みなさん、こんばんは(o^^o)
まっつちゃんに続いて、わが家も今年の春からベランダでできるトートバッグ型コンポストとして有名な『LFCコンポスト』を取り入れてみました。
約2ヶ月たった今、
コンポストのある生活の良さや改善点など、色々と気づいたことがありましたので、少しご紹介させてください。
LFCコンポストって?
LFCコンポストとは、たいら由以子さんが代表取締役を務めるローカルフードサイクリング株式会社が開発された、都市に住みながらも生ごみの堆肥づくりに取り組みたい人向けに開発された「バッグ型コンポスト」。
生ゴミの分解を早め、悪臭を抑える効果のある独自の配合基材と、水や虫の侵入を防ぐ特別仕様のファスナー付きバッグがセットになっているので、専門的な知識が無くても、ご家庭で気軽に始められます♪
本来、コンポスト=(堆肥)という意味なのですが、最近では堆肥化させる容器のことを指すことが多いのだそうです。
コンポスト化のメカニズム
家庭から出た生ゴミを基材に混ぜ込むと、基材中の微生物のはたらきによって発酵・分解が進み、分解されたものを熟成させることにより堆肥になります。
土の中の微生物が好む含水率は大体40〜60%。それに比べて生ゴミの90%ほどは水分なので、よく水切りをすることがポイントの一つのようです。
他にも、炭素率(C/N比:炭素と窒素の比率)も押さえておきたいポイント。
堆肥化には炭素率20〜30が適していると一般的には言われています。
コーヒー粕が18.1、油粕10、食品廃棄物10〜25と言われ、植物性のものは高く、動物性のものは低い傾向にあるようです。
C/N比が高くなり過ぎると分解が遅くなり、低過ぎると悪臭が発生しやすくなることを知り、自分が出した生ゴミの炭素率はどうなのだろうと微生物の働きを促すいい環境作りにも興味が湧きました。
C/N比以外にも、『細かくすること。よく混ぜて空気を含ませること。』を意識することで、分解の速度を早めることができます。
LFCコンポストセットの中身
私が選んだ『LFCコンポストセット』には、
・専用バッグ(高さ37cm 横幅50cm 奥行21cm)
・内袋
・コンポスト基材
・取扱説明書等の書類
が入っていました。
コンポストは床には直接置かず網かごなどの上に乗せることとの旨が記載されていたので、実家にあった鉢を置くスタンドと100均の網をくくって、コンポスト用の台を作りました。
他にもスコップや内袋を留めておく大きめの目玉クリップを用意しました。
使い方
まずはセッティングです。
外袋の中に内袋を入れ、基材の1/3を残して(3〜4週間後に追加するため)、2/3は内袋に入れます。※詳しい説明は取扱説明書に記載あり
あとは、毎日200〜300gを目安に生ゴミを入れるだけ!
2ヶ月ほどゴミを入れたら、生ゴミを入れるのをやめて3〜4週間寝かすことで堆肥になります。
※堆肥にする際は、段ボールにコンポストの中身を移す、もしくは専用バッグ(内袋付き)を1セット買い足すことで、次の定期便に影響なく熟成期間を置く事ができます。
注意点としては、すべての生ゴミを入れてもいいわけでは無いこと。
トウモロコシやタケノコの皮、卵の殻以外の殻などは、入れても分解しにくいので控えた方がいいようです。
その点さえ気をつければ、基本的に家庭から出る生ゴミは分解可能◎
発酵が遅いなぁと思ったら、C/N比を思い出して油粕や動物性のゴミを増やしていきましょう。
始めてみよう!
ということで、早速始めてみました♪
まず、その日に出た生ゴミをザルなどを使って水切りします。食用バサミがあればサクサクっと刻んでおけるので便利です◎
私の場合は、前日の晩にコンポスト用の生ゴミを一箇所にまとめて乾燥させて、翌朝にコンポストに入れていました。
230gで大体これほど…
いざコンポストへ!
こんな感じに内袋と外袋を目玉クリップで留めておくと作業が楽チンです。
しっかりと空気を含むように混ぜ込みます。
入れ終えたら、クリップで留めることをお忘れなく◎
〜〜〜
始めの1週間は色々ありました。笑
野菜ばかりで全然発酵しなかったり、かと思ったら焼き魚の皮がカビたり、、、、。
そんな時に頼れるのは、コンポストのプロがリモートでサポートしてくれる『LFCホットライン』。私も何度か相談して助けてもらいました。
そんなこんなで不安ながらも続けてみると、2週間が過ぎたあたりから、分解の様子や土がぽかぽかと熱を持ってくるのを感じるように。ひと安心です。
感じたこと
①3人家族用(2ヶ月交換)にしたら思っていたよりも生ゴミの量が少なくて、3ヶ月交換に変更した。
交換期間は変更可能なので、とりあえず期間を決めて始めてみて、状況次第で変更していいと思います。
②全ての生ゴミを入れるのは抵抗がある。
生クリームや調味料、匂いの強いお惣菜。。まだまだ抵抗があります。ここは私の意識改革が必要。
酷い虫が湧いたらどうしよう…悪臭が発生したらどうしよう…と神経質にならずに、とりあえずトライしてみようと思いました!
③コストってどうなの?
定期便にすると初期費用(専用バッグ、内袋、基材)3,278円+送料550円で2回目以降(基材)は1,848円+550円。
私は3ヶ月毎に届くので、年間1万円ほどで家庭ゴミを減らし、作った堆肥で野菜を育てる事ができると思うと、決して高く無いような気がしました。
※LFCコンポストは自治体の生ごみ処理機購入助成金の対象になるので、事前に確認することも必須です。
④悪臭や虫が発生しないか?
今のところ発生していません。
内袋を目玉クリップでしっかり留めることは虫を予防する上でかなり効果的でした!
今のような真夏日が続く時期やどうしても虫が発生するのが心配な方は、虫除けのアロマオイルをファスナーに付けるといいみたいですよ♪
***
ただいま一周目を熟成中で2周目に突入中。
熟成期間を終え堆肥になった土を使って家庭菜園をするのが楽しみです♪
小さな循環ですが、コンポストを通して自分が出したゴミから命が生まれる過程を体感できました。
また続報させてくださいね^^
それでは、本日も最後までお付き合い下さりありがとうございました♡
まころん
32歳/夫・息子(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/愛知の海街から内陸県へ越してきました。毎日のお弁当作りに奮闘しながら、薬膳コーディネーター取得を機にお手軽薬膳についてもゆるりとお勉強中です。お休みの日はふらっと山登りへ。出会いを大切に、ぬくもりのある暮らしを心がけています。Instagram:@maco9249
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まころん