バレンタインデーも近づいてきて、何にしようか毎年悩む時期。

今年はどうしようか‥と考えていたらLogにてチョコレート作りのワークショップがあると知り、早速予約をしたのでした。

今回のLogのワークショップは尾道さつき作業所のチョコレート作り体験。

尾道さつき作業所は社会福祉施設で、利用者の方の自立支援の一つとして、利用者の方々がチョコレートや自家製ジャムを製造して販売、今回のようなチョコレート作りのワークショップを開催しています。

さつき作業所のチョコレートはLogやOnomichi U2などで販売されています。

ずっとこちらイベントに参加してみたかったので、楽しみにしていました！

時間までは軽めに尾道の街をブラリ‥。

 

尾道は小さな街ですが、山側は坂が多い場所だし、お店とお店が離れていたりとけっこう歩くことが多いです。

そのため、私はいつも朝から開いているOnomichi U2でドリンクとちょっと軽めのパンを食べてエネルギーを補給をします。(以前、頑張って歩き過ぎて帰りの電車で気持ち悪くなったことがあるので‥涙)

それがいつもの散策コースのスタートになります。

パン屋さんや食べ物のお店以外は11時オープンの所もあるので、それまではゆったりとU2で時間までデッキで風景を楽しみます。

 

エネルギーが補給できたら11時前くらいからまた始動します。

U2内の雑貨屋shimashopも11時オープンなのでチェックをして商店街に向かいます。

商店街には言わずと知れた「パン屋航路」

どのパンもハズレはありませんが、パン屋航路は特にベーグルが好きなので、何種類か購入しました。

その後、13時からのワークショップまでは時間があるので、軽めのランチ。

今回は尾道駅裏にある「MATN SUN BLE」さんに行きました。

ドリンク付きのキャッシュランチ。

しらすとほうれん草のキッシュです。

お店もゆったした雰囲気なので、つい長居してしまいました‥?

2階席は靴を脱いで座れる場所もあります。

 

 

‥しかし、ここで長居してしまい、当初行く予定だった「ネコノテパン工場」は時間の関係で断念。Logに向かう途中で「おやつとやまねこ」には寄ってお土産だけ購入しました。

 

13時からのワークショップだったので、ランチを食べてから急ぎ足でLogに向かいました。

Logは昨年の6月に西日本在住の100人隊の皆様で散策した場所。

 

大人の尾道旅その② 100人隊でお出かけ。

 

 

 

この日は普段は利用することのない会議室にてチョコレート作りのワークショップを行いました。

まずは、カカオ豆の皮を剥く作業。

ピンセットで一つずつ丁寧に剥いていきます。利用者の皆さん、普段から毎日しているので、本当に上手でビックしました。

一つ、一つ丁寧に。これが美味しいチョコレートを作る大切な作業なのです。

ほんのりカカオ豆の良い香りがしました。

 

剥いたカカオ豆はミルサーに掛けて、ねっとりとさせます。

それを自動石臼器に砂糖と一緒に混ぜ合わせます。

その状態の物を湯煎するとまさにチョコレートでした。

テンパリング作業を事業所の職員の方々がしてくれて、型流し。

急ぐので、少々垂れてますが(笑)

 

 

 

チョコレートが固まるのを待つ間に、さつき事業所で作ったチョコレートを使ったフォンダンショコラを頂きました。

それが本当に美味しくて！

途中からですが、瀬戸内の柑橘類を使ったマーマレードジャムを添えました‼️

 

オランジェットもさつき作業所で作っています。

ラムレーズンのアイスとも相性が良くて、美味しかったです。

こちらのフォンダンショコラは2階のカフェでメニューとして出すには1000円位はするそうです。

さつき作業所さんのチョコレート作りの手間隙掛けて作っている様子を拝見すると納得です。

なので、メニューには出せないため、今回のワークショップ用の特別メニュー！

贅沢なおやつタイムでした！

デザートを頂いている間に冷やし固めたチョコレートが完成して、早速型から抜きました。

型からはみ出したチョコレートをちょっと味見‥(笑)

カカオと砂糖のみのシンプルなチョコレート。

でも香りも良くて、余計な甘さがない大人の味。

我が家の子供たちはちょっとまだ大人の味のようなので、やはり夫のバレンタイン用にしました。

他にも何か一緒にプレゼントしないと寂しいかな？(笑)

何か購入しなければ‥。

 

シンプルな型抜きチョコレートですが、豆から皮を剥いて丁寧に作り上げた本格的なチョコレートです。

一つ、一つラッピングをして袋にいれて持ち帰りました。

 

さつき作業所のチョコレート、本当に美味しくて、価格は決して安くはないのですが、利用者の方々の丁寧な仕事が美味しいチョコレートを生み出しているのだから、納得なのです。

 

パッケージのデザインも自分たちで考えて形にしてもらっているそうです。

生き生きと仕事をする利用者の皆様の姿を直接拝見出来て、楽しみながらチョコレート作りの様子が分かるワークショップを企画して下さったLogやさつき作業所の職員の方々の企業努力に感謝の１日でした。

バレンタイン直前、毎年、チョコレートを求めて色々と翻弄するのを今年は心を満たしてくれるワークショップに参加出来て有意義な時間を過ごせました。

あとは子供たちの友チョコ作りのお手伝い(というか、ほぼ私が作っている気が‥?)を頑張って乗り切ります！