家にいる時間が長いと、ひたすらキッチンにこもってお菓子を焼いて焼いて焼きまくり、食べる、という繰り返しをしています。
ピラティスにも通えていないし、自宅で自主練もしたりしなかったり、
たまーにウォーキングと称して、森を歩く(我が家は街中ではありますが坂の中腹の住宅街で、坂を進むとちょっとした森?のような、軽いハイキングコースがある緑豊かな場所があるのです)くらいでは消費できないカロリーを蓄える日々。
お菓子を作り終えたらごはんの準備です。
料理は苦にならないわたしですが、朝、昼、夜、はさすがにダレそうになります。
小さな子どもがいるママたちはきっともっとそうだろうなぁ、一日中子どもが食べる準備をしているような気になるのではないかなぁとふと思います。
前回のブログに、温かいコメントをたくさんいただいて、調子に乗ったわたしの第二弾です。
今日ご紹介するのは、1.2.3でできて、とびきりおいしい一皿。
卵とトマトの炒め物です。
定番のメニューですね。わたしも大好きでよく作ります。
大前提は、『卵をふわっと炒めて、トマトを合わせて炒める』というシンプルなレシピ、作る方の数だけ細かなアレンジが自在に楽しめるメニューです。
簡単すぎてご紹介するほどではないけれど、
材料も少なく、あっという間にできる上、
夜ごはんのおかずの一つとしても、
なんなら白米にのっけてワンプレートでもおいしい、
そして、間違いなくみんな大好きな料理、と思うのでぜひ。
材料は、
卵3つ、
トマト1個は適当な大きさに切っておく、
ねぎの小口切りはあれば。なくてもよいです。
にんにくみじんぎり、こちらもある方が香りがよくおいしいけれどなくてもできます。
あとは調味料、
サラダ油、ごま油、醤油、オイスターソース。
この分量で大人2人分くらいです。
卵はボウルに割り入れしっかり混ぜておきます。
フライパンにサラダ油を熱し、中火〜強火にして卵をざっと流し入れます。
ここでざっと木べらなどで大きく混ぜ、ふわっとしたらすぐに元のボウルに戻します。
この料理のポイントはここだけ。
卵に火を通しすぎず、熱々のフライパンにざっと流してふわっとした卵を火から下ろしてボウルに入れる、ここが肝要です。
写真にあるくらいのゆるゆるさで火から上げてOKです。
次に同じフライパンにごま油少々、ニンニクを加え香りが出るまで弱火で炒め、トマトを加えて弱火〜中火でトマトがややくたっとする程度に炒めます。
そこへ、醤油をフライパンの外周を2周、たらっと回し入れます。
わたしは細くでるタイプのお醤油をまわしかけましたが、どばっとでそうな容器から直接2周は多すぎるかもしれません。
その場合は味を見ながら慎重に。
続いてオイスターソース、こちらは醤油の半量くらい、を回しかけ、トマトに絡める要領で合わせます。
そこへ先程の卵を戻して、ざっと大きくトマトと合わせます。
味がしっかりついたトマトを卵に混ぜるイメージで。
生々しい卵液感がなくなって、やや緩めかな、くらいで皿にもりつけ、ねぎをちらして出来上がり。
そのままでも、ごはんにのっけても。
レシピによっては、卵を戻してから味付けをするパターンもありますが、そうするともたもたしている間に卵に火が通り過ぎたり、
味が濃くなりすぎたりする危険を伴います。
なのでわたしは先にトマト単体でフライパンにいる間に味付けをすることにしています。
リスク回避&落ち着いて料理ができます。
シンプルで簡単な料理ではありますが、鬼門は卵の火の入り具合。
入りすぎてしまうと別物の料理になるのでお気をつけくださいね。
炒り卵になるくらいなら、いっそ生卵に近いくらいの方が本望、というのが私の信条です。
トマトと卵が最も好相性ですが、トマトがないときは、わたしは白ネギをみじん切りにしたものや、じゃこ、などでも代用します。
それもとてもおいしいのです。
あとは春菊バージョンもおすすめ。
春菊の場合は茎と葉の部分に分けておき、トマトを炒めるタイミングでまず茎を、卵を再投入する手前で葉を加える時間さがポイントになります。
こちらも大好きな一皿です。
ぜひいろんな素材でお楽しみいただければ幸いです。
TB - あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 / LEE100人隊トップブロガー
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
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TB あき