こんにちは。
先日はLEE1月号の鍋特集について、書きました。
鍋で使った新鮮野菜ですが、
実は子供たちと収穫してきた物。
つながりを描ける想像力を
スーパーで野菜を買うとき、泥もつかないキレイな状態で売られていますよね。
売られている野菜だけ見ても、どんな風に育ったか、成長するまでの過程を想像するのは難しい。
やっぱり本物で体験で知るのが1番。
子供とできる体験を探していると、千葉の柏市で”野菜の収穫体験”を見つけました。
孫にも安心の野菜をモットーに
体験を提供してくれる方は、地元のシニアの方々。
畑にはたくさんの野菜たち。
畑に並ぶ野菜は、無農薬で育てられているそう。
「トウガラシなどを使って虫よけはするけど、殺虫はしないよ」
当日は白菜、人参、スティックブロッコリー、大根、キャベツの収穫。
白菜は、想像以上に大きくてキュッと紐で結ばれていました。
「白菜は寒いと葉が傷んでしまうから、白菜は葉っぱのお布団にくるまっているんだよ」
と子供たちが分かりやすいように説明してくれます。
私も35年生きてきて、初めて知ることばかり。
まるで「大きなカブ」のように白菜を収穫
大きな白菜の紐をほどき、いざ収穫。
…
5才長男が一生懸命立ち向かいますが、ビクともしません。
スコップで根の周りを少し掘ると、根っこに埋まっていた白菜がグググっと持ちあがり、ようやく収穫できました。
収穫した白菜を抱えると、重くてビックリ。
10kg近い次男を抱いている感覚。
愛情深く育った野菜は、どれも美しい
野菜を収穫する間、1才次男はテクテクと野菜の周りを散歩。
どの野菜も立派で、背丈も次男と同じくらい。
畑に並ぶ野菜は、どれも葉が美しく元気いっぱい。
今年は我が家でも家庭菜園にチャレンジしました。
しかし思うようには育たず、野菜が育つまでの過程は簡単ではないことを知りました。
芽が出て、水やりをして、手をかけて愛情がたっぷり育った野菜たち。
苗の植え付け体験
一通り野菜の収穫をした後は、玉ねぎの苗の植え付け。
体験中は、親は基本的に手を出しません。説明を長男が聞きながら進めます。
真剣に話を聞きながら、小さな苗の根を上手に植え付けていました。
最後に日付と名前を書いたプレートを設置。
いつもと違う環境での子供の姿に、成長を感じます。
大根おろしの食べ比べ
最後は大根おろしの食べ比べ。
上部・中心・下部と分け、すりおろして試食。
長男は辛味で顔がゆがんでいましたが、大根は下部に行くほど辛味が増すそう。
私も食べましたが、全部同じくらいの辛味に感じて、違いはわからず…
■
収穫・植え付け・食べ比べを終え、更には収穫野菜で作られたピクルスも頂き大満足の体験でした。
収穫時に出た不要になった葉は、コンポストとして再利用。
参加した子供たちで、たい肥にするために不要な葉を細かくする体験も。
野菜を植えて、育ち、たい肥として循環するところまで知ることができる。
6月には植え付けした玉ねぎが収穫できるので、必ずまた来ようと思いました。
子供は色々なことに疑問を持ちますよね。
世の中には親である私も知らないことも沢山あって、上手に伝えられないことばかり。
体験に行き、教えてあげられるのは親だけじゃないと気づきました。
これからも親である私が知らないことを知る沢山の人と、子どもと共に出会っていきたいです。
イノ