シンガポールからこんにちは! azusaです。
今週火曜日から始まったシンガポールのソフトロックダウン。
春休みの小学生長男が春期講習など中止となり家にいるのが普通になっていたことや私自身もテレワークをこの二か月間行っていたことから特段変わり映えのない日々でした。
それでも、次男のプリスクールがお休みとなり、夫も平日家にいるという環境は始めて!
こんな機会はめったにないと思うし(そして二度と起こってほしくはないし)、日本でも東京などで休業要請があるようなのでシンガポールの状況も少しお伝えできればと思います。
一緒に住む家族以外と会うことも禁止!スーパーなどへの買い物や運動での外出は可能なシンガポールのソフトロックダウン
先週の4月3日に発表されたシンガポールのソフトロックダウン(サーキットブレーカー)。
その日は午前中からシンガポールのリーシェンロン首相から何かアナウンスがあるという噂が瞬く間に広まったみたいで、スーパーなどではロックダウンとなるのではとの不安から買いだめのために行列となっていたみたいです。
ただ、すぐにシンガポールの国営スーパーFairPriceから、政府からどんなアナウンスがあろうともスーパーは営業を続けるからパニック買いの必要はないとの発表がニュースに流れ、そして実際にソフトロックダウン中の今もスーパーには豊富な品物で溢れています。閉店間際に昨日訪れたのですが、生鮮食品とかもたくさん残ってしまっていて逆に申し訳ない気持ちも・・
また、意外だったのは、シンガポールのソフトロックダウンがアナウンスされてすぐに決行ではなく、週末をはさんで火曜日からの開始だったこと。
そのおかげか週末のオーチャードは以前のような活気を取り戻し、飲食店も最後の晩餐とばかりにディナーに繰り出す人も多く、ソフトロックダウン中は一緒に住む家族以外とは会うことが出来なくなるので、別れを惜しむカップルもいたり、皆がマスクをしている以外あまりにもウィルス騒動前のシンガポールに戻ったみたいで本当に明日からソフトロックダウンとなるのだろうかと不思議な気持ちにもなっていました。
それでもさすがシンガポール。ソフトロックダウン開始後は、街中やオフィス街はゴーストタウンとなっているようです。
<シンガポールのソフトロックダウン(サーキットブレーカー)>
・生活に不可欠なサービスと重要な業種を除いて、職場の大半は7日から閉鎖。学校での授業は8日から完全な在宅学習へ移行。
・保育園や学童は両親ともが生活に不可欠なサービスと重要な業種についている場合のみ受け入れ。
・一緒に住む家族以外と会うのも不可。(高齢の両親のお世話に訪れるのは可能)
・公園などでの運動は可能だがソーシャルディスタンスを確保。(本日、オープンスタジアムの利用は禁止と発表あり・・)
・スーパーや飲食店(テイクアウト)へ行くための外出は可能。
お隣のマレーシアは、3月18日にアジアで初めて事実上のロックダウンと活動制限令が発動し、不要不急以外の外出での取り締まりが強化されていて、先日は日本人含めたジョギングをしていた外国人が逮捕されたなどのショッキングなニュースもあったので、多少の不便はあれど外での運動を推奨してくれている環境は有難いと思いつつ、日々感染者の数は増えている状況だし政府の方針もいつ変わるかわからないので外出も可能な限り控えたいと思っています。
ソフトロックダウン3日目、普通の生活が送れています
もちろん、生活に必要不可欠なもの以外の小売の店舗はしまっていますが、スーパーもコンビニもテイクアウトのみで営業している飲食店も開いているし、デリバリーがとっても普及しているので食べたいものはアプリで簡単にオーダー可能で特段不便ありません!
更には、LAZADA(日本でいう楽天)などのECプラットフォームも普及していて、食品以外のものも購入することができます。今日もおとといアプリで頼んでいたおむつが届きました!
それでも、モールに入っているフードコートは一部の店舗しか営業していなかったり、
今までとは見慣れない光景が広がっていることに少しショックを覚えます。
友だちとは外で遊ぶのが好きだけれど、基本お家大好きな長男を一日一回外に連れ出すための口実となるアイスクリーム屋さんもテイクアウトのみで営業していて助かっています。
テレワークだと時間を気にしないでいいのでつい働きすぎる面も否めず、気が付くと19時を回っていた今日はモスバーガーのデリバリーを!
アプリで頼んだら27分後に到着とのことだったので、その間にコーンと豆乳のポタージュとサラダ(切ったのみ)を準備!
テレワーク用のデスクが一つしかなく、明日もう一台届く予定なのですが、そこで問題となったのはどちらが現在あるデスクを使用するか否か。。
結果的に、私が目に入るとまとわりついて離れない次男がいるので、私が書斎を使用し、夫がリビングのテーブルにて作業してくれています!
