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おでかけ部

ドイツの森でアスレチックに挑戦

  • カーリー

2022.04.16

  • 10

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春休みのアクティビティ、お菓子作りに続いてこの日は家族でアスレチックへ。

隣町のWiesbadenという街です。

ヨーロッパで最も古い温泉地の一つで、古い建物も多く残る美しい街。

森の中のアスレチック

こちらに来てすぐの頃、近くを通りかかった時に「楽しそうだな、いつかやってみたいな」と思っていたこのアスレチック。

森の中に様々なコースがあって、とっても気持ちが良さそうなんです。

少し難易度が高そうだなと思っていましたが、息子も8歳になったしそろそろ挑戦できるかなと思い、お出かけしてきました。

まずはハーネスをつけてミニ講習を受けます

会場に着くとハーネスやメルメットがずらり。

お兄さんがハーネスのつけ方や注意事項を丁寧に教えてくれます。

いざ、挑戦!

コースは難易度別に青・赤・グレー・黒と分かれていて、一番簡単な青のコースを探して登り始めました。

が、一番簡単、6歳から挑戦できる初心者コースのはずなのに、結構高いし、怖いし、難しい。。

これが最初に挑戦したコース。

案の定息子は半泣きになり、あえなくギブアップ。。

でもこんな感じでコースの最初から最後まで命綱のようなものをワイヤーに通して進むため、途中でやめるのも簡単ではなく。

「トレーナー!!」と大声で叫び、お兄さんに助けを求めなければなりません。

この後お兄さんが急いで駆けつけてくれ、いろいろな器具を使って息子は無事地上へと降ろしてもらえました。



気をとりなおして再挑戦!

改めてお兄さんに聞いた所、私たちが一番最初に登ったのは「青」の中でもやや難しめののコースだったようです。

会場の中で最も簡単なコースを探して再挑戦。

こちらはそこまで難しくなく、高さも最大5メートル程度。

震えながらも息子は最後まで渡ることができました。

そして自信がついたのと、慣れてきたこともあって、その後も次々と青のコースをクリア。

最終的には、最初にリタイアしたコースも無事渡り切ることができました。

リベンジを果たした息子は饒舌で誇らしげ。

昔から怖がりで新しいことに挑戦することが苦手な彼が、一回り大きくなったように感じました。

小さな子供用のミニコースも

全てのコースは6歳以上の子供から挑戦できますが、それより小さい子供用のミニコースも用意されていました。

高さもなくて小さな子供達が練習するにはちょうど良さそう。

ちょうど4歳くらいの小さな女の子もハーネスをつけて挑戦していました。

正直、今日は大人の私達でも初心者用の青コースでいっぱいいっぱい。

でも上を見上げると難易度の高いコースを子供達がスイスイと渡っていて。

ドイツ人は自然が大好きだし、ドイツの子供達は小さな頃からこういった場所で体を使って遊んでいるから基本的な身体能力が高いのかなぁと。

フランクフルト近郊の森

フランクフルトは都会ですが、車で15分も走ればいろいろな森に行くことができます。

去年の夏、おたまじゃくしがいるよと教えてもらって訪れた森。

夏は緑がいっぱいで気持ちの良い森が、冬には一面の雪景色に。

ドイツで一番好きだったのはこの豊かな自然だなと、ドイツを離れる今になって思います。

季節ごとにいろいろな恵みを与えてくれたドイツの自然に感謝です。

そして自然は学びの宝庫。

息子の記憶の中にこの自然で体験したことが少しでも残ってくれたらいいなと思っています。

カーリー

主婦 / 奈良県・アメリカ /

40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。

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