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娘の入院生活を経て、平穏な日常への感謝

  • kyon

2021.09.05

  • 16

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こんにちは、093 kyonです。

前クリップの冒頭にちらりと書いたのですが、お盆から体調不良だった9ヶ月の娘が川崎病という診断を受け、1週間入院しておりました。

川崎病なんて、名前くらいしか知らなかった病気。(でも決して珍しくはなく発症率も低くないというのも初めて知りました)

退院後1週間検診で悪化してないことがわかり少し落ち着いたので、いつかどなたかのためになればとブログに書くことを決めました。

川崎病の遅れて出る症状

今年のお盆は娘の高熱からスタート。笑

40℃前後の原因不明の高熱に悩まされた5日間。機嫌も悪く、夏風邪か突発性発疹かと熱が下がるのを悠長に待っていたのでした。

お盆中に2度受診した医療機関で、あと2日間熱が下がらなかったら再度受診してくださいと返された矢先―

BCG痕に異変が出たのは4日目の晩のこと。娘の体をシャワーで流してるとき赤く腫れ上がっていることに私が気づくのでした。

主人は「熱やからちゃう?」と。

いやいや、明らかにおかしい!!

すぐさまネットで調べて嫌な文字発見…え、うそやん、川崎病…

以前のTBtokoaさんのクリップを思い出す。

母親の直感を信じ、迷わず翌日に3度目の受診を決意。(この時更に2日間様子をみてなくてよかったと後から思うのです)

翌日受診した医療機関から、すぐ紹介状を書くからと大きな病院へ案内され、事の大きさに気づきました。

やはり川崎病だと診断され、そのまま入院。

川崎病は未だ原因が特定されておらず、なんらかのきっかけで免疫反応が暴走し全身の血管に炎症が起きると考えられている病気のようです。

症状は高熱が続き、それから手足や口唇の赤み、リンパの腫れなど、だんだんと症状が出揃ってきて初めて判断がつくとのこと(娘は発熱4日目にやっとBCG痕の腫れ、5日目の昼には手足、唇の赤みが出てきました)

主治医の先生からは、発熱3日目程度ではどの医師でも判断がつかないと言われました。

しかし、BCG痕の異変に気づき早く治療開始できたとのことで、やはり母親の直感というか、おかしいいと思ったらその変化に気づくのが大切だそうです。

入院生活

入院付き添い許可が出たので辛そうな娘の側にいてあげれただけでも不幸中の幸いと思って過ごした入院生活。

1週間小さい体で治療を受ける姿を見て、できるなら代わってあげたいと何度も何度も思い、胸が苦しくなりました。

しかし日に日に回復していく娘を見ていると、子供の生きるパワーはすごくて、こちらが勇気をもらうほど。

子供は親が思ってるより強いんですよね。

私のほうがよっぽど弱い。笑

実は病院で毎日泣いて、弱腰だった私。そんな私を奮い立たせてくれたのは電話越しの母でした。

いつも助けてくれる存在。そんな存在に私もなれるんだろうか。

そしてこんな状況でも声をかけてくれた方々の励ましの言葉。

私は周りに助けられて生きているんだなと再確認しました。

4歳なりの葛藤に応えたい

コロナ禍で遠方の両親に頼るのは諦め、4歳の息子は予告なしにパパと2人の生活。

入院2日目の荷物を取りに帰った時、息子が「大丈夫だよ、寂しくないから」と言ってくれた時の妙なハイテンション。

あれ?とは思ったもののあまり構ってあげられる時間もなくぎゅーっとしてから病院へ。直後に、心と体のバランスが崩れたのか蕁麻疹と高熱が出たと主人から連絡を受けました。

小さいながらも彼の中での葛藤があり我慢をしてくれたのだなと、こちらもツライ…

こんな大変な時はコンビニやスーパーのお惣菜でいい!と思っていましたが、主人から「ママのごはんが食べたい」と言っていると聞き、それが何日も続くのは大人だけでいいのかなと思ったり…

やはり家庭の味は心をも支えるのでしょうか。

私自身の入浴と着替えのために一時帰宅が可能だったので、無理のない範囲での晩ご飯の準備することに。(といっても超絶簡単なもの)

主人が簡単に調理するだけに支度をし、頑張っている息子が少しでも安心できるよう準備をして病院へ向かうことに決めたのです。

娘はもちろん、息子も主人もそれぞれが頑張って乗り切った入院生活でした。



平穏な日常への感謝

つい数日前まで当たり前に家族揃って笑って元気に過ごせていたこと…それが当たり前じゃないのだと気付かされたのです。

家族全員が健康で過ごせることがどれだけ幸せな事か身に染みて感じた今回の出来事。

それぞれが協力し、全員で乗り越えた、短くも長い1週間でした。

少し心臓の弁に異常はありましたが、治療の効果もすぐ出て笑顔も戻り、大きな後遺症もなく1週間で退院できることに。

退院翌朝、家族が揃っている幸せをこんなにも感じたのは初めてでした。この気持ちを忘れずに過ごしたい。そう思うと自然と優しい気持ちになれる気がするのです。

退院後、娘と息子が何も言わずとも抱き合っているのをみてほろりと涙が。思わず私もその2人をハグ。

しばらく会えていない遠方の両親。

親はいつまでたっても偉大な存在だと、自分自身が母親になってからつくづく思います。

コロナ禍で不安な生活が続く日々ですが、大切な家族には元気でいてほしい。

そして今回人生初の入院(付き添い)した私は、医療従事者の方に本当頭の下がる思いでした。

病院サイドもコロナ禍で不穏な空気は漂っておりましたが、医療従事者の方が身を呈してお仕事されている姿に尊敬の念と感謝しかありません。

この先もしばらく経過観察は定期的にありますが、娘が成長するにつれてちゃんと病気のことも説明し、親子で向き合って行きたいと思います。

これから先も色々な場面で、子供が出してくれているサインを見逃さないようにしてあげられたらな。

母親としてできる最大限のことをしてあげられる、そんな母親なりたいな。

そんなことを思う夏休みでした。

093 kyon

kyon

35歳/夫・息子(5歳)・娘(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/3年目になりました。子育てに追われながらの毎日ですが大好きな家族と過ごす時間を大切に、丁寧な暮らしを心掛けていきたいです。ちょこっとよいコト、よいモノを皆さんとシェアできたらうれしいです。100人隊のご縁を大切に活動していくLast Yearにしたいです。よろしくお願いします。Instagram:@lee.kyon

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