こんにちは。
5月といえば母の日がありましたね。
我が家では、子ども達からお花をもらいました。
誕生日も同様に、誰かを想うイベントは、相手のことを考えている時間が受け取る側としては嬉しいなと思います。
母と子の距離感
LEE6月号の「母と私の心地よい距離感」の特集に参加させていただきました。
母と子。お腹の中から繋がっていたことを思うと、深いつながりがあります。
切っても切り離せない関係性の中では距離感がすごく大切。
子どもは親の言葉をたくさん浴びて育ちます。
社会に出て複数のコミュニティに属する親からすると、子にかけた言葉は母としての顔の中での一つでしかありません。
でも子にとっては、親子関係ほど生活の中で比重の大きい物はありません。だからこそ影響力が大きくなります。
親が想っている以上に、子どもには親の言葉が影響します。
それを身をもって感じていたからこそ、子育て中の今は伝える言葉には気をつけるように心掛けています。
親の意見が絶対ではないと伝えておく
子に何かを伝える時、感情的になってしまうことは日常的にあります。
本当はもっと穏やかに優しく伝えられたらと反省することばかり。
しかし親の目線から違和感のがある行動であっても、子どもの目線では違うということは心に置いておくようにしています。
感情的に叱ってしまった後も、「私(母)はこう思うけど、絶対に正しいわけではない。だから〇〇(長男)の気持ちも大切にして、どうしたら良いか考えてほしい」ということは、しっかり伝えています。
親は意識していなくても、子どもに対して親は絶対的な存在になります。
親が言うことが間違ってるかもしれないけれど、正しいような気がしてしまうし、正しくあってほしいと思ってしまう。
無意識で価値観が植え付けられていくことが怖いので、日頃から親や周りの人が言うことが絶対に正しいわけではないと伝えています。
素直さは持っていてほしいけれど、何かを決断するときに誰かの意見に依存せずに決められる力を身につけてほしいと願っています。
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親子ほど密接なものは無いし、だからこそ自分で選び取る力を身につけることで、距離感も適切に選択していけると思います。
私自身、母や父との距離感がつかめずに悩みました。親になった今思うと、何気なく話す言葉が子どもの成長に深く影響するんだなと実感しています。
正しい距離感なんてものは無いと思いますが、互いを尊重し心地よいと思う距離感を保てる関係性でありたいと思っています。
イノ
フリーランス / 千葉県 /
36歳/夫・息子(7歳・2歳)/手づくり部・料理部・美容部/兄弟育児で慌ただしい毎日ですが、日々の暮らしを観察して、新たな発見を楽しんでいます。言葉やイラストで想いを表現することが好きです。中庭と天窓のある家に住んでおり、居心地のよい空間づくりを大切にしています。観葉植物を育てることが趣味で、緑あふれる住宅で暮らすことが夢です。
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