前回のクリップでドイツの食べられない栗(トチの実)をご紹介しましたが、
先日、今度は食べられる栗を拾いに行ってきました。
昨年見つけた栗スポット
昨年、ネットで調べまくって発見した栗スポット。
大きな栗の木に、たくさんのイガがついていました。
この木も立派だけど、森の奥へ入るとさらにたくさんの栗が。
こんな感じでごろごろ落ちていて、
1つのイガに小さい栗が3〜4個入っています。拾うそばからどんどん落ちてきて、ちょっと怖い。。
頭に刺さったらかなり痛そうと思い、
途中から肩にかけていたショールを頭に被って赤ずきんちゃんスタイルで拾いました。
家に持ち帰って
たくさん拾いましたが、、
問題はここから。
ドイツの森や公園で拾える栗はかなり小ぶりです。
この小さな栗の皮をむくのがかなり大変で。
昨年、皮むきの苦労を話したら母が栗バサミを送ってくれたので、
今年は随分楽になりました。
でもなんせ小さくて数が多い。
そして最悪なのは、100%天然(Bio?)の栗なので結構な割合で中に虫がいること。
「虫さんも美味しいものを知っているんですね〜」
と、心穏やかになれるはずもなく、
虫は大の苦手です。。
途中で何回も心が折れかけました。
昨年も確か「栗は買った方がいい」と思ったはず。
栗拾いが楽しくて、皮むき&虫との遭遇の大変さを忘れていました。
市場でも売っているそうなので、来年もしドイツにいたら、絶対マルクトで買おう。
蒸籠を使って栗おこわに挑戦
昨年はこの小さな栗で栗ご飯にしました。
今年は蒸籠を買ったので、栗おこわにしてみようと。
2段あるのでついでにお赤飯も炊いてみました。
大きな蒸し布がなかったので、クッキングシートで。映えない。。
どちらも初挑戦でしたが、もっちもちの美味しい栗おこわ&お赤飯ができました〜。
蒸籠でふつふつと炊いている時の良い香りも大好きです。
栗は小ぶりで形も色もイマイチだけど、ちゃんと栗の味!
ちょっとした達成感とともに、「秋だね〜」と旦那さんとしみじみ栗おこわを味わう一方で、
栗がお気に召さず、お赤飯ばかり食べる息子。
季節の味を知って欲しくて頑張った母の苦労が報われなかった瞬間です。
おこわの他は、家族が大好きな春巻きとワンタンスープ、
あとは揚げだし豆腐を作りました。
「これで肉まんがあったら最高だね!」と、
我が家の男性陣は点心がお好みのようです。
蒸籠のある生活
先ほどの肉まん発言にもあるように、
我が家に蒸籠がやってきてから一番活躍しているのは「肉まん作り」です。
これまで何回も作っていて、最近ウー・ウェンさんのレシピで
やっと皮がふんわりした肉まんを作れるようになってきたのですが、
包むのが一向に上達しません。
まだ皮がふんわりしきれていない頃。
肉まんか小籠包か分からない仕上がり。
トップの仕上げ方が分からない。。
こちらは、蒸籠でえび焼売を作ってみた日。
焼売の皮がなくて黄色いワンタンの皮で。
正直、今でもお料理は好きではないのですが、肉まんや焼売、餃子、春巻きなどなど
黙々と包む作業は楽しくて。
おこわという新しいレパートリーもできたので、これからも蒸籠を使って色々なお料理に挑戦したいと思います。
カーリー
主婦 / 奈良県・アメリカ /
40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。
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カーリー