043の前の住人だった方のラストクリップに
「アムステルダム」という言葉がありましたので。
そして今ちょうど上野でフェルメール展やってますので。
勝手ながらバトンを受け取る気持ちで書いてみます。
一年前のアムステルダム
ちょうど一年前の今頃、オランダとベルギーに行ってきました。
日程の都合上、ゴッホ美術館にしか行けず
アムステルダム国立美術館にあるレンブラントの大作
「夜警」を観ることは残念ながら叶いませんでした。
マウリッツハイス王立美術館
その代わりにデン・ハーグのマウリッツハイス美術館にて
レンブラントの「トゥルプ博士の解剖学講義」を観ることができました。
そしてフェルメール作「青いターバンの少女」(真珠の耳飾りの少女)も。
この美術館はまさに宝石箱。建物も内装も本当に綺麗。
エレベーターまでお洒落。
外国の美術館って作品がほとんどガラスケースに入ってなくて、
足元にロープはあれど日本では考えられないくらい近寄って観られるし、
基本的にフラッシュ無しなら撮影OKという、アートがより身近に感じられる場所。
館内のカフェでお茶したのも素敵な思い出のひとつ。
日没が早い冬のヨーロッパ、美術館を出たらすっかり夜景でした。
寒いけど空気は澄んでるし、夏は混み合う観光名所も空いてるし、
クリスマスマーケットは可愛いし、この季節の良さもあって私は好きです。
ちなみに。映画「真珠の耳飾りの少女」(2003年)
コリン・ファース(好き♥)とスカーレット・ヨハンソンが出ています。
この中でフェルメールが絵の具を作るシーンがあります。
昔の西洋絵画の絵の具と、今でも日本画で使う岩絵具、実は作り方が同じ。
岩絵具とはその名の通り、色のついた岩を砕いて作ります。
当然、石を砕いただけでは紙やキャンバスに留まらないので、
接着剤代わりに動物性のゼラチン・膠(にかわ)を使います。
もしご覧になる機会があれば、気に留めておくと面白いかもです。
ちなみにちなみに。「フェルメール・ブルー」
フェルメールが好んだ青の原料はラピスラズリ。和名では瑠璃。
あの綺麗な青は、宝石にしてもいい石を砕いて絵の具にした、贅沢なお色なのです。
「あたしのターバンもね。」
ミキティ
39歳/夫/手づくり部・美容部/美術系と語学系が得意な帰国子女です。よく思いつきで動くので失敗することもありますが、概ねHappy-Go-Luckyです。
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ミキティ