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【KYOTO STEAM】建築家のパビリオンを見に

  • 050 ジュリ

2021.12.29

  • 9

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こんにちは。050ジュリです。週末に京都・岡崎エリアで開催されている「KYOTO STEAM」というイベントに行ってきました。

「KYOTO STEAM」って?

「KYOTO STEAM」とはScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字を取った造語。文化芸術の新たな可能性と価値をワールドワイドに問う事業です。

今年はアート×サイエンステクノロジーがテーマ。さまざまなプログラムがあり、こんなイベントです、とひとことでは言えないのですが全体のシンボルとして建築家・藤本壮介さんのパビリオンがお披露目されるということで行ってきました。

会場のひとつ、ロームシアター京都(旧京都会館)は1960年に巨匠・前川國男の設計で建てられ、2016年に建築家・香山壽夫さんによってリニューアルされたコンサートホールです。この建物、めっちゃかっこいいんですよ!という話は脱線しそうなので置いといて。

写真はレストランなどがある別棟です。1階には蔦屋書店とスターバックスがあり観光客にも人気のスポットです。

アメノシタ・パビリオン

パビリオンはロームシアター京都の中庭「ロームスクエア」にありました。角材を積み上げた鳥の巣のようなパビリオンは中に入ることもできます。

トップ画と同じ写真です。パビリオンの下のほうなら腰かけても大丈夫とスタッフの方に教えて頂きました。自転車用ヘルメット姿の息子、よろこんでよじ登っていました。ランダムに積みあがっている角材には隙間があり、もちろん天井もないのですがなんだか落ち着く空間になっていました。

パビリオンの外から見上げた角材。そのまま重ねただけのように見えますが、きちんとボルトで留められているそうです。

このパビリオンを設計した建築家・藤本壮介さんは2025年の大阪万博の会場デザインプロデューサーにも選ばれている方。これまで設計されてきた建築もユニークでインパクトのある話題作ばかり。代表作は「武蔵野美術大学図書館」「市原の公衆トイレ」「白井屋ホテル」など。気になる方はどうぞ検索してみてください。(特にトイレがすごいですよ~)

パビリオンは12/26までの公開でしたが「KYOTO STEAM」自体は2/13まで開催されていて専門家の講演会、京都芸大や企業の展示などのプログラムがあります。岡崎エリアは京都市京セラ美術館(ここも建築がいい!)や平安神宮など他にも見どころがたくさんある場所なので観光にもおすすめです。

余談ですが…記事の一番下に出てくる「タグ」に「建築」「アート」「デザイン」ってないんですよね…あまり使われないのかな?私は使うけどな…というつぶやきでした。

050 - ジュリ

会社員(建築士) / 京都府 / LEE100人隊

40歳/夫・息子(4歳)/手づくり部・料理部・美容部/大阪出身、京都在住。毎日時間に追われてバタバタですが、ソーイングや編みものが好きでスキマ時間にちょこちょこ作るのが日々の楽しみ。お菓子やパン、保存食作りも好き。最近は小鉄の子どもの影響で鉄道に詳しくなってきて、旅の目的が電車に乗ることになってきました。

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