こんにちは!エミッコです。
先日、ノルディックニットのブログでも少しご紹介させていただいた、「ニットを首巻き代わりに使う」というアレ。アレが本日のお題です。では早速!
ロンハーマンで発見、ニットの首巻き。
秋冬の立ち上がりの頃だったか───ロンハーマンのステキスタイリング過ぎるボディ達を「可愛い~眼福~♡」と堪能していたら、そのうちの1人(1人?)が、ニットをマフラーのごとく巻き巻きしていて。
あれ!これストールかと思ったらニットやん!
え、ニットってこんな風にも使えるの!?
え、この使い方、めっちゃ可愛いんですけど。
と衝撃を受けたのが始まりでした。
(どうやらロンハーマンのスタッフさん的にはスタンダードな用法だった模様。
このニットのアレンジにしろ、ナバホパールのアレンジにしろ、ブローチアレンジにしろ、とにかくロンハーマンの皆さんはアレンジ上手!一般的な使い方に留まらず、どこまでも自由な発想でアレンジを楽しまれている姿に、いつも感銘受けまくりです。)
無論、「私もそれやりたい!」とソッコー駄々をこねて(?)教えてもらいました。
実際に人体に巻いてみると
こんな感じ。(・・・て、自撮りだとケータイが首元にかかってしまってヨクワカラナイ、という罠。)
え~~~可愛い!なんかこなれてる!←「こなれ」にめっぽう弱い年頃です。
しかもさ、この術式さえあればさ、手持ちのニットのほとんどが首巻きとして使えるのではーーーー!という話でして。
予算の都合で2年連続ストールを買い逃した私といたしましては、これはかなり有り難い。(というか、これを習得した今となっては、もはや「私、首巻きいっぱい持ってるわあ~」という感覚なので、ストール買わなくても良いかなみたいな気持ちにすらなっている。)
せっかく教えて貰ったので、巻き方をシェアさせてください。
巻き方その1:ラフにぐるぐる。
そう、せっかく教えていただいたので、こんなステキ情報を独り占めするわけにはいかぬ!というわけで、本日も暑苦しく!シェアさせてください!
まずはラフにぐるぐる巻き。
上の謎の自撮り↑でもしていた、1番シンプルな巻き方です。
(ここからは自撮りでは全くもってうまくご説明出来ないため、相棒のトルソーさんと共にお送りいたします。)
①ニットをラフ~に上下半分に畳む
綺麗にするより適当な方が良いとのことで、なるべく雑に畳んでます。ちなみにプルオーバーだけじゃなくカーディガンでも、前を全部閉めちゃえば全然大丈夫です。
②左右どちらか片方が長くなるように、肩に引っ掛ける
元祖ダンディ(?)風に背中に身頃が来るように羽織った後、左右どちらかにズリズリっとずらすと簡単です。
ちなみに、ニットの折り目が首側、ニットの首&裾部分が外側(肩側)です。
③長く垂らした方の袖を持って、
───ぐるっと一周。
皺が出来ないように・・・とか気にしなくて大丈夫。ただラフにぐるっと一周です。
⑤反対側(短い方)のお袖を持って
───④の袖先がある辺りで、1回しばる。完成。
教えてくれたモッチー(ロンハーマンの超絶スーパーオシャレなスタッフさん)が「きちっとしない方が良いです。ほんま適当です。」とおっしゃっていたので、オバサン的にはついついシワとかヨレてるとことかピッチリ伸ばしたくなるのですが、我慢。笑 ピッチリしないからこそこなれるのです、きっと。
全体のフォルムだけなんとなく整えて終了!です。
ぐるぐる巻きなので首元が最も暖かく、極寒の日や自転車移動にも◎。
巻き方その2:肩にちょっと乗っける
なんと表現すべきかわからず、謎のタイトル ↑ にしてしまいましたが、
こういう感じです。片っぽだけのケープみたいな?
