細々と続けているお菓子作り。
最近は焼き菓子を焼く機会が多くありました。
資金集めのためのBake Sale
心が晴れないニュースが続く日々ですが、同じヨーロッパということでドイツへも、ウクライナから避難して来られている方がいます。
先日もメッセ会場の近くを歩いていたら、シェルターの看板を見つけました。
息子が通うダンス教室でも、Bake Saleを開催して難民支援のための資金を集めようということに。
Bake Saleとは、学校などの団体が焼き菓子などを販売し、資金を集める活動です。
私もこちらに来て初めて経験したのですが、コロナの前は息子の学校でもよく行われていました。
お菓子作りは好きなので、私もボランティアとして焼き菓子作りに参加しました。
一番人気のカップケーキ
こういう場面でダントツで人気なのはカップケーキです。
カラフルなクリームに可愛らいしい飾りがのったカップケーキが、子供達の心を鷲掴みにするのです。
写真は今年の息子の誕生日に専門店にオーダーして、学校へ持参したカップケーキですが、
(ドイツでは自分の誕生日にケーキなどを学校へ持参して、皆にお祝いしてもらう風習があります)
こういうものが大人気。
私も一度挑戦したのですが、クリームを絞るのが難しすぎて断念。
あと、バタークリームが甘すぎて少し苦手ということもあり、今回のBake Saleではパウンドケーキとクッキーを焼くことにしました。
フルーツパウンドケーキとスマイルチョコクッキー風クッキー
まずは間違いのないフルーツパウンドケーキを。
ドイツに来て初めて買った型が30センチというドイツサイズで、小さい型を見つけて買い足しているうちに3つになってしまったパウンド型。
一番小さい15センチの型で焼きました。
そしてクッキーは、100人隊でも大人気のなかしましほさんのスマイルチョコクッキーが可愛いなと思い、真似をして作ってみました。
生地をプレーンとチョコにして、
それぞれチョコと、ホワイトチョコで髪の毛を。
ツートンで可愛くなるかなと思ったのだけれど、ホワイトチョコは白髪みたいになっちゃった。。
ラッピングしてBake Saleに持参。
キャロットケーキ
2週目もぜひということで、今度はキャロットケーキを。
トップのフロスティングはラッピングがしづらいかなと思って、アイシングにしました。
やっぱり誰かのためにお菓子を焼くのは失敗ができないし、いつものように手軽に〜とはいきませんが、
自分の好きなことが、誰かのお役に立つのであればこんなに嬉しいことはありません。
少しでも難民の方達の助けになればと願っています。
オレンジシロップでオレンジケーキ
もうシルエットが全部同じですが、こちらは先月お友達のお家に遊びに行かせてもらう機会があったのでオレンジケーキを焼いた時のもの。
ちょうどバレンタインの後で、オランジェットを作った時のオレンジシロップがたくさんあったので、生地やアイシングにたっぷりと。
丸ごと包んで持参しようと思ったのだけど、やっぱり味見をしないと不安で結局スライスして包んで持って行きました。
プリン修行
最後に焼き菓子つながりでプリンのことも。
ずーっと綺麗なプリンが焼けなくて、これまで何度も何度も焼いてきたプリン。
最初はもちろん「す」がいっぱい入ったプリンしか焼けず。
こんなのや
こんなの。
それでも大きなプリンを焼いて食べるのは嬉しくて。
我が家には大きなプリン型やちょうど良いサイズのケーキ型がなくて、いつもアラビアのボウルで焼いています。
そして昨日ついに、綺麗な断面のプリンを焼くことができました。
トップは完全に鏡面とはいきませんが、切り分けた際のツルッとなめらかな断面を見た時の喜びたるや。
あーこの絵がずっと見たかった!
満足です。
ムラヨシマサユキさんが「この本の表紙をどうしてもプリンにしたくて、卵を500個以上使った」と以前SNSで言われていました。
プロの方がそこまで練習を重ねて実現できるこの美しいプリン。
私はまだ50個くらいしか使ってないな。まだまだ頑張らなきゃと。
これからも細く長く、おばあちゃんになるまでお菓子を焼いていきたいなと思います。
カーリー
主婦 / 奈良県・アメリカ /
40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。
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カーリー