暮らし発見

37歳から始めた歯列矯正

  • のりたま

2021.11.11

  • 18

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こんにちは、のりたまです。

100人隊任期も終わりが近づいているので、いつか書こうと思っていた歯列矯正ネタを書かせていただくことにしました。

文章も長くなってしまい、読み返してみるとただの自己満足な中身…かもしれませんが、歯列矯正にご興味のある方は読んでいただけると幸いです。

ちなみに、個人的な気持ちや考え方も多く含まれていて、歯列矯正をすすめるものではありませんのでよろしくお願いします。

ちなみにちなみに、矯正前の36歳のときがこちらです。↓

いわゆる八重歯、犬歯というものがかなり目立つ歯並びでした。長男1歳の記念に撮ったこの写真も矯正したい!と強く思い始めたきっかけです。

 

なぜ今さら歯列矯正をしようと思ったか

さかのぼること小学4年生のころ。

そろそろ全ての歯が永久歯に生え変わったかな?という頃に、ある日上の歯ぐきからにょきにょきと八重歯が生えてきました。

さっそく親に連れられて係りつけ歯医者に。当然矯正をした方が良い、という結論になったのですが、犬歯は根が深いので抜歯はできないため、その隣の健康な歯を抜いて全体矯正で犬歯を押し込めるというやり方になるとのこと。治療費が100万近くかかること、高校生になるくらいまでワイヤーを装着しなければならないと言われました。(昭和の当時なので今は費用や期間も異なると思いますが。)

引っかかったのは後半の「高校生になるまでワイヤーを歯につけていないといけない」という部分。

 

当時絶賛りぼんっ子だった私は、中高生になれば自分にも「ママレード・ボーイ」や「天使なんかじゃない」みたいな学園生活が訪れると信じていました。それが!一度しかない花のティーンエイジを歯にあんなものを付けたままおくるなんて無理!と断固拒否感!(矯正していた方、お子さんがしている方ごめんなさい!)

とは言えないので、お金がかかるから悪いよ、と親に遠慮したということにして矯正は見送りになったのでした。

そしてそんな学園生活が訪れなかったことは言うまでもありません。

 

しかし10代の頃、時は八重歯のかわいい女子(広末涼子さんやジュディマリのYUKIさんなど)が大人気。

「付け八重歯」なるアイテムまで登場し、「な~んだ、全然矯正する必要ないじゃん」と全く歯列矯正のことは忘れ去ってしまいました。

 

そんなこんなで時が過ぎ、30代に突入。

だんだん「八重歯可愛いね」などと言われない年齢になってきたのです。

35歳で長男を出産後、産後の疲れもあり、一気に老化が。

そうすると、歯並びがとーっても気になるようになってきました。

これまでは、若かったから肌もハリがあって歯並びの悪さもチャームポイントのようになっていたけど、これからどんどん年齢を重ねていくと、歯並びの悪さがコンプレックスになっていくかもしれない…。

そう考えるようになりました。

また、息子が生まれてから、お宮参り、七五三、入学式などなどきちんと家族で写真を撮ることが増えるだろう、今までは歯が見えないように口を結んで写真に写ることが多かったけど、これからは満面の笑みで家族写真を残していきたい。

さらに子育て中で働いていない今がチャンス!と一念発起し、37歳にして全体歯列矯正することにしました。

 

矯正治療は想像以上に苦しい道のりだった

大げさな表現ですが、想像以上に歯列矯正は大変でした。

まず、上下合わせて健康な歯を4本抜歯。大学生の時に親知らずを4本抜いたので、自分の歯は合計8本も抜いたことになります。こんなに歯いらなかった!

