ご無沙汰しています。
やっと仕事の繁忙期が一段落して、あとはGW後まで乗り越えれば!って感じなので、やっとブログが書ける~!
毎年この時期はブログが滞っていてすみません・・・
年明けから仕事が忙しくなり、うっかり忘れてしまいそうだったのですが、長男の小学校の卒業式でした。
一貫校なんで、校舎も制服も変わらないもので、うっかり・・・。
コロナ禍なのでお着物もやめて、私は20歳の記念でプレゼントされたTASAKIのパールを身に着け、息子は制服に学校でつけていただいた青いコサージュ(TOP画)というNO準備で・・・。
直前まで仕事でバタバタでしたが、この「うっかり忘れてしまいそう」と思えるくらい、小学校に自然に通うことができたことが、我が家の一つの幸せでもありました。
入学式クリップが多かったなか、少し季節外れな卒業式クリップですが、不安を抱えて入学した我が子がどのような小学校生活を送ってきたかを振り返ることで、どなたかの参考になれば嬉しいです。
幼稚園もなかなか大変でした
まず幼稚園時代に苦戦した親子なんです・・・。
とにかく環境を変えたくて、逃げ出すように東京に戻ってきて転園した幼稚園。
もとの幼稚園が特別悪かったわけではなかったのですが、マイペースでマイワールドがある長男はなんとなく馴染めなくて、楽しくなさそうだったんです。
タモリさんと好きなものが似ている長男。
タモリさんも「お遊戯」とか嫌いで幼稚園中退しているなんて逸話もありますが、うちの子も「お遊戯」とか「は?何が楽しいの?」タイプ。
歌とお遊戯が嫌いな子の幼稚園生活、そりゃ苦痛だわ 笑。
それが環境を変えたことをきっかけに、こんなにも変わるのか、と嬉しい涙を流したことを思い出します。
このときのことを、心を込めてクリップに書いたことは、私の100人隊の大切な思い出です。
不安な気持ちで入学
転園先の幼稚園に馴染めたとはいえ、集団行動が苦手だった長男。
不登校になるケースも良く調べていたので、小学校に通えなくなることもあるかもしれない、と夫婦である程度覚悟しながらの入学だったため、もはや不安しかなかったかもしれません。
そんな入学式。
・・・私は見た!
我が子が入場の時から、ベテラン先生が横をそっと歩いていてくれたことを。
行事などのいつもと違う環境が苦手な子ということを幼稚園から連携いただいていたのだと思います。
ということで、1年生ではベテランの学年主任の先生が担任のクラスへ。
しかも、クラスの席は前列ど真ん中で、横には大体しっかりした女子が配置されていました 笑。
輪を乱すというよりは、のんびりな子だったので、持ち前の愉快なキャラクターでみんなに愛されながら、フォローしていただきながら、楽しく過ごさせていただいように思います。
「席替えがあったよー」って言われて、参観日に覗いたら、大体一番前か一番後ろ。
母:「たまには他の席に座れないんかーい!」
って言ったら、
子:「すまない!」
って笑ってましたわ。
苦手なことも多い長男でしたが、それ以上に本人の良さを分かってくれる先生とお友達に恵まれ、小1の壁とか考える前に、すんなりと小学校に馴染めた気がします。
「小1の壁」となったのは保育園から学童に変わることで保育時間が変わるのと、学童は給食がないので親が大変ってこと位だったので、私がお迎えの大変さとお弁当を頑張ればなんとか乗り切れた気がします。
子どもにとっての壁は「環境が変わること」と「宿題があること」でしょうか。
学童では「宿題が終わったら遊ぶ」というルールのご家庭が多かったので、みんな最初に宿題を終えており、お迎えに行く頃には宿題は終わっていたのでクリア。
親の丸付けは必要ですが、1年生レベルであれば5分もかからない気がします。
環境が変わることに不安もありましたが、マイペースなうちの子は、各々好きなことをして良い学童のほうが向いていて、慣れてきたら学童楽しすぎて宿題をやり忘れた時もありました。
「帰ったらすぐ夕飯なのに、宿題いつやるのー!」
って言ってしまった時もありましたが、入学のときはあんなに不安だったのに、
「楽しくて宿題やるのを忘れちゃった♪」
って、なんて素晴らしいことなんだ!と私も思い直すように。
本当に「あの不安はなんだったんだ・・・」と思うほど、学校が大好きになってくれて。
特に先生に恵まれたというのも大きかった気がします。
こちらのクリップにも書きましたが、
学校の課題で子供から親へのメッセージを贈るというものがあったのですが、
長男が書いた言葉は
「お父さん、お母さん、僕をこの学校にいれてくれてどうもありがとう」
だったんです。
もうね、先生と一緒に号泣しましたから~!
