GW,我が家では恒例になりつつあるキャンピングカーの旅に行ってきました。
2年前は京丹後、昨年は能登、そして今年は佐渡に渡ってみました。
気ままな家族による、ゆるくのんびりした5泊6日の旅、よろしけれお付き合いください。
といっても、全工程を綴ると非常に長くなってしまうので、佐渡に渡ったところからスタートいたします。
佐渡といえば佐渡金銀山
佐渡の相川金銀山は江戸時代から1989年まで操業。わりと最近なんですね。採取した金銀の選鉱場跡やシックナー。鉱石の処理場とそこに必要な工場用水を確保するため水と不純物を分離する装置です。東洋一ともうわれた施設です。
本当はもっと詳しく学んできたことをご説明したいのですが、なるたけ端的を目指すこのクリップ、上記ご説明でご勘弁ください。泣。
宿根木でタイムスリップとはんぎり体験
宿根木は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。この町にひとたび足を踏み入れれば、ノスタルジックな空気を感じること間違いなしです。JR大人の休日のCMで吉永小百合さんがこの場所に立っておられたのをご存知の方も多いはず。ちゃっかり真似なんてしてみたり。笑。人口が増えるにつれ谷を切り、川を埋め宅地を広げたのだそう。わたしの写真の三角家は三角の敷地を合わせて建てられていて、この土地ならではの工夫なんだそうです。
そして、目の前にある日本海の美しさといったら。。。↓
はんぎり体験
見てください、この海の美しさ!!海底まで澄み渡る海。透明度が高すぎて、海底から伸びる海藻も丸見えです。こちらは、矢島経島のはんぎり風景。
佐渡はんぎりとは、この地の人々の生活になくてはならない漁具でした。佐渡の杉と竹だけを使って職人さんが造っているもの。ゆったりと船頭さんが漕ぐ海上散歩は佐渡の海とその歴史をより身近に感じられる極上タイム。この日は看板犬アスティくんが一緒にクルージングしてくれました。アスティはこの島唯一の民間警察犬のジャーマンシェパードくん。実は私は中学生のころから12年間シェパードと暮らしていたことのあり、大感激の瞬間です!アスティ、生まれて初めての女子わんこに大興奮の図。はんぎり内、乗客の半分が犬という私には最高の絵!
岩場をぐるっと回って帰って来るとき、曇っていたのですが、よく見ると虹のようなものが見えてます。なんだか幻想的。
そのほかにも。かわいいカフェでお茶したり、大好きな地層岩礁歩きを堪能したり、(このあたりの地層は海底火山の噴火によってできたもので、枕状溶岩というものが多くみられます。ハワイ島のキラウェアもこれと同じ)ウミウシをみたり。
そしてやはり海
青く優しい色の海には柔らかい色合いの石たち。本当にきれいでかわいい色なんです。海を堪能する愛犬が入水すると、堤防にとまっているいるカモメがなぜか飛んでくる、しばらくしたらまたとまる、の繰り返しを眺めていたり、大満喫です。
おいしい水を求めて移転までしたという加藤酒造さんで『金鶴』を購入し、佐渡の湧き水育ちというお米を炊いて、地物の大きいのにわずか480円のぶりやひらめ、ズワイガニで海鮮丼にして晩御飯にしたり。はたまた、別の日には地元の居酒屋さんに行って、佐渡の風土や歴史の話を聞いたり。夕暮れ時に朱鷺が3羽飛んでいるのを見れたり。
佐渡は本当にのんびりとしています。
私たちは観光名所を回るのもいつもほどほどです。あまりプランなくその土地に行って、のんびりと車を走らせ、風を感じ、おいしいものを食べ、温泉に入り、歴史を少しだけだけれども学び、自然を満喫する。毎回どこにいってもこのような旅です。
そのスタイルに佐渡は優しく寄り添ってくれるようなあたたかな場所でした。
キャンピングカーの旅も3回目とあって、車内の写真も車体の写真もすっかり撮っておらず、ご紹介できていませんね。
でも!
ゆったり自分たちらしく旅がしたいという方には最高の旅スタイルだと思います。
あ、大事なことをお話ししていませんでしたが、キャンピングカーはレンタルですよ☺
リヨン
43歳 /夫/料理部/海と山のある町で温かな陽射しと穏やかな人たちに囲まれて日々ゆるやかに過ごしています。12年間共に幸せいっぱいで過ごした愛犬を想いながら大好きな四季折々の自然の風景を臨む時間と、その情景を切り取りアクセサリーに象ることが至福のときです。一瞬一瞬を大切にしながら出会うことに感謝の気持ちでLEE100人隊活動を楽しんでいきます。Instagram:@8anr_
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リヨン