います。頭から湯気が出ていたんじゃないかしら〜。(その間アルテックガチャを組み立てながら、文句ひとつ言わず待っててくれた娘にも、改めてお礼が言いたい 笑。)

大好きな椅子が並ぶ姿に癒されます。

最終的にその場で購入を決意したのは大げさかもしれないですけどもう、ずっと「可愛い」モノを愛してきた私  、の集大成だなって思ったんですよね。果たして可愛いという表現があっているのかは分からないですけど、考えて考えたからこそ、とにかくおばあちゃんになってもずっと愛せると自信を持って言える、それくらい「可愛い」が大好きなのは一生変わらない、と思えました。もうひとつ、それくらいの決意が無いと、夫に報告できないと思っていて 笑。もし逆の立場で展覧会に行っていたはずの夫が、突然高価な椅子を抱えて帰ってきたら絶対驚く(イヤな)はず。購入を決めてすぐ夫に電話で報告、ショップに戻るとそこにはまだこの椅子がありました。

余談ですが最初にこちらのシリーズを見かけた時、脚と背もたれの部分が赤色で、座面がネイビー×赤のtambourine柄チェアがあって。(確か全部で5種類並んでいて、全て1脚ずつの販売でした)可愛いなぁと思って眺めていたら、その時たまたま店員さんが声を掛けてくれたのでその椅子のすぐ前で説明を聞いていたんですよね(ちなみに最初からこちらの赤い椅子を買うつもりではありませんでした)。でも途中からめちゃくちゃ熱い視線が私に注がれているのに気付いていてしまって 笑。おそらく特設ショップに入ってすぐにこちらの赤い椅子の購入を決めたであろうと思われるご夫婦だったのですが、雰囲気的に明らかに私がもう今にも買いそうだと思われたんでしょうね。店員さんの話が終わって、私がその場から離れたときのご夫婦の動き(秒速での椅子の確保 笑)と安堵感が私にも伝わり、その気持ちが痛いほど(!)分かって、なんだか店員さんから長々と話を聞いてしまい申し訳なかったです(買おうと決断したその側から、誰かの手に渡っているのを見ることほど辛いものはないですからね〜^^;。←何度も経験済み 笑)。

 

 

出会いは突然でしたが一生を共にできる椅子に出会えて心の底から嬉しかったし、その想いは1年以上経った今でも全く変わらず、むしろ日に日に愛着が増しています。おばあちゃんになってもずっとずっと大切にしていきたいと思う、そんな素敵な椅子です。

 

 

*** ごあいさつ ***

 

これが100人隊、最後のクリップとなりました。

3年間細々とクリップを書き続け、なんとかここまで辿り着いたこと、あらためてホッとしています♩

大学生のときに学内の本屋さんでLEEを発見し、「すごい素敵な雑誌があるねん!」と友人に前のめりで話をしたこと。衣食住、すべての憧れがつまった雑誌を眺めながら、毎月心がワクワクしていたこと。将来まさかこの場所に繋がっているとは、20歳の私は夢にも思っていなかっただろうなーと思います☺︎

モノが大好きな私は、じつは憧れている「すべてにおいて潔くシンプルな生活」とはまだまだ程遠いのですが (^^;;、この3年間皆さんの楽しいクリップを読みながら、なんとか自分も頑張って書き続けることによって

自分が何が好きでこれからどんな暮らしをしていきたいのか、ぼやけていたものが段々とはっきりしてきて それは自分にとっては大きな変化でした。

また、忙しい日常の中でこぼれていってしまった「誰かこの話 ちょっと聞いてくれへんかな?」という思いを、ブログの中で伝えられること、思いがけない人に受け取ってもらえることの楽しさも知りました。特にエンタメ関係の話で盛り上がれる時は、本当に楽しかったです。私のつぶやきを拾って下さった皆さん(特に、関西のみんな〜 笑)ありがとう! 笑

同じ時期に活動した100人隊さんには、いつもコメント欄やSNS、直接会ってたくさんの優しい言葉をかけてもらい、毎回どれだけ励まされて元気をもらっていたか分かりません。

100人隊に参加させて頂いたこと、LEE編集部の方々からいつも温かいサポートを受けたこと、沢山の尊敬する方々と出会えたこと すべてにおいて感謝しています。この場を借りてお礼を言わせてください。素敵なご縁をいただき、本当にありがとうございました。

なんだか今3年間の思い出が走馬灯のように蘇り しんみりうるうると泣きそうになっているのですが、

まだ視界が良好なうちに、ペンを、いや、スマホを置きたいと思います 笑。3年間、ほぼスマホで書いていたので、眼精疲労が。。 笑。

3年間、つたないクリップを読んで下さりありがとうございました。

 

092 karimo

karimo

41歳/夫・娘(9歳)・息子(6歳)/手づくり部・料理部・美容部/たべること、うつわ、ファッション、インテリアなど、生活にまつわるすべてのことが好き。とくに、眺めていてほっとするもの、温かみを感じるものに惹かれます。ドタバタな日々ですが、ちいさなしあわせをコツコツと見つけながら、私らしく、楽しく暮らしていきたいです。Instagram:@karimo0829

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