実はやり方はぐるぐる巻きとほぼ同じで、
・ラフにくしゃっと巻く=ぐるぐる巻き
・広げて整えて巻く=乗っける巻き
という違いしかない気がするのですが、い、一応・・・
①ニットを上下半分くらいに畳む
さっきはわざと雑に畳みましたが、今回はちゃんと半分に畳んでOKです。
②畳んだニットを、裾側が表に来るようにして片方の肩に乗せる
ネック部分ではなく裾部分が表(上面)に来るようにポンと乗せます。左右どちらでも、自分の心地よい方で。(肩からバッグを下げる方は、バッグと反対側にした方が便利かもしれませぬ。)
③手前側の袖を持って、
───ぐるっと一周。
ここはさっきと同じ。
④背中側に垂らした袖も、
───ぐるっと一周。
⑤ニットの折り目部分が首に沿って少し立ち上がるように(首元がタートルネックっぽくなるように)バランスを調整しながら、両方の袖をしばる。
きゅっ。
確か、ロンハーマンのボディがしていたのがこんな巻き方。ちょっとモードでちょっと女子っぽくて、「うおぉ!」となりました。
実際に人体に巻くとこんな感じです。
巻き方その3:ただゆるっと結ぶだけでもカワイイ。
お袖を首にぐるっと一周させず、ただただゆるっと結ぶだけ。というのも、抜け感があってすごくカワイイんです。
ほんとにただ巻いただけですが、
①ニットを半分にたたむ
雑にざっくり畳んでも、きっちり半分にしても、どちらでもあまり変わらない気がする。
②畳んだニットを、裾側が表に来るようにして片方の肩に乗せる。
巻き方その2と同じです。
③両方の袖を、反対側の肩付近でゆるく適当に結ぶ
完成!
ポイントは、横に少しずらすこと&ラフにゆるく結ぶこと。
身頃を背中に合わせてきっちり結ぶとダンディなあの感じに近付いてしまうので、ラフ~に巻いて女性らしい抜け感を・・・みたいな。
柔らかいニットなら、こんな感じで鎖骨が少し覗くぐらいゆるく巻くのが好きです。
ただ肩に巻いて結ぶだけなのですが、「ニットを小物として使う」というやり口(やり口?)が既になんだか洒落て見える───気がしています。
あと、リアルに実用的に、暖かい!この巻き方だと屋内でも邪魔になりにくいので、カーディガンを肩掛けするのの延長~みたいな雰囲気で使えて本当に重宝します。
ちなみに分厚いニットだと巻き方その1・2はなかなか厳しいので、こっちのただ結ぶだけ方式オンリーにしています。
先日のノルディクニットの記事でしていたのも、この方式。
ボリュームがあるので、人体に巻くと顎のあたりまで高さが出ます。この場合、鎖骨は・・・諦めましょう。
↑(写ってないけど)完全に顎を覆い尽くしています。めちゃくちゃ暖かいことだけは確かです。
ふう~。
本日は以上でございます。
いつも着ているお気に入りのスタメンニットを巻いてみるのはもちろんのこと、サイズやシルエットが「ちょっと今の気分じゃないな」と眠らせていたニット、穴が開いたり伸び伸びになっちゃったニットなどなど・・・を引っ張り出してきて首巻きとして蘇らせれば、自然とサステイナブル♡
そんなわけで、あらゆるニットを首に巻きまくって寒い冬を乗り切りたいと思います。
では!
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エミッコ
41歳/夫・娘(4歳)/料理部・美容部/人生の7割はファッションのことを考えている気がするファッションラバーです。100人隊を通して「よいものを長く愛する」ということに目覚め、また気候危機の問題を知ったこともあって、現在は“古きよきもの“である古着を今っぽくオシャレに着こなすべく日々研究中。更に今年は「今持っている服を見直し、最大限に楽しく着回す」にチャレンジ予定です。身長158cm。Instagram:@potarina
この記事へのコメント( 4 )
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エミッコ