私がお茶を淹れにキッチンへ向かおうとするとまとわりついて離れない次男。常にこの状況だと可愛すぎて仕事にならなさそうです・・・
次男をプリスクールに通わせているけれど、小学生の長男の下校時刻が不規則のため住み込みのフィリピン人ヘルパーさんを雇っていて本当に良かったと実感しています。
東京で働いていた時は、実家も義理実家の両親も遠く、子育てを人に頼るという経験はあまりなかったのですが、今の状況でヘルパーさんがいなかったらどうなっていたんだろう・・
いつも邪魔されて1ページ目から読み進められていないAI関連の本を手に持った次男。もしかしたら私はいつもこんな格好をしているのかな・・ 人をダメにしてしまう無印のソファー。シンガポールでも購入できるけれど、もってきて良かったものの一つです。
まだ制限はされていないけれどお散歩は一日一回に!
ガーデンシティと呼ばれるシンガポール。街中にも緑がいっぱいあります。
不要不急の外出は控えるように言われているけれど、免疫アップのため運動するように推奨されています。
幸い、現時点では外出の回数など制限は出されてはいないけれど、できる限り外に出る機会を減らしたいのでお散歩は一日一回に。
普段から人を見かけないなと思っていた大統領官邸前のイスタナパーク。この日もやっぱり人はいなくて、ゆっくり次男との夕方のお散歩を楽しむことが出来ました。
購入していてよかった♡ドラえもんの科学・社会ワールド
3年生になった長男。相変わらず「なぜ」や「どうして」の質問が多く、春休みに入って私がテレワークをしている状況でも、度々私がテレワークのため籠っている書斎に質問をしにくるので困ったなとおもっていた際に紀伊国屋で見つけて購入したドラえもんの科学・社会ワールドシリーズ。
少しずつ買い足していて、春休みに1冊ずつ小出しにしていたのですが、ドラえもん好きな長男に大ヒットでした!
漫画+コラム(文章)があり、楽しみながら知識もつけることができ、ページの端には問題もあったりで、とってもはまってくれています。
長男からのリクエストで追加購入した『ミクロの世界』。ミクロという言葉を知ったのは私はいつだったのだろうか・・
私は『食べ物とお菓子の世界』にはまっています。私も勉強になる!
来週から学校がオンラインで始まる予定なので、今週は塾の課題をやりながらゆっくり過ごしていました。
子ども関連のものが一番悩んだけれど、、
ソフトロックダウン開始前に唯一買いそろえたものは文房具。ECが普及しているとは言え、日本に比べるとそこまで欲しいものがすぐ手にはいるわけではないし、やっぱり店頭で見てみて初めてこれが必要だと気が付くのも多く、長男を連れて文房具屋さんで画用紙や紙粘土、次男用にクレヨンの買い足しなどをしました。
洋服や下着もユニクロのオンラインで購入できるし、おやつも日本のスーパーも営業されているしと、意外に事前に購入しておくべきものはなかったけれど、折り紙をもっと買い足しておけばよかったなと感じています。(ダイソーも閉まってしまったので)
今日の長男の絵。スイッチだけど、画面が全部黒で途中で塗るのが面倒になったみたいです・・・
3連休は何して過ごそう?
シンガポールがソフトロックダウンになって3日目。
多少の不便はあるけれど、精神的にはずっと楽になった気がしています。
今までもなるべく外出しないようにしていたり、友だちと会うのを控えてはいたけれど、いつまでこの状況が続くかの見えない不安や、学校が始まってしまったら行かせるべきか毎日悩まなければいけない状況になるなと思っていたからです。
状況次第で変更はあるかもしれないけれど、このソフトロックダウンは現時点では5月4日まで!
始まったら終わりがあるのみ。ここ、シンガポールだからこそ皆が協力してこのソフトロックダウンを乗り切れるような気がしています。
シンガポールでは明日から3連休です。
朝からゆっくりグリーンジュースを作ったり、人がいない時間帯に公園を訪れたり、子どもたちとバナナブレッドを焼いたり、次男がお昼寝をしている間にゆっくり本を読んだり、、そんなことを考えているとワクワクしてきました。
ソフトロックダウン生活。不要な外出を控えることで大切な人を守ることができるならば、多少の不便も楽しんでいきたいと思います!
azusa
41歳/夫・息子(9歳・2歳)/手づくり部・料理部・美容部/2回目のシンガポール赴任を経て来春から東京での生活を予定しています。元気溢れる子どもたちに負けないよう、ヘルシー美人を目指しプライベートではホリスティックヘルスアドバイザーの資格を活かしながらヘルシーな食生活を取り入れています。Instagram:@s_azusa
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