こんにちは! 059ツナです。
「光のモビール」とも言われるフィンランドの伝統装飾・ヒンメリ。最近はインテリアショップやカフェなどでもよく見かけるようになりましたよね。
数年前、造形の美しさに惹かれてヒンメリ作りのワークショップに参加したことがあります。初夏の陽光に誘われて久しぶりに手作りしてみました。
ヒンメリを作ろう
ヒンメリを作る際に使ったのはこちら。
造形作家・おおくぼともこさんのサイトで購入したスターターキットです。専用針、糸、糸通し、麦わらがセットになっていて、基本型の作り方が書かれた説明書も入っています。
■ 下準備
麦わらはそのままカットすると割れてしまう!なのであらかじめ水に浸しておきます。
野田琺瑯のレクタングル浅型Lがぴったりでした。
はさみで優しくカットして準備完了です!
ヒンメリの作り方
ヒンメリの基本型(=八面体)は、麦わら12本を使って作ります。
① 三角形を作って結んで
② 麦わらを2本追加→三角形を作って結ぶ…を繰り返し、三角形を5つ作ります。
③ 最後に麦わらを1本通して
糸同士を結ぶと…
立体に!
④ 別糸で結んでできあがり。細かいところは端折っていますが、結構シンプルです。
バリエーションいろいろ
麦わらの長さを変えれば形もいろいろ。
複数個を組み合わせると、表情ががらりと変わります。
角度的に見づらいですが、こちらの上部分は基本型ではなく少々アレンジしたもの。正八面体の外側にもう一つ正八面体を作っています。ビギナーの私には難しかった…!
麦わらの本数が増えて複雑な形になるにつれ、糸を結ぶ際の力加減が難しくなるんです。糸は締めすぎず緩すぎず…ほどよく調整するのに何回やり直したかな。。
最終的に多少のゆがみには目をつぶることにしました。笑混乱中…。糸が足りなくなった時は「はた結び」で継ぎ足しました。
親子でヒンメリ作り
私が作るヒンメリを見て「やってみたい~」と興味津々の息子。試しに一緒に作ってみました。
息子が麦わらを通し、私が糸を結ぶ体制。いつになく真剣な表情です。
やっぱり最後の立体にするところがおもしろかったよう。「できたー!」と満面の笑みでした♪もう少し年齢が上がったら一人でも作れるようになるかな?自分が手がけたヒンメリへの愛着はひとしおのようで、「ヒンメリちゃん♡」と愛でていました。笑
***
手先を使いながら知的好奇心を刺激してくれるヒンメリ作りは、親子でチャレンジするのもおすすめです。「麦わらや針を使わせるのはまだ難しい…」という場合はストローで作る手もありますよ。
ナチュラルな雰囲気に仕上げたければ、クラフト用紙などでストローを自作するのも◎。
こちらは菜箸を芯にして紙をくるくる巻き、端をのり付けして作ったものです。ちなみに一緒に写っているのは編み物で使うとじ針。先端が丸みを帯びているので安全かなぁと…。
ストローの太さに応じてゴム通しを使うなど、工夫次第でお子さんとも楽しめるヒンメリ作り。少し気が早いですが、夏休みの工作(自由研究)として取り組むのもいいかもしれませんね。ゆらゆら風にそよぐヒンメリを眺めていると、心がすーっと穏やかになるよう。
手作りヒンメリのある生活、おすすめです◎
ツナ
主婦 / 長野県 /
44歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部・美容部/生まれ育った東海圏を離れ、自然豊かな信州でゆるりと暮らしています。カフェや雑貨屋めぐり、読書が大好き。手作りや文章を書くことにも興味があります。にぎやかすぎる息子中心のドタバタな毎日を、笑顔で心穏やかに過ごせるよう奮闘中!服も暮らしもシンプル好みですが、ノスタルジックで温かみのある東欧・中欧の雑貨には目がありません。
この記事へのコメント( 6 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
ツナ