そこからブラケットを歯に装着してワイヤー矯正していくのですが、通院は月1回。ただ、初期は月1回調整して締め上げた後の痛みが辛くて辛くて。プリンや豆腐、ゼリー飲料のような噛まずに食べられるものを2日間くらい食べ続けたり、夜痛くて眠れないときは、痛み止めを飲んだりしました。

 

また、毎回の食事後、食べ物が尋常じゃないくらい挟まるんです。毎回掃除して歯ブラシして、外出時は本当に面倒でたまりませんでした。

後半ゴムかけ(上の歯と下の歯に医療用ゴムを引っ掛けて前歯をひっこめる)もしましたが、これも毎回食事のたびに取り換えなければいけないし、人としゃべるとき目立つのが嫌で嫌で。

40歳に近い年齢で自分の意志で始めた私ですらこんなに苦痛なのだから、中高生の矯正は大変だろうなあとしみじみ思いました。

 

また、歯列矯正は基本的には1人の先生に最後まで診てもらうのですが、私の場合夫の転勤があり、子供も小さくて月に1回遠方に新幹線で通院するのも厳しかったので、名古屋で1回、金沢で1回、計2回転院しました。名古屋の時は自分で探して申し込み、金沢のクリニックは名古屋の先生に紹介してもらったのですが、転院に伴って毎回新たに検査費用が5~6万ほどかかったりして当初の想定より治療費がかさみ、また、治療費の払い戻しなどクリニック側にも負担をかけてしまうためか、転勤族の人は困るんですよね、ということもチクリと言われてしまいました。

東京で矯正を始める際には、だいたい2年半と言われていましたが、何度も転院したこと、新型コロナで治療ができない時期があったことなどから、結局もうすぐ4年になります。あと数か月でワイヤーは取れる見込みですが、本当に長い期間を要する歯列矯正は大変だなと身を以て知りました。

 

↓使い古しの過去写真。この時まだ途中ですが、前の写真と比べるとかなりそろってきたのがわかります!

 

とはいえ、矯正してよかった!

大変だ大変だとネガティブなことばかり書き綴ってしまいましたが、結局矯正はして良かった!につきます。

これは私の主観ですが、矯正して顎がすっきりした気がします。口元が引っ込んだことで矯正前よりもほうれい線が気にならなくなりました。歯磨きもしやすいし、リップメイクも楽しめる気がします。(以前は犬歯にリップがついたりしてましたので…)

矯正は残念ながらいくつからでも遅くない!とは言えないもので、なるべく若い段階でした方が早くきれいに歯がそろうようです。費用も時間もかかるし、苦痛も伴いますが、子供がもし矯正をすすめられたら若いうちにさせようと思っています。

 



最後に、矯正治療中の必需品

①歯間ブラシ

もうこれなくしてワイヤー矯正はできません!ワイヤーを付けているとフロスがかけられないので、歯間ブラシで掃除をします。私は外出先にも持ち歩いていました。

歯の隙間にちょうどフィットするのがこちらのSSサイズでした。

 

②デンタルリンス

矯正中でなくても使いますが、歯ブラシ後の仕上げに。細かい汚れも取れて清潔です。

私はこのNONIOの+ホワイトニングを愛用しています。スースーしすぎず、歯茎にしみることもない程よい清涼感が得られるのでおススメです。

 

③マスク

これはコロナ禍で唯一良かったこと、と言っては良くないですが、矯正期間中口元を見せたくない時は役に立ちました。外出先で食べてすぐ歯磨きできない時、ゴムかけをしていて人の目が気になるときなど、簡単に隠せる便利アイテムなので、コロナ収束後にマスクを外しても良い状況になったとしても、矯正されている方は持ち歩いた方が便利かと思います。

 

以上長々と語ってしまいましたが、今現在ご自身の矯正やお子さんの矯正を迷っている方、矯正が辛い方などの少しでも参考になれば嬉しいです。

それではまた!

 

 

 

 

 

 

のりたま

40歳/夫・息子(5歳・2歳)/美容部/九州で生まれ育ち、埼玉、東京、愛知を経て現在石川県に暮らしています。本とお酒と服が好きな3年目隊員です。Instagram:@nrtm071

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