みなさん、こんばんは(^^)
本日は『人日の節句』、
松の内の最終日になりますね。
所説ありますが、
・お正月のごちそうで疲れた胃を休めるため
・早春に育つ若菜を食べて冬の青菜不足を解消するため
日本では【七草粥】を食べて無病息災を願う習慣ができたそうです。
わが家でも本日の夕食は七草粥(もち麦入り)にしました。
七草の効果
七草にも一つ一つ効果があります。
セリ
ビタミンA/B群、カリウム、鉄分が豊富。
目の充血やめまい、のぼせの症状を緩和させる。
ナズナ(ぺんぺん草)
消化機能を高め、利尿効果があるのでむくみ症状に効果あり。
ゴギョウ
胃腸の機能を高め内臓を元気にすることにより、咳症状を緩和させる。
ハコベラ
ビタミンC、ミネラルが豊富で胃腸を元気にさせ、止血効果あり。
ホトケノザ
筋肉痛、体のほてり、高血圧の予防を効果あり。
スズナ(蕪)
ビタミンA/Cが豊富。
冷えによる腹痛、風邪症状を緩和し美白効果が高い。
スズシロ(大根)
消化酵素のアミラーゼが豊富で胃腸の機能を高め、風邪の予防効果あり。
冬の養生
寒さ厳しい冬になると、『腎』の働きが弱りやすくなります。
生命エネルギーの貯蔵庫である腎の働きが弱まると、
水分代謝やホルモンのバランスが崩れやすくなるので、
冬の養生としては、腎を温め、潤し、気血の巡りを良くすることが重要です。
その際におすすめなのが『黒』の食材。
黒い食材には腎を助ける効果があり、
黒米、黒豆、黒きくらげ、昆布、ゴボウ、椎茸などが挙げられます。
本日はその中から、貧血予防に効果のある黒きくらげを使った、
『黒きくらげと卵の中華炒め』を作りました。
まだまだ寒い日が続きますので、
ゆっくりのんびり冬の養生をしていきたいです。
まころん
32歳/夫・息子(1歳)/手づくり部・料理部・美容部/愛知の海街から内陸県へ越してきました。毎日のお弁当作りに奮闘しながら、薬膳コーディネーター取得を機にお手軽薬膳についてもゆるりとお勉強中です。お休みの日はふらっと山登りへ。出会いを大切に、ぬくもりのある暮らしを心がけています。Instagram:@maco9249
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まころん