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おでかけ部

*話題のスポット『松本十帖』へ

  • ほりとも

2021.01.07

  • 16

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「もう行った?また行きたい…まだ行ってないよ〜」と友達同士で話題にのぼる『松本十帖』長野県松本市の浅間温泉に2020年7月にプレオープンした複合施設です。新潟の「里山十帖」箱根のブックホテル「箱根本箱」などのプロデュースで知られる”自遊人”によるプロジェクトで老舗旅館「小柳」と温泉街を含めたエリアリノベーションによって松本に誕生したスポットです。2つのホテルとブックストア、2つのカフェがあり、信州産リンゴを使ったシードルの自家醸造も今年スタート予定だとか。家から車で10分ほどの距離、日帰りながらどっぷりとトリップして来ました。

cafe『おやきとコーヒー』

ホテルのレセプションでもあるこちらのカフェは一階が共同浴場、二階がカフェになっています。

リノベーションによってそのまま残された梁や土壁とシャープなアイアンの手すり、シャンデリア、窓枠の色、、、絶妙なバランスによって歴史を感じながらも刺激的でモダンで落ち着く空間がありました。

久しぶりの着物です。着物が好きで祖母や母から受け継いだ着物を活かしたくてYouTubeで着付けを習い、あとは習うより慣れろ方式で30代の頃から着てきました。月に何度か着ていたのに昨年はなかなか着る気分にならず出かける機会もなく、、でした。LEEのパーティーでは毎回着物で参加していたので着物姿でしか会ったことない隊員さんもいるかも。市松模様の大島紬に祖母のアンティーク帯のこの日。この建物のように古さと新しさを上手く合わせられていたら◎

カフェで頂いた”おやき”はサツマイモとりんご餡、ごま餡の季節のおやき。蒸しおやきは柔らかくもっちりと自然な甘みでおまんじゅう感覚でペロリと。

松本本箱

カフェから徒歩3分、上階が客室の「松本本箱」

暖簾をくぐった先には1万冊以上の本の世界〜

大浴場の浴槽をそのまま残した内装は圧巻です。「本に溺れる」がコンセプトですって!一日中ここで過ごせたらどんなにか楽しく刺激的だろう。もっと本棚に目をやりたかったけれどこの空間のインパクトがすごくて内装にばかり目を奪われてしまった。何度か通わないとこの空間で落ち着いて読書を楽しめるようにはならないかも笑。興奮しました〜

併設のグリルダイニングでは信州食材のバーガーやリンゴネードが楽しめます。このエリアには食に関する本ばかりが揃っていてどの本もまた目を通したいものばかり。

 



お土産買って旅行気分

ベーカリーで県産小麦のパン、地元リンゴで作られるシードルや野菜、松本のコンフィチュール専門店Chez momoさんのジャム。この地でコツコツと美味しいものを提供しようとしてくれている方々から幸せを分けて頂いているような気持ちでお買い物しました。自由気ままにとはいかない日々ではありますが身近にこんな地に根付いた、地元の魅力を引き立ててくれるような場所、お店があることを嬉しく思いました。同じ市内に居ながらどこか遠くまで旅した気分です。この高揚感と松本ならではのノスタルジー…どの地域の方にも普通に味わってもらいたいなぁ。

もう一軒のカフェ『哲学と甘いもの』
閉店間際とあって今回は行けませんでしたがまた訪れる愉しみが残りました。いつか自由に旅できる時の候補にぜひ。

ほりとも

 

ほりとも

44歳/夫・娘(21歳・18歳)/手づくり部・料理部・美容部/四季をたっぷり感じられるテラスのある家に暮らす日々。ほぼ終えた子育て後のひとり時間、夫婦の時間を愉しみながら自分らしい創造を綴ります。Instagram:@horii.sense

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