こんばんは!
nahoです。
タイトルからして
誰も興味なかったらどうしようと思いながら、
書いてます…笑。
ちょっとマニアックな話になるので、
興味のある方お付き合い頂けたら嬉しいです♩
材料こそシンプルなカヌレ。
しかしながら、おうちで作るとなると
意外と繊細なお菓子のひとつで、
研究意欲が掻き立てられました。
今回は、私が自宅のオーブンレンジ
(購入当時は約2万円台で今年10年目)で
作ったカヌレの失敗作をまとめました。
そもそものカヌレ作りのポイント
いろいろ私なりに調べた内容も踏まえてですが、
カヌレ作りに欠かせないことは
①焼成時に一気に温度を上げること
生地内の急激な温度変化によって、
編み目のような「す」ができます。
プリンではできない方が良い「す」ですが、
カヌレにはこの「す」がくっきりしっかり
入ってた方が良いのです◎
②生地内のグルテンを落ち着かせるために生地を寝かせる
カヌレのレシピには強力粉と薄力粉の両方が
入ってることがほとんど。
(まれに薄力粉のみのものもあるようですが、
私は薄力粉100%では失敗しました)
材料を混ぜたときに、
小麦粉のグルテンが形成されてしまい、
必要以上に膨らんでしまう原因になってしまいます。
少なくとも12時間以上は寝かせる必要アリです。
他にも注意する点はありますが、
以上の2点が大きなポイントかなぁと思います。
おうちで作るカヌレ 失敗その①
なんじゃこの焼きムラーーーー!!とびっくりし、
当初は焼き時間に問題があるとばかり思っていました。
しかし、カヌレの上部分(焼成時には底)
に焼き色が付かないのは
そもそも型に接していないから、
こういうことになるわけです。
どういうわけかというと、
カヌレ作りではよく出てくる「発射」という現象。
型から勢いよく生地が飛び出てくるんです。
▲これ。
少しなら時間が経つにつれて
型の中に戻ってきますが、
発射しすぎた場合、上に持ち上がった状態で
キープされるので底部分が型と接しないまま
焼かれていくのです。
そりゃあ焼き色付きませんよね…。
▲あるときは綺麗に全部「発射」して、
全部こんな色…。
ちなみに、「発射」を防ぐためのポイントも
いろいろあるのですが、
長くなっちゃうので割愛しますね。笑
おうちで作るカヌレ 失敗その②
オーブンから取り出して型から外すまでは
焼き色がどんな感じか見えないので
どのタイミングが最適なのか見極めるのが
難しいのです。
こちらは焼き過ぎた例。
途中経過がなかなかよくて
今回はいい感じ〜♩と思っていたら
焼きすぎて表面がかなりカチカチ。
正直心が折れかけましたが、次に続きます。
おうちで作るカヌレ 失敗その③
まさかの膨らまない例。
「発射」しないように気を配っていたものの、
いつまでも生地が盛り上がってこなくて
なんなんだろう…と思っていました。
確か薄力粉のみで作ったら
こんな感じになっちゃいました。
おうちで作るカヌレ 失敗その④
型に入れる前の混ぜ方が甘かったせいで、
糖分か油分が浮いてきて、
そのまま焼いたしまったがために
キャラメル状に焼き上がりました。
でもでも!
混ぜ過ぎもグルテンが形成されてしまうので
NGです!!
こんなのカヌレじゃない…涙。
夜生地を仕込んで、翌日夜焼いて…
一回一回焼くごとに毎回違う課題にぶつかって
投げ出したい気持ちと答えを見つけたい気持ちの
せめぎ合いでした。
自分なりに我が家のオーブンレンジでの
焼成温度と時間の答えが見えたところで
カヌレ研究は一旦終了しました。
行き着いたカヌレ作りの答えについては
次回書けたらなぁと思います^^
お付き合いありがとうございました♡
TB - naho
会社員 / 埼玉県 / LEE100人隊トップブロガー
38歳/夫・息子(12歳)・娘(10歳・7歳)/料理部・美容部/100人隊になってからたくさんの出会いと貴重な経験をさせていただき、早10年目となりました。おいしいものや話題のものが気になってしょうがないタイプ。日々のストレスは、お菓子作りとバレエのレッスンで解消します。今年度も、好きなものを追及しながら楽しい毎日を送りたいと思います。身長164㎝
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