100人隊の中には読書家の方が多くて、いつも尊敬しています。
私の読書量は、人並み、、より少ないくらい(恥)
そして、かなり偏りがあります。
そんな私が9割読んだ作家さん、それが、、
伊坂幸太郎さん
20代半ばの頃から読み始め、そこから伊坂ワールドにどっぷりハマった一人であります。
出産を機に、読書そのものから少し遠ざかってしまい、しばらく伊坂さんの本も読んでいなかったのですが、最近また図書館で借りて読んでいます。
やっぱり面白い、伊坂作品◎
きっかけは斉藤和義さん
何を隠そう、私は斉藤和義さんのファンです。
突然どうした!?って感じですよね、、笑
ちょうど斉藤和義さんを聴き始めたのも20代の半ば頃。
一時はファンクラブにも所属しておりました〜
そのときに、斉藤さんが好きな作家さんが伊坂さんと知って、手に取ったのが最初。
動機が不純。笑
それが伊坂さんのデビュー作『オーデュボンの祈り』でした。
ちなみに伊坂さんの作品の多くが映画化されていますが、映画のサウンドトラックの監修と主題歌の製作はほとんど斉藤さんが担当されています。
二人の関係は厚く、伊坂さんが書き下ろした「アイネクライネ」という短編小説を基に、斉藤さんが作った曲もあります。
●ベリーベリーストロング〜アイネクライネ〜
こちらもその後、映画化されています。
また一方、伊坂さんも斉藤さんのある曲を聴いたことで、専業作家になることを決意して、会社を辞めたそう。
なんだろう、嫉妬するほどの両思いだよね、この二人、、、
伊坂ワールドの魅力
そんなわけで私が伊坂さんにハマったのは斉藤さんのおかげなのですが、伊坂ワールドには決してそれだけではない独特の魅力があります。
物語が途中までバラバラに進んでいくのに、最後に一気に伏線回収していくところや、全く関係ない別の話にもフラッと同一人物が出てきたり、作品同士がどこかで繋がっていたり。
だから全部読みたくなるし、前に読んだ作品をまた読みたくなったりするんです。
殺し屋とか泥棒なんかが活躍する非現実的でけっこう物騒な世の中なんですけど笑、会話が軽妙で面白いんですよね、だからありえない設定でもスッとその世界に入っていける。
以前、LEEでも座談会が行われていましたね〜
なんで応募しなかったんだろう、私…笑
最近読んだ4冊
※ネタばれの可能性アリですのでご注意を
『シーソーモンスター』
ハラハラするアクションとシュールな時代設定、クスッと笑える登場人物の会話、2つの物語がリンクしていく様がとても爽快な、ザ・伊坂ワールド全開!の作品。
『ホワイトラビット』
いつの写真…?笑 暑苦しくてすみません。
一軒家で起こる籠城事件が予期せぬ展開に進んでいくストーリー。
伊坂作品に欠かせない有名な登場人物も出てくるので、ファンにとっては、あ♡となる嬉しい一冊。
『フーガはユーガ』
特殊能力を持った双子の兄弟が問題を解決していくお話なのですが、、伊坂作品にしては珍しく過激な暴力シーンが目立って、少し目を塞ぎたくなりました。
最後は心温まるのですが、伊坂さんデビューにはあまりおすすめしない、、かな。
いくつか読んだ後に手にとってもらいたい一冊です。
『クジラアタマの王様』
夢と現実が交差していく不思議なお話。
これは読んだ人みんな驚くのではないかと思うのだけど、コロナ渦前に出版された作品にも関わらず、コロナ渦を予期したかのような、まるで今の世界じゃん!という伊坂さんの予知能力にビビる…!
これはぜひ「今」読んで欲しい一冊です。
・・・
最近読んだ作品はさすがに印象に残っていますが。
今回文庫を並べて写真を撮ってみると、、だいぶ時間が経ってしまったこともあり、正直これどんなお話だったっけ、というのもありまして。。
また時々読み返そうかな、なんて思っているところです。
夏休みの読書に、ぜひいかがですか。
TB - はまこ
会社員 / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー
42歳/夫・息子(11歳・8歳)/料理部・美容部/服が好き。雑貨が好き。食べることが好き。そして実はお酒も大好きです!子ども中心だった生活から少し余裕が出来て、今は友人と出掛けたり、展示を見たりする楽しみも増えてきました。100人隊はまさに第二の青春!丁寧とはほど遠くも、日々の暮らしを楽しんでいます。身長153cm。
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TB はまこ