おでかけ部

紅葉を見に長瀞へ

  • yuki*

2018.12.04

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週末、まだ紅葉が残っていそうなところを調べて、長瀞へドライブに行ってきました。

 

 

こちら秩父鉄道、上長瀞駅前の紅葉!真っ赤に色づいた姿で迎えてくれました。

さて、遅めに横浜を出たので(9時半くらいかな・・)渋滞にも遭わずよかったのですが、サービスエリアで休憩しながらのんびり行ったので、着いた時にはすでにお昼時。

駅からすぐのお蕎麦やさんでお昼を食べました。

 

 

文吉蕎麦 もみの木さんのざるそば。夫はくるみそば、息子氏は肉うどんを頼み、野菜ときのこの天ぷらもつけました。

天ぷら、2人前って書いてあったのにめっちゃ量あった・・。かなり美味しかったのですが、夕飯の時間になっても全然お腹が空かず、息子にだけいろいろおやつを食べさせたりして。

 

 

蕎麦自体もかなり美味しかったです。食べ応えのある田舎蕎麦という感じ。私は普通のつゆのを頼みましたが、夫が頼んだくるみそばのつけ汁も美味しかったらしく、気に入っていました。(ただ、とにかく天ぷらが多い・・・)

 

腹ごしらえも(過分に)すませ、いよいよ紅葉狩りへ・・!

 

 

 

お蕎麦やさんから車で2分。埼玉県立自然の博物館へ。

有名な長瀞の岩畳のある河岸からすぐのこちら。日本地質学発祥の地と言われています。そして紅葉の名所!

 

 

入り口のところにある背の高い針葉樹と、もみじの立派な大木。赤、緑、黄が一斉に視界に飛び込んできて、思わずわあっと感嘆が洩れます・・!

大人200円を払い(安い!しかも息子は無料なのでした)館内へ。

 

 

ガーン。来年の干支が剥製に・・。

ガラスのような眼をしたうりぼうを撫で撫でと愛でながら、「このこ、あんまり毛が生えてないんだね・・。薄いね!大人はこんなに生えてるのに」との感想をいう息子氏。アンタも幼稚園に入るくらいまでは頭が薄くて、母は悩んだもんよ。

ってか、生き物はだいたいそうなのである。生まれた時からフッサフサの子もたまにいるけどね。勉強になったかね?
当たり前のことのようだけど、やっぱり実物にふれると、実感を伴った貴重な発見があるもののようです。

しかし母は、こんな毛も生えそろってないうちに命を落として剥製にされたうりぼうのせつない運命を思って、心の中で泣いていたよ・・。

 

このイノシシをはじめ、県内で見られるいろんな野生動物の剥製がありました。猿、ハクビシン、きつね・・どれも触っていいんですよ。ほかにも「意外と毛が硬いよ!!」なんて興奮してる子がいました。あんまりこういう展示物を直に触れるようなところってないですよねえ。

そして、大量の昆虫の標本!!
剥製、昆虫、どっちも母は超苦手なので、あまり直視しないようにしながら回りました。だからあまり写真がありません(笑)しかし、男性陣はわりと平気なようで。父子は嬉々としてカメラを構えていました・・(ウヘァ)。

地質の展示の方はグロくもなく、大丈夫でした。地層や岩石の標本、化石類もいろいろ。石になっちゃってたら平気です。

奥の方には、ジオラマで再現された森林や鍾乳洞などがありました。野生動物の生育環境を再現するためのものなので、こちらもあちらこちらに剥製が配置されています・・!とにかくここは、油断するとすぐ何かの剥製や標本に出会ってしまうわけです。(※ジオラマ内の剥製には触れません)

 

 

ちなみにこちら、敷地内の隅っこでみつけた「蟲慰霊之碑」。おそらく、館内で私が目を背けてしまった、たくさんの標本たちを悼むものでしょう。

ここで働いている人たちは、きっと虫や小動物や植物が本当に大好きだから、この仕事を選んだんだなあ・・と気づきました。一寸の虫、五分の魂に対しての愛情と尊敬みたいなものがそこにありました。
どんな種類の生き物のどの個体にも、等しくひとつしかない尊い体、命。それを展示のために剥製にしたり、時には命を奪ったりすることに、心をいためてないわけないよなって。

でも、その犠牲のおかげでここを訪れる子どもたちが、生きものの命の不思議や、その背景にひろがる幾千万年の時間の欠片にふれることができるわけです。
自然への畏敬をもって研究に携わってきた人たちにも、感謝を。

ありがたいことだな、と手を合わせました。

 

 

さて、博物館の敷地内には、いくつかもみじの大木があります。

 

 

かなりの大木!傾き始めた午後の陽を透かし見ると、燃えるような美しさです。

 

 

まさに盛りで、見応え十分でした。

さて、通りを挟んですぐ側は公園になっています。

月の石もみじ公園というらしく、夜のライトアップなんかもあるようですが、賑わうのは先月までのようで。そのぶん空いていて静かで、こちらもゆっくり紅葉を鑑賞することができました。

 

 

赤いコートの息子。出がけに何も考えずに選んだんですが、紅葉林の中にたつとすごい映えますね!(笑)

 

 

こちら、ついでに私の服装!
スタンスミスに黒いネルのイージーパンツ、写ってないけど白っぽいセーター、ZARAの(汚れても心が痛みにくい値段の)茶色いコート。トフアンドロードストーンのブルーのポシェットに、ジョンストンズのリストウォーマー。

どんな格好でも、もみじの絨毯の上に立つと、いくらか写真映えするもんです(笑)

 

 

こちらの公園、松の大木もたくさん生えているので、もみじと混在して松ぼっくりもたくさん落ちていました。息子氏と一緒に集めます。

 

 

こうやって集めると、かわいい♡

 

 

枝についてるレアなのを見つけた息子氏も、かわいい♡
でも最近、背が小さいのを気にしているようで、かわいいとあんまり言われたくないようです。こっそり言おうっと。

 

 

緩やかに傾斜する林を降りていくと、荒川の方に出られます。

有名な石畳も見えてきました。

 

 

すごい!さっき博物館で見た通りの模様です。ひょいひょいと身軽に飛び歩く息子氏。こちらはおびえながら、中腰でついていきます・・。

 

 

おお〜!これぞ、私のイメージする長瀞の風景!

たぶん、先月はもっと華やかな感じだったんじゃないかと推測。
おそらく盛りを過ぎて葉が落ちてしまったんだと思いますが、少し残った紅葉にしみじみとした冬の美しさを見て、わびさびのようなものを感じました。

 

そんなわけで、これが我が家の平成最後の紅葉狩り(って何でもかんでも言うの、はやってますよね!笑)でした。来年はどんな年になるのやら。またどこか、空いててゆっくり見られるところに出かけられたらいいな〜。

yuki*

39歳/夫・息子(11歳)/手づくり部、料理部/横浜在住、大阪出身。港が見えそうで見えない丘の上の古い一軒家で、息子と年上の旦那さんと猫のリサと一緒に、楽しく暮らしています。本とラジオと美しい布が好き。がま口のお店をやっています。一度しかない美しい日々を、あたたかく綴りたいと思います。Instagram:@yukiiphone

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