とはいっても、苦労だってやっぱりあります
小学校、馴染むことはできたんです・・・。
でも、苦手なことが多い長男なので、難しいこともありました。
こちらのクリップにもこんなことを昔書いていました。
心配性な母は、「不得手なことが、君の未来を曇らせないように」と願い、苦手なことばかりに目が行きます。
父は、「キラリと光るものが、君の未来をもっと明るく照らしてくれますように」と、楽しそうに子どもを見つめています。
「勝ち負け」があることも苦手で、運動会のかけっこも苦戦しました。
難しい性格のため、負けることだけでなく勝つことも好きではないのです。
小1の運動会ではかけっこのゴール後にそのまま止まらず脱走を試みたので、小2にではゴール近くになぜかいた若い男性教員がうちの子を捕まえていました。
あれ、絶対うちの子捕獲要員として配置されていたと思う・・・笑。
小3,4くらいからちゃんとできるようになったのですが、もうね、普通にゴールして、普通に順位の列に並ぶだけで、
「お母さん、やりましたね!!!」
って沢山の先生からお褒めの言葉を頂きましたよ。
小学校の先生って6年も一緒に過ごすこともあり、本当に生徒の成長が嬉しいんだと思います。
近年学校教員の労働問題が叫ばれていますが、そんななかでも一緒に成長を見守ってくれて、一緒に喜んでくれる、とても尊い職業だなぁと頭が下がります。
「心配事の9割は起こらない」は本当だった?
集団行動が求められない家庭内では特に問題がなかった長男ですが、引っ越す前の幼稚園ではダメ出しが多く・・・。
ダメ出しすることが多い担任だったようで、その影響を受けたのは我が家だけではないのですが、親も子も自己肯定感がかなり下がってしまい、「集団行動」が一つの不安要素になっていました。
「小さいときだけよ~」なんて言ってくれる先輩ママさんの言葉も、時に重かったような気がします。
だって、「小さいときだけ」に当てはまるのはあなたのお子さんだけかもしれないから。
私だって、「小さいときだけよ~」って言える人になりたいよ。
そんな、決して綺麗ではない思いを心に秘めていた時期もあります。
「小学校が不安だ」「将来が不安だ」と思うと、「心配事の9割は起こらない」なんて言葉を思い出します。
我が家の場合は、「心配していたことは起こらなかったけれど、別の心配事が出てきちゃったな」という感じです。
未来を予言できるわけではないので、きっとみんな同じだと思います。
成長すれば、そのステージ、そのステージ毎で悩みが変わるわけで。
親だから、子どもについての悩みは尽きません。
でも、「学校にちゃんと通えるかしら・・・」と思っていた長男が、小学校の卒業式で普通にみんなと同じように卒業証書を授与されているのを、笑顔で見ることができるなんて、6年前の私は想像もしていなかったな。
「母さん、卒業式は絶対泣いちゃう!!!」
と思っていて、受付で式次第をもらったときにはすでに涙がジワリ。
(だいぶ早い 笑)
でも、式典で息子を見たら、しっかりしている姿がなんだか可愛くて笑っちゃいました♡
幼稚園のお遊戯会では、退場時にはこらえきれず列を抜け出して、私に抱きついて泣いていたあの子。
運動会や卒園式では、不安や安堵で、常に涙しながら見守っていた気がします。
そんな小さなあの子を愛しく思い出しながら、笑顔で卒業式に参加できるなんて。
6年前の私に「小学校、不安だけれどもなんとかなるよ!」って言ってあげたいです。
「大丈夫だよ」じゃなくて「一緒だよ」
ここはブログという文章が残るところなので、どちらかというと我が子の成長で良くなっていったことを書いてしまいますが、辛いこともいっぱいありました。
「え、6部作になっちゃう?!」くらいの小学校生活への想いを「いやいや、1クリップに収めよう」としたので、まとまりもないのに長くなってしまってすみません。
ここには書けない辛いこともありましたが、100人隊を卒業する際にもう少し色々と綴れたら・・・と思っています。
それでも、たまにこうやって子育てクリップを書いているのは、
「私はこうやって乗り越えました!」
なんてことを書きたいんじゃなくて、
こういう子もいるよ、同じように悩んでいるお母さんもいるよ、という思いからです。
悩みは人それぞれなので、「大丈夫だよ」なんて簡単には言えない。
でも、育児に沢山悩んだ私は「一緒だよ」「私も同じだよ」と言いたいんです。
共感してほしいんじゃなくて、私がこの画面の向こう側にいる方に共感したいんです。
4月からは中学生のお母さんという未知の世界へ。
いっぱい楽しんで、いっぱい頑張っていきたいと思います。
はぁ~、内申どうなるんだろ・・・。
(あら、もう心の声出ちゃったわ)
※子供関係のクリップは残さない可能性もあるため、申し訳ありませんがコメント欄は控えさせていただきます
マル
会社員 / 東京都 /
44歳/夫・息子(13歳・9歳)/美容部/本とお酒とおいしいものが好きです。家族や友達と笑いあう時間、1人で過ごす時間、どちらも大切に毎日を過ごしています。日々の楽しいこと、役立つこと、胸に響いたことなどを、クリップに綴っていけたらと思っています。LEE100人隊の活動を通して、たくさんの出会いがあればうれしいです。