毎年6月に入ると、行きつけの八百屋さんの軒先にすももが並びはじめます。
待ちわびているわたしは、すももを見つけたらすかさず数パック買って、ジャムにシロップにコンポートに、とあれこれ作りまくるのです。
すももの時期はとても短くて、あっという間になくなってしまう。
なので、あるうちはかなりの頻度で買っては作り、ときどき食べ、また買ってきて作り、を繰り返す。
取り憑かれたように、なにやら赤い瓶詰めををひたすら作り続けるわたしを見て家族は、そんなに作ってどうすんの、、、冬眠でもするの?と呆れ顔。
(↓こんなにきれいなルビー色のジャムになるのです!)
季節ごとの果物で保存食を作るのは、もはやライフワークになっていますが、こんなに好きになったのいつからだろう?と思い返してみれば、おそらくはむすこがまだ赤ちゃんの頃だった。
そこから年を追うごとにパワーアップ(?)しているわたしです。
果物で作る保存食をはじめ、野菜で作る保存食作りも同じように好き。
バジルの時期はバジルペースト、
大葉がわさわさ茂る時期には大葉のペーストを。
スープの素やソースの素にもなるピュレなども作って冷凍しておくと便利です。
ピクルスやマリネも季節の素材で作っては瓶詰め。
(ホント瓶に詰めるの好きねー、ともよく言われる)
ちなみに、こんがりグリルした夏野菜をマリネにすると、普通のマリネよりも大胆不敵・アグレッシブなマリネになっておススメです。
グリルの際に、ぱらりとカレーパウダーなどをふりかけて、その後マリネするとまたおいしい。
ビールに合いますね。(ビール飲めないけど)
ジャム作りの素材で、一番好きなのはすもも。
煮ていくと、みるみる本当に美しいルビー色になります。
皮も実もとろんとろんに一体となる様子は、見ていてうっとり。
フレッシュで食べるみずみずしさやさわやかな酸味も好きですが、すももはやっぱりジャムにするのがすてきな果物だなぁ、と毎年思う。
ジャムからのゼリーは定番のアレンジ。
果肉も皮もぎゅっとたっぷり入ったルビー色のゼリーは大人のゼリー。
フルーツゼリーによくある、果物の実と果物の実のつなぎ目的な、透明なゼリー液だけの部分がなくて、みっちりすもも!なゼリーになるのです。
大きなバットいっぱいに作って、端からスプーンですくって食べたい。
TB - あき
会社員・料理教室主宰 / 福岡県 / LEE100人隊トップブロガー
49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。
この記事へのコメント( 14 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
TB あき