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暮らし発見

子どもたちにできることーLEE3月号/子どもの習い事で、私たち親のできること

  • ORI

2019.03.04

  • 16

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我が家の長男、卒園まであと半月ほど。
今年度の残り少ないカレンダーを見て驚きと寂しさが入り混じっています。

この春、長男は小学校に入学。
そして次男は幼稚園に入園。

初めての子育て、そして沖縄へ移住しての子育てに、右往左往する日々。
涙を流す毎日だった頃が昨日のことの様に思い出されます。
小学生になるという年齢で、何ができて何ができないのかを改めて考えさせられる日々。
これが普通なのか?自分が甘やかしてきたからなのか?
あらゆることに自問自答。

さて、昨日は長男のピアノコンクールでした。
音楽が好きな長男。
赤ちゃんの頃から色々な楽器に触れる教室やリトミック教室に通い、
私は吹奏楽部だったし、母や妹は子どもたちにピアノを教えられるくらいだったので
楽器に触れさせてみたい、そして脳にも良い?という話を聞いて始めました。
家での練習は気が向いた時にしかしないけど、
教室に行くのは積極的で、発表会もコンクールも出たいと言ったので挑戦させました。
舞台の長男は半笑い…
緊張するみたいですが、一生懸命弾いて、お辞儀する場面は満足気。
楽しかったと帰ってくる長男。
私はピアノで舞台に立ったことがないので、私ができなかった経験をしていることに、
素直に褒めて褒めてしまいます。

長男のピアノの舞台はいつまでなのかな、
小学校に入って続けられるのかな、なんて考えます。
今通っているいくつもの習い事も小学生になるので節目で、
どれを選択していくのか、大きな課題です。
気付かない間にもう最後になっていることもあるのかなと。

今回のLEEの特集で、長男のレゴスクールの写真を使って頂きました。
とても関心のある内容で、じっくりじっくり拝読。

(↓歯車を使ってエサやり機を作っているそう…仕組みの学習…既に私には難しい)

 

長男と次男、同じ幼稚園に通っていますが、次男はまだプレなので時間帯が違います。
車で約20分の幼稚園ですが、渋滞があったり、2度の送迎の日もあり、
そのまま夜まで息子たちの習い事の日々。
家事は全然思い通りにはできずに、クタクタになって寝落ちする日々。
家の中の散らかりや簡単に済ませてしまう食事を見て、これでいいのかなと思うこともしばしば。
でも何が私を動かすんだろうと考えると、
息子が楽しく幼稚園に通い、その後の習い事にもとても意欲的であることでした。
親として主人と話し合い、色々な選択肢の中から今の幼稚園や習い事をさせているのですが、
本当に楽しそう!体調が悪くても行きたい行きたいと言い続ける感じ。

大豆生田先生と100人隊の皆さまとのページがとても印象的だったのですが、
「非認知能力」にとてもしっくりきました。
この特集の前に読んでいたのがこちらの本。

こちらの本は、まさに自己肯定感をどう育てていくかという本です。
「子どものために望んでいることが、たくさんありすぎるんですー。」という文章から始まり
引き込まれました。
困難な状況や新しい経験を壁としてではなく、学ぶための挑戦として見られるようになる、
自己肯定感を育てるには毎日の子どもとのやりとりだけ!とのこと。
自分がやりたいことをやる、大人にしっかりと受け止めてもらう。
私では経験させられないこと、評価しきれないことを、
それぞれの場で先生やそこで繋がるお友達が育ててくれていることを改めて感じました。

驚きました、先生のお言葉にも「自己肯定感」があり、
大切なことを息子たちは吸収しているんだと実感しました。

先月、幼稚園のドッチボール大会が行われました。
この大会は年長さん恒例の、卒園する前の最後の大きな行事。

通園する幼稚園は縦割りのクラスで、
1クラスに年少さんから年長さんの3学年のお友達がいます。
今回の大会は年長さんのみの行事で全6クラスの総当たり戦です。

本番まであと10日ほどというタイミングでのリハーサル。
長男のクラスは6クラス中の5位。
いつも教室から笑顔で出てくる長男もお友達も「何回も負けた…。」とドンヨリ。
詳しい話も聞かせてくれず。

