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おでかけ部

ミナペルホネンの展覧会「つづく」東京都現代美術館へ

  • ai

2020.02.19

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先日、最終日を迎えたミナペルホネンの展覧会「つづく」東京都現代美術館へギリギリ滑り込みで行ってきました。

写真撮影OKの展示もあり嬉しかったです。帰ってからも写真を見返して本を読みながら反芻しています。

 

洋服の森

今までの作品が鮮やかで色とりどりに飾られて、見上げて惚れ惚れ♡また、とても綺麗な状態で保存されてきたことにも驚きました。

 

テキスタイルのためのデザイン・アイディアと試み

刺繍用図案のスケッチを沢山見ることが出来て感動しました。プリント用原画は色使いがとても綺麗で、織物用デザインは線の繊細さが美しかったです。使用している材料を見て新しい発見もありました。

▽ゴムスタンプを使う手法。

刺繍工場とのやり取りのノート、試作品の布たちもありました。

▽色々な人が関わって想いが込められた布だからこそ無駄にしない布の使い方。

▽ブローチは”thank you very batch”ネーミングまでおしゃれです。

▽余り布を新しいデザインに生かしていく工程。

 

 

洋服と記憶

着込まれた服とその愛用者によるコメントからは服と共にある人生や思い出が伝わってきてほっこりしました。

私もいつか人生の節目で、これだ!というミナペルホネンのワンピースに出会えたら永く着てみたいです。

全ての商品についてお直しをしてくれるそうで、人の手に渡ってからも皆川さんが作品を大切にしていることが分かります。時の経過によって色褪せることのない服だからお直しすることで永く着ることが出来て、着込まれた服の味を楽しむことが出来る。永く愛用されて使い手に優しいのも魅力の一つです。

 

 



経年変化を楽しむ布”dop”

着込まれた服の味を楽しむように、座れば座るほど布が擦り切れて裏の色が出てくる椅子があります。椅子の木の色が変わって味が出ていくように、布地部分も張り替えるのではなく経年変化を楽しむことができるのは素晴らしいと思いました。表裏両面を楽しむことのできる「ダブルフェイス」という全く新しい布で、 イタリア語の”doppio”=「ダブル」に由来し”dop”と名付けられたそうです。

 

 

何回も観たくなる展覧会

展覧会の空間構成も「つづく」のタイトルのように入口と出口が隣合わせで、終わってもつづくように始まりに戻ってこれました(自己解釈ですが)。中でテキスタイルのデザインのデッサンや作られる工程や歴史を見てから入口に戻ってくると、改めて様々な柄のクッションが並んでいるのを新鮮な気持ちで見て、好きな気持ちが一層と高まり好きなものが増えました。

 

 

布や服だけでなく建築や家具、器まで皆川さんの世界観を堪能しました。

 

終わってしまった展覧会のお話でごめんなさい。とても素敵だったので書かせていただきました。また展覧会があったら是非行きたいです。

 

お土産の可愛い子たち☺

 

 

 

 

 

ai

32歳/夫・息子(4歳・0歳)/手作り部・料理部・美容部/好きなモノ…インテリア・建築・写真・旅行。人生一度きり。好奇心を大切に。笑顔で子育てしながら一緒に成長していきたいです。
Instagram:@ai030_sun3

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