先日、わが家に小さなかわいいお客さまが来てくれた時、久しぶりに絵本の本棚を覗きました。
主人が本好きということもあり、わが家にもそれなりに絵本があり、息子が幼かった頃よく読み聞かせしていたなぁと、なんだか懐かしくなりました。
そんな中見つけた、クリスマスの絵本たち。
クリスマス前になるとよく読んで、親子でクリスマスを待ちわびていたのを思い出し、少しほっこりした気分になりました。
サンタさんを信じる子どもたちの気持ちって、本当に純粋で大切にしてあげたいです。
クリスマスの絵本たち
クリスマス前になると引っ張り出してよく読んでいた絵本たち。
絵本を広げながらクリスマスを待つ時間がまた、穏やかで幸せなひと時でした。
マーガレット・ワイズ・ブラウンの『ちいさなもみのき』
足が不自由で森に行けない息子のために、お父さんが森から小さなもみの木を運んできます。
毎年クリスマスの季節になると運ばれてくるもみの木とともに成長していく男の子。
そして最後にはとても素敵なクリスマスの出来事が。
男の子ともみの木の心のふれあいを通して描かれる温かいクリスマスの風景がとても素敵です。
カトリックの幼稚園に通っていたので、幼稚園のクリスマス会では毎年クリスマスの劇を子どもたちが演じてくれました。
そんなイエスの誕生というクリスマスのストーリーが、わかりやすく描かれた絵本が『クリスマスのものがたり』です。
こちらの絵本は描かれた絵がまた感動的で、大人も一緒に楽しめる絵本です。
インテリアとして飾ってもとても素敵だな、と思いました。
機関車が好きだった息子に、よくリクエストされたのが『急行「北極号」』です。
C・V・オールズバーグの絵と文を村上春樹さんが訳しています。
クリスマスイヴの夜中に急行「北極号」に乗って北極点へ旅をする少年。
北極点ではクリスマスのおもちゃを作る工場と、そこで出会う本物のサンタクロース。
クリスマスを信じる気持ちを忘れかけた大人たちにも、心から信じていれば鈴の音はきっと聞こえる、というメッセージを送ってくれます。
よかったらみなさんも、クリスマスまでの時間を、お子さんと一緒に絵本で楽しんでみてはいかがでしょうか?
クリスマスと息子との思い出
サンタさんを信じていた可愛かったあの頃…笑
クリスマスツリーには、息子が幼稚園で作って帰った赤いブーツを飾り、サンタさんとのお手紙のやりとりをしていました。
そんなお手紙が捨てられなくて、今でもブーツに大切にしまってあります。
LEE1月号の「家族を飾る」アイデア。
思い出をインテリアとして上手に取り入れる「家族を飾る」アイデアがとても素敵で、私もクリスマスにはこのブーツを飾ってみるのもいいな!と真似してみたくなりました。
最後に…
いよいよサンタさんの存在を疑い始めた小学生高学年ころ。
小さい頃から今まで信じてきた子どもの気持ちを傷つけずに、どのように本当のことを伝えようか迷っていたとき、お友達からのアイデアをおかりして、サンタさんから息子に向けて最後のお手紙を届けました。
「これからは、サンタさんの代わりにパパとママがプレゼントを届けます。いつまでも空から見守っています。」というような内容のお手紙を書きました。
昔習った筆記体で。笑
いつまでも大切にしてあげたい、サンタさんを信じる気持ち。
でもいつか本当のことを知る時がくる。
そんな時、少しでも子どもの気持ちに寄り添った伝え方があればいいなと思っていたんですよね。
息子にはどう伝わったかは分かりませんが…。笑
サンタさんを心待ちにしているお子さんと過ごす時間。
本当に幸せな時間だと思います。
みみん
44歳/夫・息子(15歳)/手づくり部・料理部/料理、ファッション、インテリアなど、自分なりに楽しみながら過ごしています。日々の暮らしを潤いあるものにするために、毎日を少しだけ丁寧に。素敵なLEE100人隊の皆さんから、たくさんのヒントをいただきたいです!
Instagram:@nekojya
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みみん