これはあかん!と本番まで残り1週間となった休日。
練習を兼ねて遊ぼう!と呼びかけたらなんとほぼ全員の出席。
家族全員で参加してくださる方もいて、大勢での集合となりました。
お父さん vs 子供たち、お母さん vs 子供たち、
そこに小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんも参加してくれワイワイ動き回りました。

投げるのが得意なお友達、受けるのが得意なお友達、逃げるのが得意なお友達。
みんな我が子についついこれじゃダメ!なんて口出しをしてしまうのですが、
周りのお父さんやお母さんが、良いところを褒めて認めて伸ばしてくれるんです。

まだまだ練習したいという子供たちでしたが、
あとは自主練で頑張ろうと解散。

それから毎日家族でボールの投げ合い。
我が家は美ら海水族館に行った休日をもイルカショーを見た直後も広場に行き、投げ合い。笑
大会前日は息子リクエストで500回!
主人の帰宅が遅く、どうなるかと思いましたが
なんとかできました…私400回、主人100回。

当日!

クラスのお友達の顔を見てびっくり。本気!
練習する前はちょっとでも勝たせてあげたいと話していた親も、
何位まで行けるかな、と笑いながらちょっと上位狙い。
そのくらいみんな自主練をしていた様子。

5回の試合をしますが、初戦は勝利。
優勝候補との2戦目に勝利。もうびっくり。母親同士、嘘?勝ったの?!と肩を叩き合いながらキョトン。
3回戦、4回戦はこれまで1勝もしたことのない強いチーム。こちらにも勝利。母同士さらに肩を叩き合う。
そして最終戦。一時リードされ追い込まれますが、なんとか粘ってギリギリで勝利。
全勝での優勝となりました!

元々強いチームだったわけではなく、誰か一人がリードしているチームでもなくて。
一緒に練習をして楽しんで、それだけではなく全員が自主練をしていたのがわかる試合展開。
優勝という最高に嬉しい結果だけではなくて、みんなで掴み取った様な。さらに絆が深まりました。
なかなかしたくてもできることではない経験で、本当に本当に嬉しく思いました。
親も子もみんなで熱くなれる、そして子どもたちの力で最高に嬉しい結果に繋げてくれた、
本当に幸せなことです。

まさに「非認知能力」「自己肯定感」ー

こういった経験にしても、幼稚園にしても、習い事にしても、
息子に色々な経験をしてほしいという想いは当然ですが、
それだけでなく、息子をしっかりと受け止めてくれる方がいることで
私も息子たちも成長させてもらえる気がします。

私が幼かった頃は近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんに色々なことを特訓してもらい
思い出すと様々な経験を積んできました。しっかり遊んできました。
でも今は核家族化で、遊ぶ場所も少なくなって。
時代や環境から個人個人での活動にならざるを得なくなっている気がします。
私は実家から離れ、私と息子たちとの3人 で日中を過ごさなければいけない状況なので、
周囲のお友達や、習い事の先生にお世話になることで、
悩みを相談したり、励ましてもらったり、充実感はいっぱいです。

なんだか、長くなり、まとまりのない文章ですが、
今回の特集はとても親として勉強になり、
今の我が家の状況を見つめ直す大きな機会を与えてくださいました。

自分の言葉や行動から、非認知能力や自己肯定感を高められるように
努力もしたいと思います。
しょっちゅう鬼になってしまうので。笑

さて、3月に入り、新年度、そして新時代まであと少し。
日々を大切に送っていきたいです!

ORI

37歳/夫・息子(7歳・4歳)/手作り部・料理部・美容部/兵庫で生まれ育ち、東京生活を経て、現在子育てに全力の日々です。暮らしの中にちりばめられた小さな幸せと今という時間を大切に過ごしています。いつまでも夢を持ち続け、正しく強く優しい心を持って生きていきたいです!Instagram:@shiori.mt.8

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