今日は本当に素敵な一日になりました。
春のような穏やかな温もりを感じる陽気の中、愛知県岡崎市にある『at the table est 2015』のオーナーで、料理家中條順子さん主催の料理教室に参加してきました。
中條順子さんの季節の食材を使ったヴィーガン料理。
いつかお料理教室に参加したいと思いながら、予約が取れなかったり都合が合わなかったり。
ようやく念願叶って参加させていただくことができました。
初めての参加でドキドキしてしまい、半分ふわふわしながらのスタート。そんな中、順子先生はとても優しくおおらかな雰囲気で緊張をほぐしてくださいます。
そんな順子先生が作るお料理は、選ばれた食材を、時間をかけてじっくり丁寧に仕込まれた調味料で味付けし、素材の良さを生かしながら作りあげていく、本当に美味しいお料理でした。
2月の季節のお料理のテーマは『黒い養生』
冬の食材に多い色の黒。今回はこの黒い食材をつかったお料理を教えて頂きました。
食養生のなかに、食材を5つに分類し、それぞれ味や性質を生かして調理する方法で、五行五味という言葉があるそうです。
冬は春に向けて、体を整え、うるおし、流す食。
柔らかく茹でた黒豆をペーストに、紫キャベツと白ネギを混ぜお団子にして、牛蒡の千切りを衣にして揚げたコロッケ。黒胡麻ペーストと白玉、葛を鍋にかけ練り上げて作る黒胡麻豆腐。その他、蓮根やひじき、海苔を使ったお料理は、素材の味が引き出され、とても優しいお味でした。
デザートにはココアと柑橘のケーキまで。
豆乳クリームが滑らかでとても美味しかったです。
順子先生はお料理だけでなく、食卓のあしらい方もとても素敵で、勉強になります。
竹の皮で包んだのは、土鍋でじっくりと炊き上げた玄米。緑を添えることで、食卓に優しい明るさを加えてくれます。
テーブルにもグリーンを飾ることで、黒が基調の食卓ですが、落ち着いた華やかさに。
普段はカフェもされているお店の中は、どこをとっても素敵で。
心地よい空間の中、美味しいお料理を楽しくいただく。
それは幸せな時間です。
ヴィーガン料理と聞くと、どこかストイックなイメージで難しく感じていたのですが、順子先生のお料理は家庭でもすぐに取り入れやすいレシピで、やってみようかな!という気持ちにさせてもらえます。
もちろん、肉も野菜も卵も使わないお料理を毎日作ることは難しいですが、今日学んだことを我が家の食卓でも取り入れられるところは活かし、自分なりに楽しんでいけたらいいなと思いました。
結婚して、1から始めた私のお料理は、家庭料理のレシピ本を見様見真似で15年が過ぎました。
家族には、からだに良いものを美味しく食べてもらえるように、お財布とも相談しながら、食材選びから奮闘している毎日です。
そんな日々のお料理に刺激を与えてもらえるお料理教室は、参加していて本当に楽しいと感じました。
年始に立てた目標のひとつ、今年はやりたいことをとことんやる!
順子先生のお料理教室に参加することも、やりたいことの一つだったので、その1歩が踏み出せたことが、とても嬉しく思います。
お料理教室では、お料理に興味がある方々との出会いも楽しみの一つです。
これからもたくさんの方々と出会い、そのひとつひとつの出会いを大切にしていきたいと思いました。
『at the table est 2015』
お店の写真、ブログの掲載は許可をいただいています。
みみん
44歳/夫・息子(15歳)/手づくり部・料理部/料理、ファッション、インテリアなど、自分なりに楽しみながら過ごしています。日々の暮らしを潤いあるものにするために、毎日を少しだけ丁寧に。素敵なLEE100人隊の皆さんから、たくさんのヒントをいただきたいです!
Instagram:@nekojya
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みみん