こんにちは! 059ツナです。
LEE9月号の特集「旅欲を満たすなら、わが町へ!」。
100人隊のみなさんによる旅欲ブログと併せて読んで、夏休みが終わった今も妄想旅行が止まりません。笑
民藝の街・松本の『八十六温館』
私もp.127で紹介させていただいています。
創業明治20年、松本で一番古い老舗ホテルの『松本ホテル花月』。そちらに併設された『喫茶室 八十六温館(やとろおんかん)』さんです。
松本に引っ越したばかりの頃に読んだ「山とそば」。
この中で著者のほしよりこさんが絶賛されていたのがきっかけで、ホテルと喫茶室を利用するようになりました。
ホテルは実家・義実家の親が松本に来た際に利用したことも。落ち着ける雰囲気で親受けも抜群なんです。
ホテル側から喫茶室を臨む、の図。
ノスタルジックな空間で、
ゆったり至福のひとときを。
今回おじゃましたのは8月末の平日ランチタイム。観光客らしき方もいれば、常連とおぼしき方も…。
席は続々とうまっていきますが、テーブル間の距離が十分とってあるので安心です。
正面入口とは別の入口も設けられています。今回はこちら側から入店します!
すでに素敵な空間♡ さらに店内を臨むと…
こんな感じです。
広くてゆったりした雰囲気が伝わるでしょうか?鮮度の良いコーヒー豆を挽き、一杯一杯丁寧に淹れたネルドリップコーヒーが看板メニュー。「86度」のお湯でドリップするのが店名の由来だそうです。
“用の美”。松本民芸家具がずらり
民藝にゆかりの深い松本。
店内は松本民芸家具で統一されています。こちらの喫茶室は松本民芸家具創始者・池田三四郎氏によって設計された創業当時のままの配置で営業されているのだそう。
ノスタルジックな落ち着いた空間で過ごすひとときは、至福以外の何ものでもありません。
ステンドグラスのランプがより雰囲気を高めてくれます。どこを眺めても、ただただ美しい。
何回も訪れているのに、そのたび時が経つのも忘れて見入ってしまうほどです。
地元食材を使ったこだわりのお料理
はっ、インテリアばかりに見惚れていてはいけない…!
フード・ドリンクメニューも充実しているんです。
新鮮な食材を使って丁寧に作られたお料理はどれも本当においしくて♡
来るたびにどれにしようか迷います。
季節ごとに限定メニューがあるのもニクイ…。
この日は花月生まれのハッシュ・ド・ビーフ(バーニャフレイダ・スープ付)をいただきました。牛スネ肉と牛バラ肉、玉ねぎ、キノコをふんだんに使い、2日間(!)かけて丁寧に作られた一品です。
ホロホロとろけるお肉がたまらない~。信州らしく贅沢に入ったキノコがまた最高においしいのです◎
*
こちらは以前、息子とランチに伺った時の写真です。
息子はたまごサンドイッチ(サラダ・スープ付)をチョイス。写真では見えませんが、こちらはポケットサンド(というのでしょうか)になっています。切れ込みを入れた厚切りトーストにたまごサラダがぎっしり!満足感たっぷり!
この日の私はやとろのワンプレートランチ(スープ付)を。”数量限定” って言われると、つい…。サイコロステーキ、キノコのグラタンなど、こちらもボリューム感がすごかった!
息子ともシェアしてなんとか完食。この時ばかりは「デザートも食べよう♪」とは言えませんでした。笑
レトロ感ただようデザートも良き◎
やっぱり気になるデザートたち。シフォンケーキやバナナケーキなど、店内ショーケースには日替わりの手作りケーキが並びます。
どこか懐かしい気持ちにさせてくれる素朴で優しい味わいが魅力なんです。レトロ感ただよう昔ながらのプリン。
私が行った時は残念ながら売り切れていました。。
こちらは大好きなくるみのケーキ。しみじみおいしい♡
こちらも今度食べてみたいなぁ。
信州らしいドリンクメニューにも注目です。写真にはありませんが、松本クラフトビールもありましたよ♪
テイクアウトメニューも充実しています!ゆっくりお茶する時間はないよ~という方にもうれしいですね。
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店内にただようコーヒーの香り、時折響くコーヒーの豆を挽く音も心地よい『喫茶室 八十六温館』。
松本にお越しの際は、ぜひ足を運んでみてくださいね◎
◎こちらにも掲載いただいています↓
LEE100人隊&TBが地元を熱烈プレゼン!<br /> 旅欲を満たすなら、わが町へ!
ツナ
主婦 / 長野県 /
44歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/生まれ育った東海圏を離れ、自然豊かな信州でゆるりと暮らしています。カフェや雑貨屋めぐり、読書が大好き。手作りや文章を書くことにも興味があります。にぎやかすぎる息子中心のドタバタな毎日を、笑顔で心穏やかに過ごせるよう奮闘中!服も暮らしもシンプル好みですが、ノスタルジックで温かみのある東欧・中欧の雑貨には目がありません。
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