たくさんの植物がメキメキと育ち、その美しさを感じずにはいられない季節です。
私は植物も大好きでお花も飾ったり、はたまた観察したりするのですが、今回【花染め】体験をさせていただけるワークショップに参加してきました。
細かなポイントは省かせていただきまして、その美しさや楽しさなどをレポしたいと思います♪
ことことやHayamaさんに教わる花染め体験
ことことやHayamaさんは葉山逗子近郊で活動されている季節の手仕事屋さん。
季節の果物等でコンフィチュールや保存食作り、コーディアルシロップやオイルなどを製造されています。
その一つに季節の花を使って布に写す花染めもされていて、今回そのワークショップを開催されるということで張り切って応募いたしました!
花染めは植物を煮出して染め上げる植物染めとは全く異なり、花のもつエネルギーや色などを布に写すんです。
シルクウールの生地で。
こちらはシルク。点々と見えるオレンジがかったブラウンは今咲き乱れているブラシソウ!
季節の花を楽しもう
さて、今回ご用意いただきました花たち。
矢車菊やマリーゴールド、ラベンダー、スモークツリー、紫陽花、ブラシソウなどなど。
紫陽花はフレッシュとドライの両方。
ドライローズもありました。
こうしてみると6月はムラサキベースのお花が多いのかな、なんて思ってみたり。
もうこの時点で可愛くってノックダウン寸前です!
いよいよ花染め
下準備を終えて、いよいよ花染めを。
今回は50cm程度のシルク布を使用しました。
湿らした布の上に好きなように、それはそれは好きなように花を乗せていきます。
みてください!
この小さな花園感♡
花々の色や質感、そして香りがやさしく届きそれはもう素敵な時間なのです。
面白いのが、葉は色が出ない。
同じ花でもフレッシュかドライでも出る色が異なる。
そして、たとえば、ピンクの花だからといってピンクが出るわけではない。
深い〜!!
さて出来上がりは?
工程を踏んだらいよいよ出来上がりに近づいていくわけですが、みてください。
この可愛さ♡
黄色は強く出ましたし、スモークツリーは線ではなく点々とした印象になりました。
布に乗せていた花々を優しく摘み取ります。
色をいただいた後のこの花たちに感謝です。
出来上がりの一歩手前。
他の参加者の皆さんのものも。(私のは一番手前)
なぜ出来上がりの一歩手前かといいますと、一晩置いて翌日に洗いをかけるのですが、これで仕上がりの色合いがまた変わるんです!
完成!
というわけで完成。
一つ前のお写真と比べると黄緑感が強くなったような。
いや、全然違う!
なんて面白いのでしょう。
ことことやHayamaさんのコンフィチュールをいただく
途中、先生が作られたホオズキ(右)とルバーブ(左)のコンフィチュールと美味しいお茶をいただきました。
伺ったところ、時折マルシェなどに出店されて販売されているそうです。欲しい〜。
優しい甘みが美味しく、花染めをした際の花の香りも相まって癒しの時間でした。
狙い通りには行かない、世界でたった一枚の染めもの
先述にもあるようにフレッシュなのかドライなのかによっても色の出方が異なりますし、そもそも花のカタチ自体が唯一無二の個性ですよね。
置き方も同じとはいかないですし、全てが‘毎回この世でたった一枚のものに仕上がります。
それも含めて、これはもういろいろな花々でたのしみたい気持ちが沸々としてしまうワタクシ。
季節の手仕事にまた一つ素敵なものを教えてくださったことことやHayamaさんに感謝です。
それでは☺︎
リヨン
43歳 /夫/料理部/海と山のある町で温かな陽射しと穏やかな人たちに囲まれて日々ゆるやかに過ごしています。12年間共に幸せいっぱいで過ごした愛犬を想いながら大好きな四季折々の自然の風景を臨む時間と、その情景を切り取りアクセサリーに象ることが至福のときです。一瞬一瞬を大切にしながら出会うことに感謝の気持ちでLEE100人隊活動を楽しんでいきます。Instagram:@8anr_
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リヨン