毎年、11月に入るか入らぬかという頃になると、こたつの温もりが恋しくなってきます。
こたつを出すのに佳い日って、もしかしてあるのかしら。と思って調べてみたら、炉開きと一緒で、旧暦の亥の月亥の日がいいんですね。
イノシシは摩利支天の眷属で、火伏せの神とされているそうです。
というわけで、今年は亥の日を選び、昨日(3日)にこたつ開きをいたしました。
今シーズン、こたつ周りのもので新調したのが、こちら。
こたつ布団のカバーです。
昨シーズンまで使っていた布団(無印良品)自体は、丈夫でまだまだ使えるのです。が、デザイン重視で実物を見ずにネットで買ったカバーのほうは、素材の内側の繊維がイマイチで。
布団から剥がすたびに、ボロボロとホコリっぽいかすがすごい量出てくるのです・・・。可愛いかったので我慢して数年使いましたが、残念。
あたらしくカバーを探すにあたり、今度は布団と同じ無印良品のものにしよう!と決めて無印へ。・・・しかし。お店に足を運んでみたら、うちにあるのと同じサイズの布団自体が廃盤になっており、当然のように今シーズンはカバーも出ないようで。
(何気にこういうこと多いんですよねー!!湯たんぽも、カバーがなくて難儀した年があったなあ・・ぶつぶつ)
他のお店も色々と見ましたが、どこのお店もほとんどカバーを出してないんですね。あっても一種類とか二種類。
そもそも、こたつまわりの付属品の種類が数年前よりもかなり少なくなっていることにびっくり。バリエーションが少ない!
お店に並ぶこたつ布団は、カバーを被せることなく使える、柄入りのマイヤー毛布みたいな質感のものが主流になってるみたいで。カバーは、上からかけて覆うタイプのものが少しあるだけ。
うちにあるような、ファスナー付きのカバーを被せること前提で作られた白い布団には出会いませんでした。当然、カバーも見つからず。
前のと同じ轍を踏まないためにも、できれば実物を見て買いたかったんだけどなー。と思いつつ、楽天で色々探してポチったのがこれです。
グリーンとアイボリーとネイビーが混ざったブロックチェックの、あたたかな起毛素材のカバー。ふかふかで気持ちいいですニャン。快適ニャン。とのことです。
内側の素材もしっかりしていたので、どうやら、内側にボロクズが溜まることもなさそう。
唯一不満だったのは、大体のカバーについている(と思う)布団止めの紐がついていなかったことです。布団についているループを結わえておく、四隅についているあれです。ないと不便なので、被せる前に適当に紐を切って、ミシンで縫い止めました。
それにしても、これだけグッズの品揃えもバリエーションも少なくなってるとこ見ると、都会ではこたつユーザーが減っているんだろうなあ、と察します。うちは使わないと無理です。底冷えするんで!
あたたかな冬が過ごせますように。
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おまけ
こたつのお供はこちら、読書の秋の図書館本。
佐伯泰英の居眠り磐音シリーズ。来年、松坂桃李が磐音役で、映画になるんですよ。たのしみ〜!ぜったい劇場に見に行っちゃう♡
こたつ開きの日の夕餉には、あったか茶碗蒸しを食べました。
買ったばかりのヴィヒキルースのばらの茶碗で作った、黄色いふるふるの茶碗蒸し♡
こちらは、別の日のおやつ。
ヴィヒキルースのうす青いバラのカップにコーヒー、ピックパッカネンのスクエアプレートにりんごのパイ。
ことりさんの背中にのせてみました。重たそう!
yuki*
39歳/夫・息子(11歳)/手づくり部、料理部/横浜在住、大阪出身。港が見えそうで見えない丘の上の古い一軒家で、息子と年上の旦那さんと猫のリサと一緒に、楽しく暮らしています。本とラジオと美しい布が好き。がま口のお店をやっています。一度しかない美しい日々を、あたたかく綴りたいと思います。Instagram:@yukiiphone
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