今年は学校も地域も、様々なイベントが中止になりましたね。
今は我慢の時だと、その都度子どもたちに話しながら、例年とは異なる夏を過ごしています。
毎年恒例の夏の帰省も、今回は泣く泣くキャンセル。
自然の中で遊ぶことも、お家プールも、花火も夏祭りも、全て帰省時の楽しみにしていたことですが、今年は叶わず・・・。
そんな中でも、夏の思い出が、夏らしい思い出が何か1つできたらいいなと、今年は家でできることを考え、お家で夏祭りを開催しました!もちろん参加者は家族4人のみ。
写真多めの長いクリップになるかと思いますが、お付き合い頂けましたら幸いです
。(笑)
はじめて夏祭りを主催する
まずは、「どんな出店をするか?それには何が必要か?」をリストアップし、必要なものを揃えました。夏祭りで必要な、子どもたちのお小遣いは、画用紙を使って工作。夏休みで時間を持て余しがちなので、ここは子どもたちにも手伝ってもらって。自分たちのお小遣いになると知ると、工作活動にもいつも以上の情熱が注がれていました。(笑)
完成。100円玉・50円玉・10円玉。
お財布は、娘は幼稚園で作ったものを、息子は家で自作したものを。
夏祭りの開催日まで1週間ほどあったので、お手伝いをするたびに10円(工作したもの)を渡し、自分の稼いだお金でも遊べるように工夫。しかし、「これは、いくらになりますか?」と、ニヤニヤしながら何か手伝いをする度にお駄賃を要求してくる小2男子には、このやり方が合っていなかったような、いなかったような・・・。(笑)
あとは、子どもたちが寝た後にゲームや景品の準備をせっせと行いました。
『P家の夏祭り☆』全貌公開!
開催場所は、寝室。我が家はベッドを処分して以来、毎日お布団を上げたり敷いたりなので、布団を全て他の部屋に移動して場所を確保。
家中の机を搔き集め、ついにそれらしき会場が完成!
お待ちかね、出店ラインナップ!
会場左から、まずはフードコーナー。
・フランクフルト・・・焼いただけ。
・たこやき・・・チンしただけ。
・焼きそば・・・炒めただけ。
・ジュース・・・ビー玉入りのラムネ。ビー玉が入っているのと、いないのとでは大違い。間違いないやつ。 (スーパーで偶然見つけただけ。)
母的ポイントは、あえて小さめサイズの容器に入れたこと。少しずつ色んな味を楽しめる&何度もお買い物の楽しさを味わって欲しいなと。
ラムネを入れたのは、今年幸運にも我が家にやってきてくれた辻和美さんのボトルクーラー。ずっと、花器として使っていましたが、今回はじめて本来の使い方を。ラムネが少し飛び出しちゃってますが、母はこの一角に萌える♡ (やっぱり素敵な器♡)
・だがしやさん・・・駄菓子と、子どもたちご希望の雑貨の販売。
欲しい物がかぶると揉めるので、事前にどれを誰が買うか決まっている。
(出来レース。笑)
・ゲームコーナー・・・くじ引き。景品は、100均や雑貨屋さんで買ったもの。
「景品選び、楽しい♪」と、浮かれて買い集めたら意外に景品代がかさみました・・・。
「数少ない夏の思い出だし!」と、自分に言い聞かせる・・・。
・ゲームコーナー・・・20本引き。景品はお菓子。
・ヨーヨー・・・100均で購入。
お客さんに選んでもらった毛糸を、お店の人がハサミで切るシステム。
狙っていたものと全然サイズ感の違うお菓子が落ちる度に、「なんでよ~。欲しいのはそれじゃないのよ~。」と、歓喜と落胆の声が入り交じる。(笑)
当日、夫にヨーヨーへの水入れを依頼。洗面所から、「ああっ!」と何度もため息混じりの声が。行ってみると、案の定、水浸し。 (「え?大型犬が風呂上がりに、ブルブルした後?そもそも、うち、犬飼ってないよね?」レベルの水浸し。結局、私がヨーヨーを完成させる。その割には、「ふ~。」と額を拭きながら、そそくさと休憩に入る夫。いや、あなたの額が濡れてるのは、汗じゃなくて、水だからね!?ヨーヨーから吹きこぼれた水だからね!あなた、特に何もしてないからね!?)
こちら、番外編。息子のブース。『射的』を自分で準備。射的の参加費で稼いだお金を自分のお小遣いに追加してました。お金がかかると俄然、賢いな。(笑)
さあ、祭りのスタートです!
(そう、まだ祭りは始まっていなかった。恐るべし、説明の長さ。笑)
1番人気は、くじ引き!お客さんが2人しかいないので、欲しい景品が当たるまで交互に何度も挑戦。おうち銀行のお金なので、2人とも豪遊。(笑)
ヨーヨーの釣り道具は、クリップと輪ゴムで。ちなみにヨーヨーが入っているのは、いつもはランドリーボックスとして使っている、無印良品のもの。
兄さんの射的屋さん。お客さん来てよかったね。お客さんを2人こなすと、「そろそろお金貯まったから、ゲームしようかな。」と早々に店じまい。目的が明確で気持ちいい。(笑)
祭りの締めは、パパ協賛『全員参加、じゃんけん大会』!
封筒に入った500円分・1000円分の図書券が各2枚。3勝した人から順に封筒を選べます。そう、選べるだけで、早く勝ち上がったからと言って1000円分のカードがもらえるわけではないシステム。全員の手にカードが渡ったところで、「せーの!」で封をオープン。そりゃもう、悲喜こもごもです。誰よりも情熱的に参加し、見事1位通過した息子はまさかの500円。案の定、悔しくて泣く。親は、それを見てかわいくて笑う。(笑)でも!こういう時の為に、全員参加にしていたのです。結果、息子(500円)、娘(1000円)、パパ(1000円)、P(500円)だったのですが、パパは息子に、Pは娘に手持ちのカードを贈呈。「夏休みに読みたい好きな本を買ってね!」の言葉を添えて。なんて美しい結末でしょう。 (出来レース、その2。笑)
1時間後・・・
両手いっぱいの戦利品を抱え、無事終了。
1時間も時間がもつんだということに母はビックリ。30分もてばいいかなと思っていたので・・。
夕方から開催されたお祭りだったので、晩御飯はもちろんお祭りで買った、茶色フードオンパレード。(笑)
翌朝、息子が久々に日記を書いていました。「楽しかった」という言葉が何度も書かれているよう。 (遠目でチラッと見えちゃった♡)
よかったよかった!!
毎年、季節のイベントを色々家で開催していますが、夏祭りは初めて。
色々不手際はありましたが、なんとかなるもんだ。
できない中でも、できる範囲で、今できることを。
子どもたちは、変化した日常に表面上は適応しているかのように見えますが、その心の奥底には様々な想いやストレスを感じ、自分でリカバーし、暮らしているのかと思うと、親として大人として思うことは多々あり・・・。うまく言えませんが、新たな日常にも新たな楽しみを見つけられるよということを感じてもらえるように、日々をつくっていけたらいいなと思います。
何だかかたくなりましたが、母にとっても、びしょ濡れパパにとっても楽しい1日となりました。
「洗面所、拭いといてね♡」
おしまい♡
PANSY
40歳/夫・息子(8歳)・娘(6歳)/手づくり部/時間に追われる毎日ですが、その中に小さな楽しみを見つけて暮らしています。
この記事へのコメント( 4 )
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PANSY