台風11号の影響で朝から猛烈な悪天候に見舞われています。予報よりも早い時間から暴風雨が始まり、やっぱり自然は予定通りとはいきません。長い時間、雨にさらされているので浸水や土砂崩れの被害も心配です。皆様も台風接近に備えて安全にお過ごしください。台風が接近する中、私は職場の先輩から優しさいっぱいの備え(ニラ)頂きました。県民なら一目でこれが何の意味を指すのか大体は言葉が無くても通じ合えます。
台風時の非常食代表「ひらやーちー」

平たく焼くという意味の「ひらやーちー」
亜熱帯気候や地理的位置の要因が大きく台風の影響を多く受ける沖縄。台風時は特に家にあるものそして簡単に作れるものが重宝され、それらの条件を楽々クリアしているひらやーちーは胸を張って代表的な非常食と言えるでしょう。写真のぼろぼろ(笑)お箸は「うめーし」という沖縄の伝統的なお箸。実家から持ってきた亡き祖母(明治生まれ)が使っていたもの。新品の「うめーし」とはちょっと作りが違うので大切に使っています。
材料は超シンプル

沖縄風お好み焼きと言われり、韓国のチヂミにもよく似ています。
ニラが無くてもネギで代用したりと各家庭でアレンジが多い(沖縄あるある)ひらやーちー。今回、冷蔵庫の中と相談しながら使った材料はニラ、シーチキン、塩、出汁(出汁好きなので。もちろん、水が基本)、卵、小麦粉、片栗粉(少しもちっと仕上げたい)。
コツはダマにならないように混ぜること(だと思う)

順番に材料を入れてぐるぐるっとね。
出来上がりました

お茶請けやおやつとしても大活躍なひらやーちー
フライパンで両面をしっかり焼いて出来上がり。ニラの量が多いと気付きながらも性格が大雑把がゆえ、「えい!」とどっさり入れたので仕上がりが厚焼きになりました(こ、これはチヂミでは?)。でも、失敗とは言いません!(きっぱり!え?)。しかし、本当のひらやーちーはもっともっと薄いうすーいです(小声)。
ちょい足し大歓迎、辛い物好きさんへのおすすめは?

実家では昔からお酢と醤油を1対1で混ぜたものを添えます。他の家庭でもそうなのか全然分からないんですが、それが私の食習になっているので母と同じものを食卓に用意します。そして、辛いものが大好きなので七味が欠かせません。最近のお気に入りは友人から貰って大感激したゆずからりん。これ凄く気に入っていて何にでもちょい足ししています。
余ったひらやーちーの活用法
一度に何枚も焼けるひらやーちーは余ってしまいがち。でも大丈夫。ラップをしてジップロップに入れて冷凍庫に入れれば朝ごはんやいつかの日の為に立派に大活躍しています(一ヶ月くらいは保存可能かと)。お好み焼きやチヂミと同じくらい知名度アップする日を夢見て、これからもひらやーちーを後世に繋げられるように作っていこうと思います。
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会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。
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