冬季限定の恋人がいます。

お名前は水沢さん。
出身は岩手県奥州市。

国産のハイスペダウンです。

なぜ水沢なのかと言いますと
このダウンを作れるのが
「羽毛を詰める技術」と
「防水加工ができる技術」
両方を備えている
デサント水沢工場だけだからです。

水沢ダウン=縫い目がない

ダウンって着ていると
縫い目から羽毛が出てきますよね。
濡れればそこから水も入ります。
羽毛は水に濡れるとカサが減り、
保温性が失われてしまうそうです。

水沢ダウンはシームテープ加工や
特殊な熱圧着で縫い目をなくし
「止水ファスナー」と呼ばれる
ファスナーが採用されています。

一滴たりとも侵入させず
羽毛も絶対逃がさない。
他にも保温性を維持するための
生地の工夫など色々あるのですが
とにかく防御力が鬼高いってこと。

2010年 購入品

水沢ダウンは2010年の
バンクーバー冬季オリンピックの際
日本選手団が着用するウェアを
デサントが担当することになり
そのために開発されたもの。

これはその時のモデルで
11年前から持っていることになりますが
シルバーフォックスもふさふさだし

首の部分の”水沢DOWN”のプリントが
経年で剥げちゃったけど
それ以外は大丈夫そうです。

数年前のヨーロッパでも着ました。
ダウンのお陰で寒くはなかったけど
ショートだから腰やお尻は心許なく…
次はロングを買おうと決めたんです。

(…どちら様ですか？ですよね??
カラー無しのロングヘア→ショート
現在、カラー有りショートなので
だいぶ変わりましたね)

母はこの時ロングを着ていて
水沢母娘でした。
外国のスーパーって楽しいよね♪

ロングセラー：アンカー

初期から作られているモデルです。
首周りのボリュームが可愛くて
表の生地にウールがブレンドされ
シャカシャカ感がありません。
その分、ちょっと糸くずとかが
くっつきやすい(^^；)
↑フロントファスナーは
ベンチレーションシステムになっていて
簡単に言うと、メッシュの方を出すと
内側の熱を逃がしてくれて
体温調節が可能になります。

↓脇の下にも体温調節用のファスナー。

これがいい仕事してくれるんです。
家を出たときは寒くても
ちょっと歩いたら暑くなった、とか
そういう時に熱を逃してくれるから
あったかすぎて不快?な状態を回避。
屋内でもいちいち脱がずに済みます。
ベンチレーションは全モデル共通です。

NEW！マウンテニアHC

今回の新入りさんはマウンテニア。
年々、生地も進化しているのか
細身で軽くて着膨れ感も少ないです。

スポーティーな印象が強めで
他のと一番違いがわかるのはフードかなー。
アンカーのフードは普通のですが

マウンテニアのフードは
雨や雪が入らないようになっているので
ジッパー開けないとかぶれません。

私は寒さに強くないので…
真冬はダウンが一番安心⛄️
今年寒くない？？

オットの：マウンテニア “バーティカル”

これは2015年のもの。
男性用で丈が長めな作りって
滅多にないのですぐ買いました。
もちろんまだまだ現役です。

以上、微力ではございますが
日本のものづくり応援でした。

暑苦しい水沢推しに
長々とお付き合い下さり
ありがとうございました。

※ファンなだけで回し者ではございません