前回の投稿から時間が経ってしまいましたが・・・
GWに出掛けた福島旅行の続きを紹介させてください。
旅先でその土地の工芸品を見に行くのが好きです。
今回の旅の目的の一つが会津漆器のお店でした。
会津の伝統工芸品「会津漆器」
私、10年くらい前の独身の頃に買った会津塗のお箸をまだ使っています。
すごく軽くて使いやすい上に、漆が全くはがれずとても丈夫なのです。
旦那にも使ってほしいと、夫婦箸を探しに
会津塗のお店が何軒があるという会津若松の七日町通りへ向かいました。
そこで歩いていて見つけたのが、会津漆器のお店「関漆器店」。
店内には、美しい輝きを放つ会津漆器のお重やお椀、箸の数々が並び、眺めるだけでも目の保養♡
目的の箸のコーナー。
色んな箸を持たせてもらいましたが、どれも驚くほど軽くて。
そして、何といっても漆のツヤが美しく華やかです。
下塗り、中塗り、上塗りと何度か漆を塗るそうなのですが、何度も漆を塗るのにも関わらず軽く、美しく仕上げるのが“職人技”だそうです。
これが伝統工芸の技術かと感動しました。
種類が多くて、迷いました。。
娘は、終始赤べこに夢中。笑
(お店の方が優しく見守ってくださいました。。)
そして、迷った末に今回購入したモノがこちら。
梅の花の絵入りのお箸。
長さもあるけど、それを感じないくらい軽くて使いやすそう。
もちろん、梅の絵は職人さんの手描きなので、どちらも微妙に雰囲気が違い、味があります。
そして、娘、息子用に色違いで漆のスプーンを。
漆特有の滑らかな舌触り、そして漆には抗菌性もあるので子どもにも安心なんだそう。
どれもツヤ、光沢が美しい・・・。
ほかにも、どさくさに紛れて。笑
ずーっと欲しかった豆型の曲げわっぱをSALEコーナーで発見♡
こちらは福島産の木を使っているそう。
かなりお得に買うことができ、ホクホク気分♡
ほかにもお椀など、気になる漆器が満載でしたが、
少しずつ揃えるのもまた楽しいかなと、今回は我慢。
(予算の関係もあり。。)
ちなみに、この七日町通りは会津の観光ストリートで、
大正期以前の蔵を残したレトロな建物が多いそうで、老舗の民芸品のお店やカフェ、色んなお店が並んでいます。(通りの写真、撮れませんでした。。)
そぞろ歩きが楽しい♡
ほかにも気になる漆器のお店や雑貨屋があったので、次回ゆっくり再訪したいです。
会津若松・鶴ヶ城周辺へ
新潟から近いこともあり、小さい頃から会津若松に遊びに来れば、必ず立ち寄るのがこちらの鶴ヶ城。
お城に詳しくはありませんが、お城を眺めたり、中を見学するのは好きです。
今回は天守閣には行けませんでしたが、
この日はお天気も良く、お城を眺めながらその周辺を散策するだけでも気持ちがよかったです。
地元名物などの飲食ブースがお祭りの出店のように立ち並ぶ、
「會津十楽(あいづじゅうらく)」というイベントが開催されていました。
(毎年、春と秋に開催されているそう)
観光客で賑わっていました。
お店の方々も時代衣装を着ているので、歩くだけで江戸時代にタイムスリップ(?)したような気分も少し味わえて、娘も楽しんでいました。
そこで食べたのがすごく大きくて、太さのある会津特産のアスパラ。
お店の方が注文を受けてから順に炭火で焼いてくれます。
そのアスパラに岩塩をつけて、熱々をいただいたのですが・・・、
すっごくみずみずしくて、ジューシー!
甘味もあってクセもなく、柔らかくて美味しかったなぁ。
写真にはないのですが・・・、
ほかにも地元鶏のから揚げや、岩塩を使った地元お菓子屋さんのシュークリームなど、
ここぞとばかりにモリモリ食べました。笑
そして、菊や藤、ぼたんなどの草花の絵が描かれた会津の伝統工芸品「会津絵ろうそく」のお店も。
ちなみに、漆器工芸が盛んな会津地方では漆が栽培され、その漆から蝋が採れたため、ろうそく作りも盛んになったとか。
その土地ならではの工芸や文化が生まれるきっかけを知ると、面白いなぁと感じます。
一本一本手描きの絵ろうそくは、どれも繊細で色鮮やか。
菊と藤の花が描かれたものを実家のお土産に。
と、この日の予定を振り返ると、
まるで熟年夫婦の旅(!)のような、なかなか渋い内容。笑
でも、楽しかったのでこの日も満足。
そして旅の記録は【福島の旅③】へと続く・・・。
TB - ミノリ
編集・ライター / 新潟県 / LEE100人隊トップブロガー
42歳/夫・娘(8歳)・息子(6歳)/料理部/お米と空気のおいしい、海と山が身近な新潟で暮らしています。興味のあることはいろいろ、料理は作ることも食べることも好き。自分が心地よいと感じる暮らしを目指して、試行錯誤中です。楽しいことや新しいことにもチャレンジして好奇心を忘れずに、毎日を全力で過ごせたらと思います。
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TB ミノリ