暮らし発見

中国茶を学ぶ 〜烏龍茶〜

  • TB ゆめい

2019.10.15

  • 6

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おはようございます!ゆめい です。

少し遅くなりましたが、先月の中国茶レッスン。

今回は日本人にも馴染みの深い烏龍茶です。

 

福建省烏龍茶

日本で1番有名な中国茶といっても過言ではない烏龍茶ですが、じつは中国ではそこまでメジャーではなかったそう。

中国人は基本緑茶が大好き。その昔、烏龍茶の茶葉は長期保存のためローストして焦げた茶葉が多く、黒い茶葉=古いお茶?と思われていたようで。。最近では技術の進歩により焦げていない茶葉が主流に。

今回は上海の南部に位置し、山と海に囲まれた福建省にある2種類の烏龍茶をお試ししました。

驚いたのは同じ茶葉でも焙煎、発酵の仕方次第で烏龍茶にも紅茶にも変化するのだということ!

 

●永春佛手●

烏龍茶とは緑茶と紅茶の間に位置付けされます。こちらは半発酵させて軽く焙煎をしたもの。

あっさり飲みやすい♡烏龍茶というよりは緑茶の感覚です。

続いて…

同じ種類でこちらは焙煎強め。

少し色づき香ばしい香り。これぞまさに烏龍茶!

こちらは発酵のみの茶葉。

なんと紅茶になります。焙煎をしていないので渋みはありません。あっという間に西洋の風味。不思議!

 

●安渓铁观音●

鉄観音は厚みのある茶葉なので蒸らし時間がかかります。

上の永春と比べるとさっぱりした印象。色といい上品な味わいが魅力的。伊藤園の金の烏龍茶がまさにこんな感じですよね。

 

お茶を味わいながらしっかりランチも堪能してきました♡先生のおもてなしご飯は上海で気軽に手に入る材料で作るスペシャルなメニュー!お手製のラー油も美味です。

この日はいつも中国茶サロンをご一緒しているKちゃんのお母様も来海されていて楽しくてあっという間の時間でした。アテンドに連れてきたら絶対に喜ばれること間違いなし!

 

烏龍茶との思い出

日本で烏龍茶を一躍有名にしたのは紛れもなくサントリーの烏龍茶。その昔、実家の冷蔵庫には必ずこちらの烏龍茶が常備されていました。

長い間サントリー烏龍茶のCMは中国の様々な背景が舞台となり、耳に心地よい中国語が飛び交いながら中国人と烏龍茶にまつわるストーリーが繰り広げられていました。その影響もあり、まだ私が中国に縁のなかった時代から烏龍茶=中国のもの、という認識が常にありました。とはいえ実際は中国ではそんなに認知されたものではなかったようですが^ ^;

なかでも私が一番印象に残っているのは「姉さんはよく食べる なのに…ずるい」というキャッチコピーのもの。(2006年くらいのものなので覚えている方も多いのでは?)

容姿端麗な姉に憧れと嫉妬のまざったコンプレックスを抱いている妹。女性なら一度は必ず抱く感情を30秒のCMのなかでギュッと描かれていて思わず感情移入してしまったほど笑。お茶は基本的にカロリーは少ないのですが、その中でも特に烏龍茶は美と健康に非常に良いという印象が強い気がします。

最近はより健康志向を追求した黒烏龍茶など市場を拡大し、CMの舞台も中国から日本へと移りましたが、その原点となる中国バージョンのCMを改めてまた見たいな。きっと今は中国語も多少は理解できるはず…?笑

 

 

 

TB - ゆめい

主婦・パート / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー

43歳/夫・娘(13歳・6歳)/手づくり部・料理部・美容部/上海にトータル9年間住んでいましたが娘の進学をきっかけに本帰国しました。ファッションやインテリア、小麦粉をこねることが大好き!ゆっくりしたいのに予定を詰め込みすぎてしまうのを何とかしたいところ。最近は早起きが習慣となり掃除やストレッチ、スイーツやお茶などのひとり時間を楽しんでいます。身長161センチ、イエベオータム。

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