子どもがベビーカーで昼寝をしたので、久しぶりに本屋さんに行った時に、帯のメッセージに惹かれて購入しました。
専業主婦、ワーママ、育休を取った男性、既婚で子供のいない奥さん…など、一見、立場が異なる人々が家事(育児)という共通の役割によって交わり合い、過去の自分と対峙する…というお話です。頷けるところが多く、一気読みしてしまいました。
私も育休中、育児と家事に疲れて「一人で遠くに行ってしまいたいなぁ…」と思うことがありました。
子どもとずっと一緒に居られて、幸せだなと思いつつ、コロナ禍で気軽にママ友を誘って一緒に遊ぶこともできないし、閉塞感を感じることも…。ワーママの時は、子どもが熱を出せば、暗黙の了解で迎えに行くのは私。不公平感を感じてモヤモヤ。そんな時に、この本を自分に差し出してあげれば、もっと早く前向きになれたのだろうな。そして、夫婦こそ対話が大事ということをあらためて実感しました。
家事育児に手を抜けない人にこそ読んでほしいです。
私が今回購入したのは2021年に発売された文庫本です。単行本が発売された時に、LEEの書評コーナーでも紹介されていました。
主人公は子どもと季節の行事を楽しんだり、自然に目を向けていたり。ゆったりと日常を楽しんでいて、どんな英才教育よりも子どもにとっては大切なのでは…と感じました。
きっとドラマ化されそうなので、勝手にキャスト予想!
この本の作者は、吉高由里子さん主演でドラマ化もされた小説『わたし、定時で帰ります。』の朱野帰子さん。この『対岸の家事』もビジュアル化しやすく、いつかドラマ化されるだろうなと思い、勝手にキャストを考えました。こんなキャラクターが出てくるんだと、想像してもらえたら嬉しいです。
・周りに気後れしているけれど、一番地に足がついていて頼りにされる存在、1児のママで専業主婦の主人公は上白石萌音ちゃん。
・1人で家事育児を抱え込み、「ゲームオーバー」と呟く2児のワーママは上野樹里さん。
・理詰めで迫る、外資系の妻を持つエリート国家公務員の育休夫は、本郷奏多さん。
LEE世代にはこの小説が響く人は多いと思います。欲を言えば、旦那さんやその上司たちにも読んでもらいたい…そんな一冊です。
TB - おゆう
事務 / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー
38歳/夫・息子(7歳)・娘(3歳)/手づくり部・料理部・美容部/小学生男子とおてんば娘のワーママです。子どもたちとのお出かけからエンタメ記事(特にテレビドラマが好き)まで幅広く書いています。生活の役に立つモノやハックのシェアしたがり屋。ファッションも大好き。LEEを参考に、平日は通勤でキレイめコーデ、休日はカジュアルコーデを楽しんでいます。LEEマルシェをのぞくのが日課です。身長158cm。2024年は推し活も励みたい!
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TB おゆう