色鮮やかな真っ赤なすいかの表紙を見た瞬間、
ハッと当時の記憶が蘇り
中身を確認することもなく手に取りレジに向かったのは
小さい頃に好きだった絵本を見つけたから。
色鮮やかで美味しそうなすいか?
「ありとすいか」 たむら しげる 著
タイトルさえも思い出せなかった絵本が
こうしてまた私の手元にやってきて
娘に読んであげることができる日が来るとは
私も歳を取るものです 笑
一度、廃盤になり、数年前に復刊したという経緯があり
内容も当時のものに手を加えられ
変わっている箇所があるようですが
私にはどこが変わったかわからず 笑
夏の午後、野原でありが大きなすいかを見つけたけれど
ありたちにとってはとてつもなく大きなすいか。
さて、どうやって運ぼうか、というお話です。
あり達の様子を目で追うのが楽しく
つい魅入ってしまう作品です。
すいかが大きく、色鮮やかではっきりとした絵のため
1歳くらいからでも雰囲気を感じながら楽しめそうです◎
読み終えた後はなんだかすいかが食べたくなります 笑
夏の絵本を集めてみたら
左から時計回りに
・ぐりとぐらのかいすいよく
・くんちゃんのもりのキャンプ
・プラネタリウム 夏の星空案内
・はじめてのキャンプ
・すいかのたね
どれも夏をテーマにしているので
お出掛けがままならない今、
絵本の世界に浸るのもいいかもしれません。
懐かしのこの二冊
「ぐりとぐらのかいすいよく」の中で
鮮明に覚えている場面と言ったら
とうもろこしの皮が巻かれたぶどう酒のページ!
当時の私は、見たことのない洋風の瓶と
その中に手紙と地図と浮き袋が入っていることに
驚きとワクワクが止まらず、そのページを眺めては
想像を巡らせていたことを思い出しました。
「すいかのたね」は、ねこやこいぬ、うさぎ、きつね、と
みんなが次々にすいかの種を掘り起こしては埋める、
ということに怒ったすいかの種が
怒った勢いでぐんぐん大きくなり、
つるが庭いっぱいに伸び
ばばばあちゃんの家の中にも入り込んでしまい
あら、大変!というテンポのよいお話です。
つるがニョキニョキと家の中まで入っていく様子が
子ども心になんだか楽しくて。
最後に皆ですいかを食べるシーンも好きです◎
みんな笑顔の裏表紙
「はじめてのキャンプ」は
娘が初めて私たちから離れてキャンプに行く際に
キャンプのイメージができるように一緒に読んだ本です。
はじめてのことに失敗したり、夜がちょっと怖かったり
娘は自分と重ね合わせて読んでいたようです。
美しい写真で夏の夜空に親しむ
「プラネタリウム 夏の星空案内」
細かな解説は難しい部分もありますが
美しい星空の写真と夏の星座を知ることができます。
久しぶりにこの本で夏の夜空を眺めてみたくなりました。
夏も終盤に差し掛かっていますが
どなたかのお役に立てれば嬉しいです。
puketti
40歳/夫・娘(8歳)/手づくり部・美容部/シンプルなもの、上品なもの、特に器やインテリアが好きです。日々の小さなしあわせを大切に暮らしています。
この記事へのコメント( 2 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
puketti