朝晩随分と涼しくなって、いよいよ到来の読書の秋です。
夏はばてるし読書向けじゃないなあと感じます。
毎年暑い時期は読書熱が冷めるというか、わたしにとっては一年で一番読まなくなる時期で、涼しくなってくるとまたムクムクと本が読みたくなる不思議。
購入したまま積読しっぱなしの本もようやく動き出した感じです。
「美女の魔界退治」 林真理子
林真理子さんのエッセイは、毎回恒例、出たら必ず読んでいます。
こちらの美女シリーズももう19巻だそう。
今回は付録に、特製マリコ栞がついていました。
ゲラゲラ笑ってあっという間に読破。
あまりに読むペースが早いので、寝る前に1話と決めて読んだけれど、それでもあっという間。
「愛すべき地味菓子」 yuka*cm
たまにはレシピ本を。
レシピ本、実は小説やエッセイと同じペースで買うので、どんどん増えて、わたしの本棚はすでに料理図書館みたいになっているのですが、こればかりは好きなので止められない。
とはいえ、無闇やたらに買っているのではなく、せっかく手にした本のレシピは自分の味になるくらいに繰り返し作っています。
愛すべき地味菓子、こちらはお菓子の本。
お菓子作り仲間であるnahoちゃんが先に買ってあれこれ作っていたのを見て、わたしもやっぱり買おうと思いました。
カヌレやティグレなどが載っているお菓子の本ってなかなかないのでうれしい。
ちょうどお菓子作りにいい気候になったので、どんどん作りたいところです。
「新・人間関係のルール」 辛酸なめ子
辛酸なめ子さんも好きな作家さん。
クスッと笑える文体とイラストが最高です。
真面目なことを書いているけれど、視点が独特でおもしろい。
漫画も挿入されていてさらに楽しい一冊です。
「楽観論」 古市憲寿
新書つながりでもう一冊。
テレビでもお見かけする古市さんですが、社会学者さんであり小説家でもあります。
わたしは普段あまりバラエティを見ないので、テレビ番組での古市さんをよく知らないのですが、小説も新書も読み応えがあって、才能豊かな方だなあと感心します。
こちらはまだ読み始めたばかりですが、とてもわかりやすいです。
わたし個人的に、最近は新書ブーム(といっても続けて3、4冊読んでいる程度です)。
コンパクトでサクッと読めて、この世にはまだまだ知らないことがあるなあと発見があっておもしろいのです。
「三人屋」 原田ひ香
原田さんといえばおいしい食べ物がたくさん出てくる小説のイメージ、こちらもまさにそんな一冊です。
一つのお店で、朝は三女が喫茶店を、昼は次女がうどん屋を、夜は長女がスナックをしているところからはじまるお話。すでにおもしろそうでしょう?
こちらもまだ読んで間もないのですが、短編の連作なので読みすすめやすいのもいい。
寝る前に読むとお腹が空きます。
そして、先日発売されたばかりのLEE10月号。
最近雑誌は電子版なので、写真がありませんが、今月号も楽しみにしておりました!
石井佳苗さんのインテリアの特集で、わたしがまさに、次に購入を検討している照明が紹介されていたので、ムフフとうれしくなりました。
照明は実用を兼ねたアート、という言葉に深く共感!
料理ページもさっそく、日々の食卓の参考にフル活用しています。
読書のお供のデザート、今日はよく冷えたいちじくのコンポートをいただきます。
いちじく、ただいま八百屋でいろんな種類が並んでいて、見るたび何作ろう?とわくわくします。
ジャム、コンポート、ゼリー、パンナコッタ、をぐるぐる回って、時々余力がある時にタルトにしたり、楽しんでいます。
TB - あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 / LEE100人隊トップブロガー
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
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TB あき