今月のブログ「お洋服のお直し・カスタムのスゝメ」 お品書き
vol.1 手持ちのお洋服をちょこっと変えて、モヤモヤ解消!
https://lee.hpplus.jp/100nintai/1955604/
vol.2 WEBオーダー出来るリメイクスタジオ、「RE;CIRCLE STUDIO」がスゴい。
https://lee.hpplus.jp/100nintai/1978791/
vol.3 お洋服を「ちょこっと変える」の実例。着丈編
https://lee.hpplus.jp/100nintai/1978797/
vol.4 お洋服を「ちょこっと変える」の実例。カスタムいろいろ編 ◀今ココ。
https://lee.hpplus.jp/100nintai/1978918/
ようやく最終章(?)!
ここまでお付き合いいただいた皆さま、本当にありがとうございます。涙
さてさて最後は、着丈以外の「モヤっと」を、自分の心に素直に「えーーい、やってまえーーーー!」とカスタムしてみたら
あれ・・・?想像の3倍ぐらいお気に入り度上がっちゃった。
という、悩んでないで行動すべし!を実感したカスタムあれこれ編であります。
ジャンプスーツにベルトループを。たったそれだけで2WAYに変身!
前開きのジャンプスーツのウエスト部分にベルトループを2つつけただけ。
という超絶ちょびカスタムなのですが、これ。「我ながらエエ仕事したなぁ~。」(※実際に仕事=取り付けたのは私じゃなくカラシマ先生。)と自画自賛しております。
どう言うことかと申しますと、
ジャンプスーツなので、普通に着るとこうです。↓
が。ベルトループにベルトを通して上半身を脱いじゃうと、
サスペンダーを落としてる感じと、ツナギの上半身脱いで袖をウエストで結んだ感じの中間・・・みたいな雰囲気に。
お腹回り、こんな感じです。中央にちょこんとだけ見えているのがベルト。
こんな風に上半身を脱いでブランと垂らすだけで、なんだかすごく抜けが出来るというか、何かこなれるというか。
2WAYで着られるおトク感もあるし、真夏の「胸当て・背当てが暑過ぎて無理!」な時期でも着やすくなるし・・・小さな布切れが2枚くっついただけで、有能さ超増量!でした。
※お気付きの方もいらっしゃるかと思うのですが―――ループがなくても、ベルトさえ巻いていればこの着方は出来ます。が、お手洗いの度に「ベルト・・・どこ置いとくねん・・・。」とアワアワしちゃって破壊的に邪魔なんです。泣
ちなみにこれ、オーバーオール・サロペットや半袖のオールインワンでも出来るので、お手持ちのものでぜひお試しください♡
黒紋付きを染める技術で、「黒染め」を。
昨年購入したお気に入りのロングスカート。
実はこれ、販売時の色名こそ「ブラック」だったものの、実物は「あれ・・・?ネイビー・・・?」なお色でして。
昨年のブログより。↓
洗いをかけてヴィンテージのような風合いを出したコットンローン。要するに「褪せた黒」なのですが、スミクロというよりは青黒で、ネイビーのトップスを合わせるとぴったり ワントーンになっちゃうくらい―――やっぱネイビーなんです。笑
もちろんそれはそれで本当に素敵で、夏も冬も本当によく着たのですが・・・ネイビーと黒って似ているようで、実は全く役割が違うではないですか。そしてどうやら、私がこのスカートに求めていたのは「黒の役割」のようで。(実はそもそも、青みのないスミクロだと思い込んで購入したせいもある。笑)
そんな時目に飛び込んで来たのが、RE:CIRCLE STUDIOのメニューにあった「黒染め」という文字。
なんでも「京都紋付」さんという100年以上黒紋付きの染色をされている会社で、黒紋付きを染める技術を使って現代のお洋服を”漆黒”に染め上げてくださるそう。これはきっと!私が求めている黒にしていただけるに違いない―――
というわけで早速。染めていただきました。
じゃじゃーん。
去年の写真との色の差、おわかりいただけますでしょうか。
クローズアップ。この深~~~~い黒。
これこれ!これです。求めていたのはまさにこの、明度・彩度ゼロの黒。
通常の黒染め後に天日干しをして、それから更に手作業で独自の「深黒加工」なるものをされているそう。
100年もの間「世界一の黒」を追求されてきた会社だからこその漆黒。実物は本当に黒紋付きのように気品のある、息を飲む美しい黒。(しかも!写真では伝えられないのですが、生地が柔らかく、とろりと滑らかになっていて!その上撥水効果まで加わっているそうで、もう・・・良いことしかない。涙)
―――そう、そしてこの漆黒なら、暑い夏に涼やかさと上品さを感じられる「黒×黒」のコーデがばちいいいっっと決まるんです。
黒×ネイビーだとやや優しげになるところですが、オール黒だとパキっ!と辛口。
このまま無彩色のスタイリングを楽しむのは勿論のこと、夏らしい鮮やかカラーをちょこっと差してもキレ味爽快で◎。←ビールです?
