さりいです。
夏休み、市立伊丹ミュージアムで開催されている「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行きました。
「酒のまち」市立伊丹ミュージアム
2022年4月にリニューアルした市立伊丹ミュージアム。ミュージアムの敷地内には酒蔵や日本庭園があり「酒のまち」伊丹の歴史を感じることができます。このミュージアムを訪れるのはリニューアル後、初めて。7月から開催されている特別展「ヨシタケシンスケ展かもしれない」は、時間指定予約制となっていて、事前Webから予約が必要です。
来館当日は、ロビーでスマホのQRコードを読み取り後、チケットを購入するという流れでした。予約時間まではミュージアムの外で待つので、暑さ対策をしっかりして行くと安心だと思います。
みどころたっぷり!「ヨシタケシンスケ展かもしれない」
想像力豊かで、クスッと笑えるヨシタケシンスケさんの作品。今回の展覧会は3会場に分かれていて、絵本の原画やスケッチをじっくり見る展示と、少し自由に子どもと一緒に遊びながら作品の世界に入り込んで楽しむ展示があります。
会場内は写真撮影OK(動画は禁止)です。
圧巻なのは、壁一面のメモ。1枚1枚に、アイデアやイラストが細かく書き込まれています。
まるで、ヨシタケシンスケさんの頭の中を覗いたような気分。
近づいて1枚1枚じっくり読み込みたくなるのですが、全部見ていると「時間がいくらあっても足りない!」と思うくらいの枚数が並んでいます。
なかには「あの絵本の子かな?」と思い当たるイラストがあったり、子どもらしさをとらえた小さなイラストがあったり、目に留まったメモを見ていくとあっという間に時間が過ぎていきます。
子どもと一緒に「かもしれない」絵本の世界を体験
第2会場は、体験型。こちらは「なつみはなんにでもなれる」のジェスチャーゲーム。
右下に「こたえ」のパネルがあるのですが、ヨシタケシンスケさんらしい変化球もあって娘と一緒に楽しむことができました。
第3会場には、貴重な絵本の原画も展示されています。会場の中央には絵本を読むスペースがあり、一人で本を読める年齢であれば、子どもが絵本を読んでいる様子を見ながら原画をじっくりと見ることができます。
一見、子どもの可愛らしい自由な発想に見えて、生きていくうえで避けては通れない理不尽や負の感情に向き合い、受け入れることで救われるヨシタケシンスケさんの絵本。「ヨシタケシンスケ展かもしれない」は、楽しい展示のなかに、子どもたちにも伝えたいメッセージが込められていました。
「まさか」とは思うのですが、係の人の視線が気になって落ち着きません。笑
ミュージアム内の3つの会場を移動するのですが、通路のあちこちに遊び心のある「かもしれない」パネルがありますので、見逃さないように探してみてくださいね。
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さりい
会社員(システムエンジニア) / 兵庫県 /
43歳/夫・娘(10歳)/手づくり部・美容部/2014年からLEE100人隊の活動をスタートし、今年で10年目。家族3人とチワワ1匹で暮らしています。仕事は在宅ワークが中心。家族と自分の健康を第一に、毎日を気持ちよく過ごせることを大切にしています。ソーイングと編み物が趣味で、服や暮らしまわりの小ものを手づくりして楽しんでいます。身長161cm。
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さりい