ターコイズやエメラルドグリーンを差すのも夏らしいし、
強めピンク×黒も、大人な遊び心があって好きです。
今回私は「青っぽい黒」じゃなくて「漆黒」が良い!という理由で黒染めをしましたが、例えば「形は気に入っているんだけど、色に飽きちゃったな」とか、「すんごいお気に入りなのに、シミが取れない・・・!!」とか、そんなお洋服たちを染め直して生まれ変わらせるのもすごく素敵だと思います。思い入れのある大切な一着ですもん、色やシミが理由でお蔵入りになってしまっていたならぜひ!新たな命を♡
オーバーオールの金具の色をチェンジ。
これもまた少しのことですが、印象は全く違うものに!
冒頭でも少しお話しした、白のオーバーオール。
もともとは吊りカン(肩紐と胸当てをカチャっと繋ぐ金具)が黒のプラスチックだったので
男の子っぽいというか、かなりワーク感たっぷりな印象。
これはこれですごくカワイイのですが、今季私がどハマりしているキレイ色のトップスを合わせようとすると、どうしてもこの黒の強さが浮いてしまって。涙
そこで、思い切って吊りカンをシルバーのものにチェンジ!
ドドン!
―――いかがでしょうか。ほんの小さな面積ですが、全体の印象がかなーーーり変わって大人っぽくマイルドに。
この白×シルバーのマイルドさがあれば、
こんな優しいヒヨコイエローや甘々ピンクを合わせても、すっと馴染みます。(もしこれが黒の吊りカンのままだったら・・・なかなかの違和感!)
最近やたらと気になるラヴェンダー色も、
女性らしく柔らかい印象にまとまります。シルバージュエリーやシルバー靴も馴染む!
吊りカンなんて、大きなオーバーオールの中でほんの少しの面積しか取らない部分だけれども、そんな小さなモヤっとを解決しただけで果てしなく広がるコーディネートの幅。
オリジナルの良さを変えてしまうのは申し訳ないような気もするし勇気も要るけれど、せっかく自分のワードローブにお迎えしたのならば、そのワードローブの中で最大限活用出来る方が・・・服も私も幸せですやん♡ということを実感したカスタムでした。
まとめ。
そんなこんなで、気に入ってお迎えしたお洋服でも、微妙~~なサイズ問題、ほんの細部のほんのちょっとの違和感、年齢や時代による好みの変化・・・etc.、結構様々な「モヤっと」が発生するもので。そしてそれは全然悪いことじゃないし、むしろ当然かと。
最初にも申し上げた通り、何もてを加えなくてもバランス良く&自分らしく着られるのがもちろん一番♡ だけれども、なんだかモヤっとした時は、ほんの少し変えてみるともっと良くなったり、着られなかったものが着られるようになったり―――そんなことも多々あるので、ちょこっと勇気(?)と手間をかけてみるのも、アリ!
・・・て、いや、実は。
「ここ直せば着られるじゃ~~ん♪」という目線でお洋服を見るようになったせいで、今までだったら諦めていたものまで欲しくなってしまい。見事に物欲が泥沼状態のエミッコなのですけれども (=_=) パタリ。
(逃っ ←皆さん読み疲れていらっしゃるだろうということで、〆のご挨拶(?)割愛。
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エミッコ
41歳/夫・娘(4歳)/料理部・美容部/人生の7割はファッションのことを考えている気がするファッションラバーです。100人隊を通して「よいものを長く愛する」ということに目覚め、また気候危機の問題を知ったこともあって、現在は“古きよきもの“である古着を今っぽくオシャレに着こなすべく日々研究中。更に今年は「今持っている服を見直し、最大限に楽しく着回す」にチャレンジ予定です。身長158cm。Instagram:@potarina
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